走行中の道路の先に突如として現れたあの高い壁はなんだ!?
手結港可動橋
この壁の正体は高知県香南市にある手結港可動橋という橋。こんな橋どうやって渡るの?もちろんこのままでは渡れません。時間帯によってこのように普通の道に変身する橋なのです。
これが決められた時間になると警報機が鳴り、踏切が降りて、橋が上がり始め、約5分でこんな姿の出来上がり。その名の通り手結(てい)港に出入りする船が通れるよう可動する橋なのです。
横から見る
これはすごいそそり立ち具合。可動橋の長さは約32m、角度は約70度というスタンディングブリッジ!
橋が上がっている時でも少し迂回すれば反対側に回れます。迂回しても車で1分、徒歩で5分なので橋による短縮効果は微々たるもの、そう考えると贅沢な感じも。おそらく漁協から荷物を運ぶトラックのために架けられた橋なのでしょう。
真下から見上げる
もうこれは首が痛いレベルの高さ。橋を1回上下させるだけでもすごいエネルギーを消費していそう。
管理室の上から
港を見渡せる展望台になっていますが、もう壁しか目に入らない。それぐらいのインパクトが手結港可動橋にはある!
可動橋の通行時間
橋を渡れるのは以下の通りで1日に合計7時間。橋が壁になっている光景を見たければこれ以外の時間帯ということになります。
駐車場
橋の見学者のための駐車場が管理室の向かい側に約10台分用意されています。
動画
橋が上がる全貌を収めたドキュメンタリーです
可動橋には回転だったり上下移動だったり観音開きで橋が上にあがったりなど色々なタイプがありますが、片側開きでこんなに角度にそそり立つのは珍しいのでは?しかもこの規模なのでかなりの迫力がありますよ。
手結港可動橋 | |
住所 |
高知県香南市夜須町手結 |
時間 |
24時間 |
入場料 |
無料 |
駐車場 |
無料 |
公式URL | https://www.city.kochi-konan.lg.jp/life/dtl.php?hdnKey=2631 |
コメントをお書きください