鵜戸神宮｜海岸線の絶景かつ奇抜な場所に建つ圧巻の神社【宮崎観光スポット】

宮崎に来て鵜戸神宮に行かないなんてもったいない！とまで言ってみます。それくらい強く推したい、１度は行って見てもらいたい神社です。

その理由は主に２つ。全国的にも非常に珍しい造りですごい景色が拝めること。晴れていれば間違いなく絶景であること。

鵜戸神宮

鵜戸神宮があるのは宮崎市から車で50分ほど南に下った日南市です。道中には青島神社や堀切峠などの景勝地もありますのでセットで観光すると良いかと思います。

お乳伝説

鵜戸神宮には「豊玉姫命が御子育児のため、両乳房を岩にくっつけた」という乳に関する言い伝えがあります。その岩を「おちちいわ」と呼び、安産・育児を願う人々も多く参拝するお乳推しの神宮でもあります。ほら、楼門にも乳型の鋲が使われているんです！

ただ乳鋲は寺社の門などでよく使われているものなので、乳伝説との関係あるかは知りませんというガバガバ情報です。しかし乳推しなのは確かで神社が「おちちあめ」という飴を提供し、神社前のカフェでは「おちちあいす」が名物です。

おちちあいすを男性が食べていいのか…悩ましい。セクハラだとかフェミニスト団体が騒ぎ出さないか心配ではあります。なんでもすぐハラスメントに結びつけるハラスメントハラスメント、通称ハラハラに反対します！

稲荷神社の狛犬

狛犬マニアの方々は鵜戸神宮の中にある鵜戸稲荷神社の狛犬を見逃してはいけません。

大きさも形も特に・・・と思いきや口の中にちゃんと球が入っている！これ意外と入ってそうで入ってないんですよね。

そしてもう一つ、海中に沈んでいた200年以上前の狛犬を引き上げて修復した古狛犬。

こ、これは・・・目玉が飛び出ているのは海水圧から開放された深海魚と同じ原理なのでしょうか！？もしや西洋絵画を素人が勝手に修復したら原型をとどめていないのと同じことが起きてしまったとか？

参道を少しずつ下っていきます。

運玉の石碑に小銭がたくさんはめ込まれて運の文字がなんか格好悪いことになっています。 これって神社的にはOKなのだろうか？運を潰しているような気も…。 

運玉についてはまたこのあと登場します。

本殿

さらに進むと見えてきました絶景の切り立った岩肌海岸！晴れていればより素晴らしい景色なのはおわかり頂けますか？

こんな断崖に本殿は建っているのです。あの鳥居の奥ですよ。

そうこの鳥居の先です。嘘じゃないですって、巫女さんもちゃんとおられますよ。

断崖絶壁にあるこの狭～い岩窟の中にこんなにもしっかりとした本殿が建っているのです。こんな神社見たことありますか？

本殿をぐるっと一周して参拝しますが、前述した「おちちいわ」はこの中にあります。おちちいわから滴る水はまるで母乳、この水を使って作られたのが「おちちあめ」なんですね。

それにしてもほんとよくこんな場所に建てたよなぁと感心しかできない光景です。

運玉

巫女さんに少し話しかけてみようと思います。「運玉をお願いします」

頂いたこの素焼きの玉が運玉、5個で100円です。これを何に使うのかと言うと、日頃のストレスをこめて海に投げるのです！

じゃなくて運試しとして投げるのです。あの岩の上にあるしめ縄の輪がわかりますか？

男性は左手で、女性は右手で運玉を投げ、あの輪の中に入れば願いが叶うというのです。

それくらいならさほど難しくなさそう思えますがここには罠が。輪の中に投げても岩に跳ねて輪の外に出てしまうのです。これを回避するには真ん中に溜まっている水たまりに入れるしかない！

みなさんも是非やってみてください。5投100円ですので気軽に楽しめるアトラクションとしてもバッチリ！

日本全国の凄い神社教えてと言われたら、鵜戸神宮の名前は外せません。それくらいインパクトのある神社ですし、絶景でもあります。宮崎に行くことがあれば観光コースの中に加えてみてください！