函館にはラビスタ函館ベイ・センチュリーマリーナ函館・函館国際ホテルなど、豪華朝食で人気を博しているホテルが数多くありますが、そのお値段もやはりリゾートクラス。
そこで今回は費用を抑えつつ、満足できる朝食もあり、設備も良し、というコスパの高いホテルリソル函館をご紹介。1人旅行やビジネス利用にも便利なシティホテルなのですが、その宿泊費は通常でも割安、キャンペーン利用で破格でした。
ホテルリソル函館
函館駅から徒歩3分ほど、朝市もすぐそこ。屋台村の大門横丁など飲食エリアも近く、コンビニも目の前、各所へのアクセスや徒歩での観光にも便利な絶好の位置にあります。
以前はリゾート会社が運営していた「フィットネスホテル330函館」がRESOLグループに譲渡され、現在はホテルリソル函館として営業しています。
(↑画像引用:楽天トラベル)
外観には少し古さも感じられますが、内部は綺麗にリフォームが施されています。リゾートの名残でスポーツジム、ゴルフ、スカッシュ、卓球、ビリヤードなどの館内施設がありますが、大浴場がないのは少し残念。
駐車場
基本的にはホテル裏手にタワー式立体駐車場へ。ハイルーフ車や大型車には平面駐車場が別に用意されています。料金はともに1泊500円です。
バイクなどの二輪車は立体駐車場横の裏口前に無料で駐輪可能。ただし屋根は簡易的なものなので強い風雨だとバイクは多少なりとも濡れます。完全な屋根付き駐輪場を希望の場合は1泊500円で用意してもらえます。
リビングロビー
正面玄関を入って右手へ。そこにはコーヒーマシンや紅茶のティーバッグを完備した宿泊者専用のリビングスペースがあり、ゆったりくつろげーる。
カップは蓋付きなので部屋に持ち帰ってもOK。電子レンジは各階エレベーター前にも設置されていますよ。
Wi-Fiあり、新聞あり、カウンター席にはコンセントあり、ふかふかのソファ席もありでなかなか居心地の良い空間です。
ツインルーム
ひとりで宿泊ですが部屋はツインルーム。というのもシングルルームと値段が一緒だったので、ならば広い部屋を! 1人でこれはなかなか贅沢、2人で利用しても十分な広さです。
靴を脱ぐように区切られているのもヨシッ!テレビは大型をはじめ基本的な設備は揃っています。欠点を挙げるならばテーブルが狭く低い点。PCなどで仕事をするには使いづらく、デスクワークはロビーのほうが快適にできます。
お風呂は多少古さを感じるものの清掃はしっかり。カーテンがカビ臭いということもありませんでした。ビジネスホテルと比べて湯船が広めなのは良い!
朝食ビュッフェ
最上階の朝食会場はガラス張りで見晴らし良好。函館朝市とその先に摩周丸が見えーる。
バイキングなので好きものを好きなだけ食べ放題!ラビスタやセンチュリーマリーナのように種類が超豊富とまではいきませんが、なかなか満足できる食事が並んでいます。その中で北海道色の強いものを中心に紹介していきましょう。
まずドリンクコーナーに北海道のソウルドリンク「ソフトカツゲン」を発見!これは地味に高ポイントです。オレンジジュース、トマトジュース、お茶やコーヒーもあります。
さらには地元牧場の瓶牛乳も。とにかく濃厚らしいですよ。
北海道の郷土料理いももちにチーズをイン!北海道産ブリカツレツ?近年の函館はイカが減少する代わりにブリが爆増し、これを新たな名物にしていこうという取り組みをしているのです。
日替わりの炙りコーナーにはホタテ焼き。すぐ横にあるロースターで炙ったものを提供してもらえます。
その他にも刺身類、炒めもの、揚げ物、サラダなどが並びますが、一つずつ紹介していくと長くなるのでここらで割愛。自分の皿の上を解説していきます。
いかめし・だし巻き卵・コーンの揚げかまぼこ・刺身各種・ブリカツ・スクランブルエッグ・ウインナー・厚切りベーコン・いももち・イクラ。
この刺身たちをご飯の上にドーンと載せて、イクラ・サーモン・マグロ・生たらこ・イカそうめん・焼鮭のオリジナル六色丼の完成。これだけでも朝から贅沢です。丼から溢れるほどのイクラの海に溺れたいという人の夢も叶えられますよ!
