島根県松江市はお菓子が盛んな街ですって!?特に和菓子は京都・金沢と並んで「日本三大和菓子処と称さるくらいの歴史と伝統を誇るのだとか。ならばっ!
松江城周辺でお土産にも良い菓子店はないかなとグーグルマップで検索。そこで目に留まった「日本一小さな和菓子処」という文字。なにそれ気になる。口コミの数は少ないものの評判はなかなか良さげ。ならばっ!
一春庵
しかしそれは自分の脳が勝手に変換していたことにお店の看板を見て気づく。正しくは「小さな和菓子処 一春庵」だったのです。そんな間違いからの偶然の出会い。これも何かの縁ですし、折角ここまで来たのでお菓子を買ってみよう。
小さな和菓子処というのは来て見て納得。店内には先客がおひとりですが、これは入店せずに外に並ぶのが無難そうだ。その間を利用してお土産用と自分用は何にしようかなーと頭の中で計算して待ちます。
先客の奥様に『お待たせしてすみません』とご挨拶を頂き、入れ違いでいざ入店。お店はちょっと広い玄関を利用しただけのスペースしかなく、接客はおばあさんがおひとりで、これは一組ずつの入店で正解です。
おばあさんは丁寧で物腰が柔らかくてほっこりする接客。高齢での労働に対する表彰も受けているようで、本当にお元気で素晴らしい。
お菓子
和菓子だけではなくパウンドケーキや和風クレープなどの洋菓子寄りの物も。全部で10種類少々のお菓子が並んでいます。たい焼きがここに並んでいないということは注文後に焼いてくれるのかも?
基本的に食べきりサイズのバラ売りなのでひとり旅行にはありがたい!箱売りだと色々なお菓子に手を出せないで終わりますからね。しかも値段も手頃で買い求めやすい。
お土産用と自分用のお菓子を無事ゲット!店の外で待たれていた次のお客さんに『お待たせしました』とバトンタッチして退店です。
和っふる
冷蔵庫から冷えた状態でやってきた和風ワッフル、1個120円。
ワッフルよりも生地が柔らかく、2種類のクリームを1枚で包み込んでいる。どら焼きのクリーム版みたいな感じなのかな?
一見は一口に如かず、いただきます!
うまっ!!
生地がふんわりしっとりしていてどら焼きとも違うきめ細かい密度。食べたことあるようで食べたことないような…。これは何に似ていると例えればいいのか…難しい。
カスタードクリームと…ピーナッツクリーム?クチコミではきな粉クリームとの声もありましたが、いずれにせよナッツ・豆系クリームで香りが良い!甘すぎないバランスも良さで結構パクパクいけてしまう。
すいーとポテト&栗ようかん
すいーとポテトは1個150円でひと口でもいけちゃう小ぶりサイズ。これもまた上品な甘さと軽めの風味で焼き芋寄りの美味しさ。このクドクなさが和風すいーとなのかも。
栗ようかんは1個140円。甘さは控えめで羊羹にしては軽めの口当たり。ただ栗という点では少し物足りないかも。もっと栗の存在感が欲しいところですが値段を考えると贅沢は言えないですね。
読み間違いから偶然訪問することになった一春庵。観光客はほとんど訪れないだろうお店ですが、地元の方々に支持されているのは伝わってきました。実際自分の先客も後客も見るからに常連さんでしたし。
一春庵はまさに穴場の良店だとオススメしたい!特に和っふるはひとり2個は買っておいたほうがいいと思いますよ。1個だと後悔しますよ?
小さな和菓子処 一春庵 | |
住所 |
島根県松江市中原町285−9 |
営業時間 |
9:00~18:00 |
定休日 |
水曜日 |
駐車場 |
店舗前に2台ほど |
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