札幌市を抜け出し、国道247号線を夕張方面に向うと田園地帯の中に見えてくる魅惑的な看板の文字「薪かまどだき」。そこは由仁町にある人気おにぎり店なのです。
おにぎりあぜっこ
近年すっかり評価が高くなった北海道のお米。ここも北海道米を使ったおにぎり専門店ですが、果たして実力はいかに?実食です!
実際に行ってみると事前情報とちょっと違う点がチラホラ。新型コロナウイルスの影響も含めてリニューアルしたっぽいです。
変更点1:屋外で注文用紙記入
入店前に店先で注文を記入する必要があります。雨の日は濡れてしまいそう。
変更点2:サイズが150gのみに
以前は100gと200gの大小2サイズがあり、特に200gは割安ですごくいい事前情報でした。しかし、現在は150gのサイズに一本化され…残念。
変更点3:テイクアウトのみ
本来は店内飲食もできるのですが2020年9月現在はテイクアウトのみです。おにぎりの出来上がりまでは少々の待ち時間あり。店内で待たずに車で待つようにブザーが渡されます。密対策OK!
おにぎりの受け取りは再入店せずに窓からという徹底ぶり。約15分の待ち時間となっていますが実際は5分ほどでおにぎりゲットできました。
塩むすび と おこげむすび
賞味期限は2時間!?
これは一刻を争う戦い!さっそく車内で頂きまーす。
江戸時代に戻ったようなこのおにぎり包み、気分はすでに風来のシレンです。塩むすびなのに海苔がついているのは嬉しい誤算か!?沢庵もついています。
塩むすび
いかにも手で握ったという感じの厚さ感。コンビニおにぎりのご飯の重量が約100gなので1.5倍くらいのボリュームということです。これで税込227円。
おにぎりは空気を含み、簡単に崩れるほどふっくらほろほろ握り。パクリ…
米粒が立っている!
やや固く炊き上げられたお米はツヤツヤ、粒がまとまっているのにしっかり独立している。まさかこんなところでスタンドアローンコンプレックスを体感することになるとは…。
固め炊きなので粘りは控えめですが食感がいい。そして噛む米の甘さがある。これは確かに美味しい。
お米の品種は聞き忘れましたが、粘り的に言って「ゆめぴりか」ではないな…、おそらく「ななつぼし」じゃないかという適当な予想。産地は由仁町だそうです。
おこげむすび
おこげが混在してる以外は塩と差がありません。値段は塩より少しあがって税込260円也。
正直に申し上げましょう・・・おこげの意味があまりない!
おこげの香ばしさがさほど感じられないんですよ。むしろ湿って中途半端に硬い焦げの食感が白米の邪魔をしているまである。おこげ好きなのでこれにはちょっとがっかり。
アリかナシか?
今回は具なしのおにぎりのみの評価となりますが
・塩おにぎり ⇨ アリ
・おこげ ⇨ ナシ
という結果でお願いします!
塩むすびはコンビニおにぎりを買うより断然良いです。値段は少し高くても量はあるし味も言わずもがな上。こうなると唯一惜しまれるのが、200gの大サイズがなくなってしまったことですね。
おこげは値段が上がるほどの満足度が見つけられません。塩と同価格だったとしても自分は塩を選びます。
具ありおにぎりの是非についてはわかりませんが、おかずが欲しければセイコーマートで唐揚げを買えばいいんだ!ってことで僕は塩おにぎり派でいきたいと思います。米が美味しいのだからそれを味わうのが良い!
おにぎり あぜっこ | |
住所 |
北海道夕張郡由仁町東三川926 |
営業時間 |
4月~10月 / 10:00~17:00 |
定休日 |
火曜・水曜 |
駐車場 |
あり |
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