柳家｜キムチ納豆ラーメンは盛岡４大麺！？【岩手・盛岡グルメ】

盛岡市でとある変わり種ラーメンを熱烈に推されました。それは冷麺・じゃじゃ麺・わんこそばと並んで盛岡４大麺（自称）というソウルフードらしいのですよ。ならば食べてみますか、キムチ納豆ラーメン。

納豆ラーメンを食べるのはこれで二回目。初めては前沢SAで話のネタとして食べた豆太郎納豆ラーメンでしたが、これが予想に反して絶妙な美味しさ！

そんな経験から納豆ラーメンには前向きです。しかしキムチの匂いと酸味が加わるとどうなんだろう…。少し躊躇するも、キムチ鍋に納豆入れるイメージから大丈夫だろうとお店へ向かいます。

柳家 総本店

現在東北地方で10店舗展開している柳家。盛岡市の繁華街、夜遅くでも賑わうエリアに店を構える総本店にやってきました。自家栽培の小麦で作るこだわり自家製麺ともりおか４大麺宣言がここに！

テイクアウトは右側の専用のカウンターで。食べていく人は暖簾をくぐって中へどうぞ。月曜～土曜は27時までと深夜遅くまで営業しています。

メニュー

注文は各席に設置されているタブレットで。おすすめマークはやはりキムチ納豆ラーメンとそのアレンジラーメンに。辛口はわかりますが、レアチーズ入りとはなかなか…。

それ以外にもマーボ納豆、納豆担々麺、キーマカレーなどクセの強そうなラーメンが目立ちますが、普通に中華そばや塩ラーメンもあって種類は結構豊富。

サイドメニューにはチャーハンもあり。

キムチ納豆・半チャーハン

量が多いと聞いていたのでキムチ納豆ラーメンは小サイズに、さらに半チャーハンでお願いします。小サイズは100円引きの850円。しかしやってきたのは到底小サイズとは思えないボリュームじゃないか！

小なのに普通のラーメンくらいの麺の量、さらに野菜入りなので普通よりも多いくらいの食べ応え。これが並だと鉄鍋でやってくるという大ボリューム。絵的には鉄鍋にするべきだったのしょうが、もしもに備えて守りに入ってしまった…。

具

野菜はネギ・もやし・きゃべつ・コーン、チャーシューではなく豚肉スライス、さらに生卵がドーンの見た目から個性的な一杯です。

スープ

『納豆の匂いすごっ！』

これが一口飲んだ瞬間に出た感想です。しかしスープのどこをすくっても納豆の姿が見つかりません。納豆味噌使用という記載もあったので味噌自体が納豆なのかも。ヌメりはほんのりくらいで特に気にはなりません。

ただ納豆が苦手な人でも食べられるかと言えば、これは厳しいでしょうね。それほどまでに圧倒的納豆感なのです。

対してキムチの存在感が弱い。9：1で納豆が強い、いやもっとかもしれません。辛さも気持ち程度しかなく、一味唐辛子を追加したほど。キムチや辛さが苦手な人でも食べられるでしょう。

麺

照明の関係で色味がうまく撮れませんでしたが、少し冷麺寄りな白っぽい中太麺です。冷麺ほどではないものの、もちっとした強めの弾力。かなり加水率が高いそうで、伸びにくいのも特徴なんだとか。

やはり味噌と納豆という組み合わせは兄弟だけあって相性抜群。コクがあって濃厚なスープは麺ともマッチしています。思いのほか違和感なく食べられ、確かに美味しい。

ただし結構しょっぱかったのは気になるポイント。生卵で中和をはかっても足りず、水を飲まずにはいられなかったほど。今回が偶然そうだったという可能性もありますが。

チャーハン

これまた少ししょっぱめ。胡椒も結構強くて、写真でも見える黒い粒がそれでしょう。パラパラとした仕上がりですが、その他に特筆すべきことはないかな。

ラーメンもチャーハンもしょっぱかったということはこういう味付けがデフォルトなのかも？東北地方は塩分濃度高めの傾向にあるのでいかに？次回はキムチなしの納豆ラーメンで検証してみよう、もちろん並サイズの鉄鍋で！