越前松島水族館｜見て触れて学べる穴場【福井観光スポット】

福井県で１番有名な観光スポットじゃないかと思われる「東尋坊」から車で５分、とほど近い場所にある水族館が越前松島水族館。今回はここを応援したい！ということで記事にしてみました。

穴場と書きましたが繁忙期はもっともっと人で賑わっているかもしれません。自分が訪問した春の平日はお客の入り具合が完全に穴だったという前提でお話します。

越前松島水族館

ところで海に浮かぶあの島と橋はなんだろう？というのはまた後述。

入館してまず感じたのはノスタルジー！そう、なかなか年季を感じる水族館なのです。この中から特に特徴があるものだけピックアップして紹介しましょう。

プールといっても泳ぐんじゃない！触るんだ！

中にはイシダイ・メジナ・マダイ・アジ・スズメダイ・カワハギなどの魚がうじゃうじゃ、100円で餌を買ってばら撒こうものなら魑魅魍魎と化した魚たちに襲われる。しかもサイズがデカいんだ…30cmオーバーも。

無料のシャワー室と更衣室も完備しているので、このプールで遊んだあとに洗い流すことが可能なんですって、ありがたやー。さっきの海で体を清めることもできる！？

アザラシプールでタッチ

スイスイ泳ぐアザラシたちを少し高いところから見下ろすか？

それとも横から見るか？

間近で見るか！？

ここから始まる触れ合いタイム！

飼育員さんにウキウキで餌をもらいやってくるアザラシ、そして見せる原監督のグータッチにニンマリ表情。可愛い顔しやがって！

今が好機っ！グータッチで大人しくなっている間に優しくタッチOK！あ、温かくて柔らかいけれど張りがある…まるで・・・

そして何がいいって、お客が多くないのがいいんです。お触りポジション争奪戦とは無縁と言えるほどにらくらくタッチ。平和って素敵。

タッチした勢いそのままに次なるタッチにゴー。

ふれあい館

魚やヒトデなどにも触っていきますか？サメやエイにもタッチタッチ、リアル鮫肌体験。

ここまでは比較的あるあるタッチ。しかしこっちはなかなか強烈、巨大な水ダコ！

ビビりつつも、あ…握手しようじゃないか・・・きゅきゅきゅ吸盤が吸い付くぅ～！

さらに海の幸タッチコーナーでは生きた高級食材にタッチ！魚だけじゃなくて松葉蟹・うなぎ・伊勢海老にも触れちゃうお触り天国。

魚たちに触れて少し手が汚れたなぁ、手を綺麗にしたいなぁ、そんな奥様方に耳寄り情報！なんと無料で掃除してもらえるんです！

ぬるい水の中に大漁に棲む魚たち、彼らはドクターフィッシュという名のお掃除部隊。水槽の中に手を突っ込んでみると・・・

瞬発力がスゴイ、餌が来たぞと一瞬にして喰いかかられる。あ～社会を生き抜くために汚れた手が綺麗になっていく～。痛くはありません、むしろこそばゆい。さぁ怖がらずにやってみてください。

さて次のショーまで少し時間があるので前述の荒波へ

日本海の荒波

日本海が押し寄せる島と一本橋、ここは水族館の敷地からしか行けない修業の場。タイミングを誤ると思いっきり波をかぶるから注意です！

押し寄せる波の間隙を縫って「命」

荒波に命を賭して命を描く、命を大事に啓蒙活動です。しかし、命の文字が反転してただと・・・！？その結果・・・

橋を渡った島で波に飲まれる。その後、彼の姿を見た者は・・・ペンギンだった。

ペンギンおさんぽタイム

ペンギン館からノソノソと白線の上を歩いてくるペンギンたち。

彼らが向かう先は人工芝ゲージという現代社会の檻の中。ここで飼育員さんからのペンギン解説や質疑応答がありーの、ペンギンが糞をしーの、これがかなり臭いーの。

ここで急に雨脚が強まる、屋根を求めて待避！

イルカショー

そんな雨天でも安心して見られるのがイルカショー、屋根付き観覧席完備！ショーは1日4～5回開催で1回約15分。お客が少なく心なしか盛り上がりに欠ける感じ…のところを僕の熱視線でイルカを応援。

彼らは僕の視線に気づいたようで見事なコンビネーションジャンプで応えてくれる。

いきなりですが・・・そろそろお別れのお時間となってまいりました。

普通の魚がいる水槽？もちろんありますとも！マンボウやエイなどが泳いでいますけどそこは割愛します、あえてね。

越前松島水族館まとめ

• 所要時間は２時間ほどあれば良さそう
• あまり混雑していないのでゆったり見たい人にはもってこい
• 施設は充実しているとまでは言えない

入館料の割には少し物足りない気もしますが、混雑しないのであれば仕方あるまい！せめて閑散期を値下げすればもっとお客が増えるんじゃないかなーと思ったり。冬場はもっとお客が少ないだろうなぁ。地方の水族館として頑張って生き残ってくれー！

最後にここだけの話ですが・・・アザラシタッチは気持ちがいいですよ。