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トラピスチヌ修道院とトラピスト修道院の違いと観光の心得【北海道観光スポット】

函館エリアの観光スポットである「トラピスト」と「トラピスチヌ」の2つの修道院。聞き慣れない人にはどっちがどっちなのか混同したり、どちらも同じと勘違いしたり・・・あると思います!

 

かくいう自分も昔は同一のものだと思っていました。というのもトラピスチヌは観光地として有名、対するトラピストはお土産のトラピストクッキーが有名。これを勘違いし、トラピスチヌが作っているからトラピストという名前が付いているもんだとばかり。

 

似た名前の2つの修道院は「同じ系列の修道院」ですが、明確な違いがあります。それは

・トラピスチヌは女子修道院

・トラピストは男子修道院

というのを前置きした上でそれぞれの修道院がどんな場所か紹介していきます。

トラピスチヌ修道院

トラピスチヌ修道院は函館市街地の東はずれ、函館空港のすぐ近くに位置しています。函館駅から車で20分ほど、路線バスも走っているのでアクセスは良好です。

 

駐車場に注意

教会の駐車場はなく、近隣の有料駐車場を利用することになりますが注意!トラピスチヌ修道院のすぐ手前に「Pトラピスチヌ正門前」と掲げる駐車場があり、さも修道院の駐車場的な空気を匂わせて係員が誘導してきますが、ただの民間有料駐車場で客引きです。

 

それよりも修道院を少しだけ越えたところにある市営の「市民の森駐車場」をオススメします。民間は1回300円なのに対して市営は1回200円、修道院までの距離はどちらもほぼ変わりません。客引きが嫌いな方は市民の森を目指しましょう。

入館料は無料

現役の修道院なので修道女さん達の活動しているエリアは基本的に見学不可。庭と外観と資料館といった感じで、雰囲気を掴む形の観光スポットになります。

 

桜の時期に訪問したので見事に綺麗。教会や修道院と桜の組み合わせってありそうであまりないんですよね。寺社やお城と桜の組み合わせはいっぱいありますけど。

 

庭も手入れが行き届いて非常に綺麗。ただ花の彩り少なく、緑が基本の構成ですね。これだけの敷地なら花壇とかあっても良さそうですが何か理由でもあるのでしょうかね?

 

階段を登った一番奥にメインの建物。修道女さんたちが主たる生活の場がここです。もちろん中には入れず、外観のみの見学です。

 

資料館の中には売店とパネル展示など、ここで修道院の活動を多少伺い知ることができます。修道女の一日の行動を見ると・・・

 

朝は3時半起床、早い!

夜は7時45分就寝、早すぎるっ!

俗世にどっぷり浸かった自分にはこの生活は絶対に無理だ!

 

トラピスチヌ修道院の観光はだいたいこんな感じです。所要時間は約30分ほどでしょうか。観光地化されてはいますが、修道院が基本なので観光はおまけといったところです。

トラピスチヌ修道院

住所

北海道函館市上湯川町346

受付時間

9:00~11:30 / 14:00~16:30

休館日

12月30日~1月2日

入場料

無料

駐車場

近隣有料を利用
公式URL http://www.ocso-tenshien.jp

トラピスト修道院

トラピスト修道院があるのは函館市のお隣の北斗市。トラピスチヌ修道院からは車で約1時間の場所にあります。

フォトジェニックポイント

この並木の一本道がフォトジェニックと評判とのこと。しかしここを車で通行するのは基本NG!景観保護のために関係者以外は並木の手前で迂回路を通ってとの看板が設置されています。

駐車場

並木を抜けたところに無料駐車場、売店、トイレ。修道院はここから歩いて坂道を登ります。

修道院

坂を登りきったところに修道院、のゲート。はいストップ~、入れるのはここまでです!

 

隙間から覗くと見える綺麗な建物が修道院。しかし今はただここから眺めることしかできないなんて…。

 

修道院の内部を見学する方法もあります。

  • 往復はがきでの事前予約制
  • 男性のみ
  • 日曜日を除く

この条件を満たせば見学が可能となるようです。

 

門の横には小さな資料室があり、修道院についてを簡単に展示しています。修道士達が農作業、畜産、山仕事、バター作りなど色々やっている様子からかなり自給自足されているのだと感心。そしてトラピスト修道院の沿革についても。

ルルドの洞窟

修道院の裏手にある山の中に聖母マリア像が置かれるルルドの洞窟があります。

 

山を登って行ってみると、イメージする洞窟とはちょっと違う感じでした。岩窟の中に設置されたマリア像。

 

その横にあるのは礼拝スペース?これを洞窟と捉えたのでしょうか?

 

期待していた洞窟感はないものの、ここからの景色は綺麗。海の向こうに見える緑は函館山です。

 

見るものとしてはざっとこんな感じです。あとは・・・

評判のソフトクリームを売店で

駐車場に併設されている売店。ここでトラピスト名物のクッキーとバターが購入できます。そして美味しいと評判のソフトクリームがあります。

 

カップもコーンも380円。コーンもトラピスト自家製らしいのでせっかくならばコーンを頂きましょう!

 

男子修道院ではありますが、売店の方は女性でした。内部見学以外は女性でも一切問題ないのでご安心を。トイレもちゃんと男女別ですし。

 

ソフトクリームにはトラピストクッキーが1枚ついてきます。クッキーは牛乳と合うのでこれはいい組み合わせ。お土産クッキーの試食としてもポイントになる1枚です。

 

さて肝心のソフトクリームのお味は・・・ミルキー!とても牛乳感が強い、バニラではなくミルクソフトです。ミルク濃度が高いので溶けるのも早い!ミルクももちろんここで搾乳したものを使用しています。

 

 

ルルドの洞窟に行かなければソフトクリームを食べても所要時間30分ほどですみます。トラピスチヌ修道院もトラピスト修道院もあくまで現役の修道院、見るものが少ないと言うより、見ていい場所が少ない。観光というよりはどんな所なのか軽く見に行ってみようくらいの気持ちで訪問されるのをオススメします。

当別トラピスト修道院 売店

住所

北海道北斗市三ツ石392

営業時間

9:00〜17:00(4月〜10月)
8:30〜16:30(11月〜3月)

定休日

1月〜3月の日曜・木曜

料金

無料

駐車場

無料
公式URL https://www.trappist.or.jp
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