人生の中で『あー油揚げが食べたい!』となることってあまりないですよね?
ところが広い日本の中には主役として食べたくなるほど美味しい油揚げがあるんですよ!そのひとつが仙台にある定義山の油揚げです。仙台市民ならほぼ知っているくらい有名な油揚げなんですって。
定義とうふ店
有名な定義山の油揚げを販売する定規とうふ店は、定義如来西方寺へ精進料理用の豆腐製造するために創業したお店で、西方寺の門前町の一つとして営業しています。
そんなことも知らずにやってきたので頭の中はもう油揚げでいっぱいです。参拝は後回しにしてまずは油揚げタイム!
門前町の中でもひときわお客が集まっているお店があればそこが定規とうふ店、と言ってもいいくらい人気が集中しています。
1枚130円という手頃さ
あげたてあぶらあげはその場で食べて税込130円という手頃さが良い。食べて気に入れば袋詰された持ち帰り用を5枚で600円で。
どこぞのケンミンテレビでは長蛇の列でかなり待つと取り上げていましたが、回転が早いのでよほど日が悪くない限りはそんなに待たないと思います。日曜日でも注文するまで10分もかからずでした。
油揚げを受け取ったら空いている席を見つけてレッツイート!調味料は各テーブルの上に用意されています。
油揚げは絶品だった
130円ですが、最大辺15cmほどあるなかなかの大きさ。
まずは何もそのままいただきまーす!
サクッ
表面の皮が厚めにしっかり揚げられていてカリカリサクサクうまーだこれ!
厚さ3cmほどの油揚げは中身もしっかり、だけどふわっと軽い。スーパーで売っているしなっとして中がスカスカの油揚げとはまるで違う!そして香りも全然違う。やはりこれも皮の香ばしさが。
特製しょうゆが合う
テーブル上の調味料は特製しょうゆと七味唐辛子。これをたっぷりかけて食べるとより美味しさが際立ちます!
特製しょうゆがまた油揚げに合うんです!普通のしょうゆよりもスッキリした味わいで、自宅でも使いたいくらい美味しい。酸味も感じるけれどポン酢をブレンドしているのかな?
もう1枚おかわりしようか悩むほどに定義山の油揚げは美味しい!自分の想像を上回る美味しさでした。揚げたて+特製しょうゆでより美味しい。ネックなのは仙台市中心部から車で約45分かかるという立地くらいですね。
あ~~油揚げが食べたい!
定規とうふ店 | |
住所 |
仙台市青葉区大倉字下道1-2 |
営業時間 |
8:30~16:00 |
定休日 |
年中無休 |
駐車場 |
無料 |
公式URL | http://www.sankaku-age.jp |
定義如来西方寺
油揚げで満たされたので西方寺参りと行きましょう。
山門
門前町を進んで行くとドーンと待ち構えている山門は経年を感じさせるいい雰囲気。
境内は門前町がある割にはそんなに広くもなく意外とスッキリ。
鐘つき堂
誰でも鐘を一撞きしていいとなればもちろん撞きますよね?
一. 合掌ナムアミダブツ
一. 綱を持ち一回打つ
一. 合掌ナムアミダブツ
御廟貞能堂
定義山の名前に由来する平家一族、平貞能のお墓の上に建つお堂。源氏の平家討伐からこの地へ逃れてきた「貞能」が「定義」と名を改めたことから定義山となったそうです。
さほど大きいわけではない六角形のこの御廟が建築的もかっこよく、中もきらびやか。
簡単に写経体験もできるようです。
これにて参拝完了です!ナムアミダブツ。
いや、まだまだ参拝は終わっていない!広くもないと思っていたら、本堂は少し離れた別のところにあったのでした…。
本堂
こちらは打って変わって現代的な建物で立派の一言。お守りやご祈祷依頼はこちらでどーぞ。西方寺は縁結びの御利益もあるとかないとか。
五重塔
これまた少し離れた庭園の中には五重塔。ただこれは西方寺のシンボルとして昭和61年に完成したものなので歴史的な意味合いはなさそうです。
景観的には美しい!
人間の存在を見つけた池の鯉たちがすぐに寄ってくる。その様子はまるで蜘蛛の糸に群がる・・・なかなかグロテスクな光景。こいつら餌付けを理解してやがるっ!
抹茶処やすらぎ
疲れたら庭園内にあるお抹茶処で一服でも。
定義如来 西方寺 | |
住所 |
仙台市青葉区大倉字上下1 |
開門時間 |
大本堂境内|7:45~16:15 貞能堂境内|8:00~16:15 五重塔境内|8:00~16:15 |
拝観料 |
無料 |
駐車場 |
無料 |
公式URL | https://jogi.jp |
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