紋別市民のご当地グルメはカニ？NO！さつま揚げ！【北海道グルメ】

冬には流氷を目当てに多くの観光客で賑わう紋別市で愛されるグルメとは何か？モニュメントにもなっている名産品のこれ！？

自分も紋別といったらカニのイメージでしたが、地元民的には「揚げかまぼこ（さつま揚げ）」がソウルフードらしいのです。差し当たって有名なかまぼこ店を２つ教えて頂いたので実食調査に行ってみるとしますか！

小林食品店

一軒目は見るからに老舗感のある小林食品店（小林かまぼこ店）。数組の地元客らしき方々が大量にかまぼこを買う姿を見て紋別市民御用達なんだと確信しました。逆に見ず知らずの観光客が入店するには少々難易度の高い外観かもしれません。

お肉屋さんみたいなショーケースの中にその日作られた蒲鉾各種がズラリ。

「カステラかまぼこ」なるものも発見、ちょっとこれは気になります。

おそらく味は伊達巻なんだろうと思うけれど気になる。買ってみたい気もあるけれど、これを買うと本命の「天ぷらかまぼこ」に響くんです・・・こんなんですよ？

売り方の単位が大きい！

一番小さい袋でも400gとお一人様にはやや厳しいサイズ。念の為、店員さんにバラ売りはないか聞いてみましたが答えはNO！・・・仕方ない400gいっとこ！税込560円也。

かまぼこは弾力があってつまんで持ってもフニャフニャしません。

長方形で厚さは約１cm、これが15枚ほど入っていたので400gは結構なボリューム。

中身は何も入っていないTHEシンプルで味付けも控えめ。素朴な美味しさゆえに食べだしたら、ついもう１枚、ついついもう１枚となってしまう蒲鉾ですね。軽く炙って生姜醤油で食べると最高かも知れません。

ただ量が多いだけに腐らせてしまわないかがネック。そういう場合は冷蔵ケースに並んでいる真空パックの天ぷらかまぼこを購入するという手もありますよ。

出塚水産

紋別港に面した工場併設の出塚水産本店は観光客には何かと都合のいいお店。駐車場も広くて通りすがりの観光客でも入りやすい雰囲気です。

入店してすぐに飛び込んできた魅惑の4文字「揚げ立て」 。気づいたら財布の準備をしていました。

揚げたてかまぼこ

揚げたても嬉しいですが小さいのを1個から気軽に注文できるのも旅行者には嬉しい限り。10数種類の見本から好きなものを選んで注文書に記入し、レジにて精算すると揚げ始めてくれます。

充実のイートインスペース

5分ほど待てばアツアツかまぼこの出来上がり。さっそく2階のイートインスペースで食べるとしましょう。なんせそこには皿・箸・醤油が用意されている優しさがあるのですから。

さらに！水・お茶だけじゃなくてコーヒーまで無料のドリンクサーバーが完備だなんて至れり尽くせりじゃないですか！

準備が整ったので海を見ながら頂きましょう！

かにボール55円、たこボール55円、チーズ巻165円の3点で275円です。

バキッ

チーズ巻を箸で割ろうとしたら弾力に負けて折れ…。

やるじゃん、このプリプリ弾力。美味しくないはずがありません。そして、かまぼこ全てに共通して言えることは…

揚げたては最高の調味料！

これは揺るぎない真理でしょう！

新千歳空港でも買える

出塚水産は国内線ターミナル２階にも出店しており、「揚げたてかまぼこ」の販売もしています。

（↑画像参照：出塚水産公式サイト）

 納得の市民グルメ

揚げかまぼこは紋別ならではの味か？と言うとそこまでの個性はありませんが、紋別市民に愛されるグルメとしては納得です。きっと食べ始めるともう1つ…って止まらなくなりますよ。

ソウルフード感が強いのは小林商店、観光で利用しやすい出塚水産、どちらがいいかはケースバイケースで！