スキーシーズンになるとホテル代が大幅に高騰する北海道ニセコ。スキー場の近く、ましてや直結のホテルだったらそれはもうとんでもない価格に。そこでホテル代を安価に抑えたい方へ、トリフィートホテル&ポッドニセコをご紹介します。
トリフィートホテル&ポッドニセコ
グランドオープンしたのは2020年11月。倶知安町の市街地にあり、目の前にはローソン、隣接してスーパーとダイソー、飲食店も徒歩圏に多数、と滞在するには便利。スキー場からは離れていますが、冬季はスキー場とのシャトルバスが運行されます。
【画像出典:楽天トラベル】
駐車場はホテル前の敷地が無料。駐輪場はありませんが、屋根の下以外の壁際に駐めるか、バイクは自動車のスペースを利用しても良いとのこと。
チェックインを済ませ、カードキーで宿泊者エリアのドアをオープン。客室は通常の個室と男女別になっているポッド型簡易個室があります。今回はより安価に宿泊できるポッドタイプを体験。
カードキーで男性ポッドルームの扉を開けて中に入ると2本の長い通路があり、その両脇に部屋が。
各部屋の出入口はアコーディオンカーテン式で鍵はかけられません。カプセルホテルの進化版のような感じです。
部屋の6面のうち出入口を除く5面にはちゃんと壁があり、隣と天井で繋がっているとかはありません。立って歩けるし、カプセルよりもずっと楽。いびきなどの音に関しては聴こえてくることもありますが。それは運次第ですね。
貴重品はベッド下にある鍵付き収納スペースの中へ。大きな荷物で入らない場合はフロント横の無料ロッカーを利用することも可能です。
壁掛けのハンガーが3つ。
空調の風量調整、照明の光量調整、時計とタイマー、コンセントは部屋内に3つも設置されています。
テレビを視聴する際はヘッドフォンかイヤホンを使用する必要があります。しかし部屋には置いてありません。じゃあどうするのかといえば、自分の物を使う、フロントでヘッドフォン(無料)を借りる、フロントで100円イヤホンを買う、のどれかになります。これはちょっと面倒くさい。ちなみにスマホの充電器も無料で借りられます。
アメニティ類は宿泊者エリアの入口前に置かれているので必要なものをセルフでどうぞ。館内着、歯ブラシ、ひげそり、ウォッシュタオルなど、ひと通り揃っているのに加えて耳栓まであります。これはナイスサービス!
温泉ではありませんが大浴場完備、それとは別にシャワーブースも完備。飲食ができる湯上がりラウンジもあります。
ジュースの自販機に電子レンジもあり。製氷機はありませんが、フロントで用意してもらえます。
宿泊者エリアから出て、フロントの奥に行くとレストランです。今回は2食付きプランにしたので夕食・朝食もリアルにお伝えしますよ。
夕食
この日の夕食はメイン1品+ビュッフェでソフトドリンクはフリー、アルコール類は有料という形式です。サラダは種類も多くてなかなか良い感じ、ドレッシングは3種類。旅行時に不足しがちな野菜を幅広く補給できるのはありがたい。
しかしおかず類はこの1列だけと種類が少なく、正直ガッカリ感は否めません。なんなら1枚の皿で全種類盛れてしまいそうな感じ。
あえて比較しましょう、イメージ写真と!
【画像出典:楽天トラベル】
まぁあくまでイメージなわけですが、現実との差は小さくなかったと言わざるを得ません。スイーツなんてなかったような。しかしドリンクバーがコカ・コーラだったので良しとしましょう!
そんな感じで集めてきたメンバーがこちら。ビュッフェとしては物足りなさはあるものの、普段の食事と考えれば文句のない品数です。
ここでメイン料理である豚肉と地元野菜のヒトサラが加わっていただきます!
白米と味噌汁に合うのかというのはさておき、さすがメイン料理、美味しいです。一方、ビュッフェの料理ですが…、ホッケのちゃんちゃん焼きはいまいち、ミートパスタはイマイチ、コーンコロッケは美味しい、きんぴらごぼうは美味しい、レバーパテのバゲットは臭みが強くて美味しくな…と言った個人の感想です。
夕食全体の評価としては、2回目はないかな。
朝食
一夜明けて朝ごはんです。夕食があんな感じとなると朝食はさらに…と期待のハードルを下げまくって会場へ入ると、おや?夕食よりも朝食のほうがビュッフェが充実しているじゃないか!
メニューとしてはさほど特徴もありませんが、夕食にはなかったパンやスイーツのプリンもあります。これ以外にも料理はあったわけで、せめてこのくらいの種類を夕食時にもやってくれればよかったのに。なんて思ったり。
ちなみに宿泊プランの金額差から算出した食事の金額は朝食で800円、夕食で1200円ほどのようです。まぁそれならあまり文句は言えませんね。でも付けるなら朝食のみかな。
以上、トリフィートホテル&ポッドニセコをお伝えしてきました。立地、綺麗さ、設備、利便性など全体の評価としてはなかなか良いと思います。旅費を抑えたいスキー客の方にはオススメです。
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