桃太郎は吉備国で生まれ、吉備団子を腰につけ、吉備国の鬼を退治し、そして伝説へ…。
という岡山県の物語だと思い込んではいませんか?そんな常識を覆す「新桃太郎伝説」が愛知県に存在しているのです。桃太郎は犬山市で生まれただって!?
目の前には木曽川が流れ、すぐ裏には山もある。確かにここなら「洗濯・柴刈り・桃の漂流」の条件が揃っています。その場所は犬山市の桃太郎神社(桃太郎公園)、なんというダイレクトネーミング!
桃太郎神社
鳥居をくぐる前から桃太郎色が強い!周囲にも桃太郎の気配が漂っており、このあたり一帯は桃太郎軍に占領されていると言っても過言ではありません。
境内には像が多数
赤鬼が桃太郎神社の旗を掲げている。完全に降伏していますねこれは。
犬猿の仲なのか、どことなくサルとイヌの間に距離を感じるのは考えすぎでしょうか?その奥には何かバンザイをしている人が見えます。
もろだしパッカーーーン!
奥の階段を登っていくと柴刈りを終えて山から帰ってきたおじいさんとすれ違う。収穫たっぷりだったからかその顔にはニンマリとした笑み。
それとは裏腹になんとも言えない表情の鬼たちは階段を歩かせてもらえないようで、脇の草むらを通って料理らしきものを運んでいます。
階段を登った先に鎮座している桃太郎一行。桃太郎を頂点とし、イヌ・サル・キジ、その下に鬼というヒエラルキー、見事な桃太郎キングダムが完成しています。
本殿
キュートな桃型鳥居の奥にあるのが本殿です。その右奥には可愛そうな鬼の姿も…、行かれた際には確認してみてください。
桃太郎神社のご利益は事故や病気からの「子供守護」
桃太郎のその後
桃太郎が鬼退治を成したその後についてご存知ですか?それについてはここに記されています。簡単に言うと桃太郎は山になったそうです。どういうこと!?
宝物館
桃太郎伝説にまつわるお宝がここに!
屋外には桃太郎や鬼との記念撮影ポイントがあり、屋内には鬼の金棒や珍宝も展示されています。
なんてシュールなパラダイスなんだ!
これは犬山市が誇るB級スポットということでよろしいのではないでしょうか?ちなみにこのコンクリート像の作者は浅野祥雲という方で、他の作品には関ヶ原ウォーランドなどが…。なるほど、どおりで珍スポットの匂いがしたわけだ…。
桃太郎神社 | |
住所 |
愛知県犬山市栗栖大平853 |
営業時間 |
宝物館|10:00~16:00 |
所要時間 |
約30分 |
入場料 |
宝物館|大人200円 子供100円 |
駐車場 |
無料 |
コメントをお書きください