とん亭｜会津素材にこだわったソースカツ丼専門店【福島・会津若松グルメ】

会津若松の人はご当地グルメとされているソースカツ丼を本当に食べるのだろうか？札幌で言うところの「カニが乗った味噌バターコーンラーメン」のような、ほぼ観光客しか食べないグルメだったりするのでは？

と疑っていた時期が私にもありました。しかしどうやら会津若松の人は昔からソースカツ丼を食べているそうなのです。生粋の会津若松人が言っていたのですから間違いない！ならばその紛れもなく会津名物を食べに行こう！

とん亭

1972年創業のソースかつ丼専門店であり、かなりの有名店であるとん亭。観光客も多く訪れる人気店なのは駐車場に停まっている車のナンバーを見ても一目瞭然です。

メニュー

周囲の様子からすると、お客さんのほとんどがこの４つのうちのどれかを注文しているようです。

せっかくなので会津素材にこだわったという「会津こだわり丼」をいっておきますか！このお店で一番人気のメニューでもあります。

会津こだわり丼

会津コシヒカリのご飯の上に地元産キャベツの千切り、その上にソースに浸されたカツという構成で、はみ出る肉が大きい・分厚い！

断面から溢れ出す肉汁！

肉は分厚いのに柔らかく、ありきたりですが脂が甘くて美味しい。ソースが衣に染み込んでいるのでサクサクとまではいかないものの、サクッと感は残っています。

創業以来ずっと継ぎ足しで使っているという自家製ソースは、とろりと強めの甘さに酸味が加わった濃厚系。カツだけ食べると味が濃いのでこのキャベツ存在が重要、そして美味しい会津のお米が進みます。結構なボリュームですがペロリでした。

どのお店もソースは甘めでトロリとしているなのが会津の基本だそうです。量が多いと後半くどく感じるかも知れませんが、それがクセにもなるタイプ。福井のさらっとしたソースカツ丼とはまた全然別物ですね。