サラダに並ぶ野菜はトマト・コーン・オクラ・オニオンスライス・レタス・ブロッコリ、さらにスライスチーズ、生ハム、スモークサーモン。
ホタテの粒は大きいわけではないけれど美味しい。おかわりしたのは言うまでもなく、3枚食べてしまったのです。
食事に満足してきたら珈琲とともに〆のスイーツ類へ。左の皿はクロワッサン・プリン・エクレア・チーズケーキ・オレンジ・パイン・ぶどう。右の皿にはグラノーラにヨーグルトとミックスフルーツ・アロエゼリーを添えて。
これら全ておかわりし放題!前述したラビスタやセンチュリーマリーナのような超豪華な朝食とはいきませんが、これでも十分な質と種類だと思います。
ただし連泊した場合の朝食メニューも基本的には同じになる点は少しネックです。二連泊目の朝食で変化していたのは炙りコーナーのホタテが豚串焼きに。そう、函館名物の焼き鳥弁当インスパイアですよ。
朝定食
新型コロナの影響でバイキングが中止となっていた時期は代わりに和定食・洋定食が提供されていました。今後定食で提供されることがあるかわかりませんが、参考までにその内容もお伝えします。まずは和定食がこちら。
小皿に盛り付けられた料理は絵的にも綺麗で種類も豊富。バイキングには出て来ないローストビーフと鱈の西京焼きが美味しかった!ご飯と味噌汁はおかわり可能です。
続いて洋定食はエッグベネディクトをメインとしたラインナップ。自分としては和定食のほうが好みでしたが、女性ウケがいいのは洋定食かなという印象です。
ただやはりホテルリソル函館では定食よりもバイキングのほうが良いですね!中でも海鮮丼・炙り焼き・サラダは自分的に高評価。さぁこの朝食とツインルームで宿泊費はいくらだったと思いますか?
実質の宿泊費は激安に
4月25日~と5月30日~の2回。どちらも繁忙期に入る直前といった感じで比較的安い時期でしたが、ツインルームひとり利用の一泊朝食付きで税込6000円というのが通常価格でした。これで6000円は割安でなかなかのハイコスパですが、さらに!
この価格に北海道・東北在住者限定割引(いわゆる県民割)が適用され、一泊朝食付きが半額の3000円、素泊まりの場合は2500円という激安価格に!さらにその上に一泊に付き2000円の地域クーポンが配布されます。
つまり実質一泊1000円で、今回紹介した朝食付きツインルームに宿泊できたということになり、あり得ないレベルの超激安でした!
今後は県民割に代わり居住地域を問わない全国旅行支援が実施される予定です。その割引を利用すればまた激安で宿泊できるチャンスも?その時は絶対に朝食付きプランにするのがお得!
旅行支援がなかったとしても十分コスパの高いホテルですし、楽天トラベルやじゃらんが行うキャンペーンやクーポンを利用すればさらに割引になることも。もちろんツインを2人で利用すれば1人利用よりも割安になります。
人気リゾートホテルとの比較
函館は観光地だけあってホテルの密度が高く、目的と予算に応じたホテルの選択肢が幅広い。近年は朝食に力を入れるホテルも多く、中でもラビスタ函館やセンチュリーマリーナ函館は綺麗で温泉大浴場もあり、函館旅行でおすすめの宿として以前紹介しました。
ホテルリソル函館は施設や朝食面では上記ホテルには及びませんが、価格面を考慮すると選択肢として負けてはいません。ビジネスホテルよりもいいホテルに、だけど費用は抑えたい。そんなニーズにピッタリなのです。
抑えた宿泊費で夕食やスイーツを豪華にしたり、レジャーに回すのも賢い選択の一つ。観光のみならずビジネス利用にも適しており、価格・サービス・利便性のバランスに優れたハイコスパホテルとしてホテルリソル函館はオススメですよ。
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