北海道産小麦ゆめちからで作ったいちご帽子パンのお店。その名も『Sunao(スナオ)ないちご』です。帽子パンのお店なのですが、今回の主題はソフトクリーム同好会!そう、ここに思いっきり素直にイチゴなソフトクリームがあったのです。
Sunaoないちご
お店があるのは札幌市の桑園エリア。中央卸売市場の場外市場のほぼ隣で、駐車場は店舗前に3台分。イートインスペースはありませんが、店の前のベンチが利用できます。
入店して左側の棚に並んでいたのがいちご帽子パン。膨らませた袋の中に入れているというオシャレな販売方法はなかなかのグッドアイディア。ソフトクリーム狙いでしたが、これには思わず手が伸びてしまう。
帽子パンのお店と銘打っていますが、品揃えとしてはいちごを使ったスイーツのお店。いちご大福があったり、いちごジャムクロワッサンがあったり。恵庭市の農園で作られた「すずあかね」という品種が使われているそうです。
同好会の目的であるソフトクリームもちゃんとありました。ワッフルコーンで380円という手頃な価格設定で見本も良さげ。フレーバーはいちごのみという素直さです。
いちごソフトクリームをください!と言う直前で視界に飛び込んできた冷蔵ケースの中の萌え断面いちごサンドが美味しそう…。ではなくて、その下にあるいちごがたっぷり入ったカップに注目です。
このカップにソフトクリームをのせる!?『ほぼ』いちごソフトなるものが存在していたのです。とあらばノーマルいちごソフトからの方向転換を即決!
ほぼいちごソフト
サイズはちょっと小さめを選択しましたが、むしろ結構大きめです。ソフトクリーム自体は一般的な普通サイズと同じくらいのボリュームがありますよ。
カップの中にはやや小ぶりないちごが10粒ほどとマシュマロが数個。その上にいちごソフトといちごソース、さらに頂上にはいちごがドーン。食べる前ですが、600円でこれはイイかもー。
まずは山頂のイチゴを単体でいただきます。いちごの時期にはまだ早いということもあってか甘さは薄め、だけど酸味と果実の張りはバッチリです。
果物系ソフトでありがちなシャリシャリ感もなく舌触りなめらか。江別市にある町村農場の牛乳を使っているそうで、いちごだけではなくミルクの風味もしっかり。それでいて結構あっさり食べられる仕上がりです。酸味のあるいちご果実との相性が良い!
うん、これはなかなかの食べごたえで良いぞー。ワッフルコーンのいちごソフトよりもカップのほうが満足度が高そう。ただし結構溶けやすいので暑い日は注意が必要ですね。
いちご帽子パン
そもそも帽子パンは高知県のご当地パンで、ほとんどのスーパーで販売されているほど一般的な商品。麦わら帽子のようなその形が名前の由来の菓子パンです。しかしながら全国的にはそこまで知名度が高いとは言えず、初めて見る人も多いのでは?
直径は約15cm、表面は固めに焼き上げられています。イチゴチョコのようなものがかかっていますが、それ以外のイチゴ要素は見当たりません。というわけで半分にカットしてみると、中心部だけ赤い!?ここがドライいちごを練り込んだ生地なのですって。
帽子のつばにあたる外周部分はサクサク食感・香ばしさ・甘さが楽しめるクッキーとパンのハイブリッドのような部分。高知の帽子パンでもここが美味しいのですが、その反面中心部がパサパサで自分はちょっと苦手…。果たしてSunaoないちごの帽子パンは?
パサパサ…していなーい!それどころかモチモチしています。パンとしては少し珍しい食感。これが北海道産小麦ゆめちからによるものなんですって。これは新しい帽子パンかも知れない。
いちご感に関しては、香りはするもののそこまで強くはありません。もっと酸味も出していちご感を強めるとより良いかも?それよりもパンなのにケーキのような…カステラのような…そんな風味を強く感じるちょっと不思議な帽子パンでした。
Sunaoないちごは帽子パンのお店ですが、実質いちごスイーツのお店。この他にもいちご食パンやいちごチョコデニッシュなどもあるそうですよ。
さて最後に勝手にソフトクリーム同好会としての見解です。端的に申し上げて、リピートしたいお気に入りリスト入り!フルーツ系ソフトを提供するお店自体が多くない中で、さらに美味しい店となると結構少ないんですよね。そういった意味でも貴重なお店。次回はクロワッサンソフトを狙いたいなーと目論んでおります。
Sunaoないちご | |
住所 |
北海道札幌市中央区北11条西21丁目1-1 |
営業時間 |
10:00~18:00 |
定休日 |
年末年始 |
駐車場 |
店舗前に3台無料 |
公式URL | https://sunaona-ichigo.com |
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