道の駅おとふけ｜リニューアルでなつぞら！？十勝の人気観光スポットに

北海道音更町の道の駅おとふけが2022年4月15日に移転オープン。以前は市街地にある小さな道の駅でしたが、田園地帯に移転して規模は大幅に拡大！オープンから168日で100万人の来場を達成する十勝地方の人気スポットとして生まれ変わりました。

道の駅おとふけ

新しい道の駅おとふけは道東自動車道・帯広音更ICから南へ約700ｍ、田園地帯で周辺にはほぼ何もない場所に移転しました。しかし北海道らしいロケーション、さらには柳月スイートピアガーデンに隣接しているため観光的魅力はアップしたのでは？

そして別名は「なつぞらのふる里」。NHK朝の連続ドラマ「なつぞら」の舞台が十勝だった縁に由来してのネーミングです。しかも道の駅の住所は「音更町なつぞら2番地」。なんと音更町は移転を機にここの地名を「なつぞら」に変更してしまうほど、町をあげてのなつぞら推しなのです。 

まずはOTOFUKEのモニュメントで記念撮影。しかし手前の花で文字が見切れてるぅ！撮影台が設置されていて高いアングルなら背景が活きるような。惜しい！

しばた牧場

なつぞらエリアのメインとなるのは柴田家の母屋・サイロ・牛舎を模した建物が並ぶしばた牧場。OTOFUKEモニュメントの背景としてここが映るアングルならばよかったなーと。

建物内にはドラマで使用されたトラクター、仔牛の人形、農作業器具。

なつぞらの台本や主演の広瀬すずさんからのメッセージビデオも。

菓子店雪月

客席やお菓子作りの道具などが並んでいますが、ドラマを見ていないだけに詳しいことが書けない自分がここに…。

雪月には物販コーナーが併設されており、商品数はあまり多くないものの限定品を含めてなつぞらグッズを購入することができます。

農産物が野菜の種類ごとではなく生産者ごとに区画分けされている、逆に言うと同じ野菜が各所に散らばっている点が少し珍しい陳列方法となっています。

この中に超お買い得を見つけました！野尻農場さんのにんにく、これが２つで150円～180円！少し小ぶりとはいえ国産にんにくでこの価格は破格でしょう。

実は音更町は豆の町。そして音更町のキャラクターが大袖振大豆をモチーフにした「おおそでくん」です。

こ、これは…、おおそでくんの人気が出るには道の駅同様にリニューアルが必要だな…なんて思った人は自分だけじゃないはず。ちなみに特技は節分の鬼退治だそうですが、北海道では節分に撒くのは大豆ではなく落花生が一般的というプチ情報も差し込んでおきます。

フードコートの真ん中にはゴジラ！？ゴジラ音楽を作曲した伊福部昭氏は音更町で生まれたのですって。

十勝で有名な「ますやパン系列」の「みちます」はテイクアウト専門。おすすめは「オトプケ牛っと！カツバーガー」だそうです。

屋外に面したスペースには中札内田舎どりの唐揚げやよつ葉ソフトクリームを販売するSKYPIEAなどがあります。

十勝地方では大規模なサイクリングコースを提案していて、その関係で自転車利用者向けの設備も充実。駐輪場や自転車ラックはもちろんのこと、屋根付きの自転車修理スペース、チューブやバルブなどの修理部品を販売する自販機まで設置されています。

さらには車中泊専用の駐車スペースまで。利用の際はWeb、もしくは道の駅に設置された用紙にて登録が必要ですが料金は無料。登録自体は簡単で、メールアドレスと車のナンバーを記入する程度です。

ざっくりではありますが、以上が道の駅おとふけレポートでした。道の駅は隣接する柳月スイートピアガーデンと直結しており、車での往来も楽々。両施設を合わせて訪れることをおすすめしますよ。