熊本市の西区に位置し、市内広域からその姿を望むことができる標高665mの金峰山。山頂からは、東に熊本市街や阿蘇の山並み、西に有明海を挟んで雲仙や天草の島々など広大な景色を一望できる観光スポットです。景色を求めて、さぁ山頂へ!
金峰山
金峰山山頂へはどのくらい登山しなければいけないのだろう?ある程度の労力は覚悟をしていたのですが、ルートを調べていく過程で『山頂ちょっと下まで一般車でも行ける』という情報を耳にします。ならば歩かず車で行きたい。楽していい景色を見たい。
目指すはグーグルマップ上の金峰山第2駐車場です。県道1号線から標識に従い金峰山方面へ。山道をぐいぐい登って行くと、狭い一方通行の道に変わり、立ち入り禁止ロープが張られている場所に出ればその横が駐車スペース。という名の砂利の空き地。
駐車場から山頂までは約5分
ここから遊歩道となりますが、頂上まではなんとたったの300m。
そこからは終始しっかりと整備された道が続きます。階段を登り…
何本もの電波塔の横を通り抜け…
ものの5分ほどで山頂へ到着。ある程度の登山は覚悟していただけに、少し拍子抜けするレベルのお手軽さです。
山頂からの眺望
山頂から展望できる西側の景色は熊本市街地。その奥にはうっすら阿蘇の山並みも。
街並みに目を凝らすと熊本城の姿も。
対する西側は有明の海。対岸には島原半島と雲仙岳の姿も!
そこから目線を少し下に向けると、あ、この南京錠は。。。かなり錆びついているのが気になったのはここだけの秘密です。
ちなみに夜景スポットとしても有名だそうです。がっ、夜に駐車場から山頂まで歩くには暗い!ライトなどの明かりは必須と言っても良いでしょう。スマホのライトでは少し心もとないかも。
山頂の設備
山頂展望台以外に何があるのかというと、まずはトイレを完備。ただし綺麗とまでは言えないので気にする人は事前に済ませておいたほうが良いでしょう。
そして建て替えられたばかりの金峯山神社。
さらには売店(山小屋)と自動販売機もあり。
ユニークな仁王像
金峰山の麓から山頂に至る登山道は何コースかあるようですが、そのうちの北廻り登山道には仁王像がいる!?
もしやここにも…あの個性的なフォルムをした仁王像が!?なぜかはわかりませんが、玉名市や大牟田周辺にはかなりこんな仁王像が鎮座している確率が高いのです。
ここの仁王像もこんな手作り感満載のキュートさなのか!?確かめるべく登山道入口にやってきました。
かなり朽ちてきているこの鳥居は実は金峯山神社のもので、北廻り登山道は参道なのだそうです。この先に仁王像が…
いたっ!背丈は低いものの、これは比較的ちゃんとした仁王像。ただ勇ましいよいうより可愛らしいお姿。熊本県北部の仁王像ってこういうのがすごく多いのですよ。一体なぜ!?その謎はまだ解けていません。
ちなみにここに至る道はすごく狭い!草木がガンガン擦れてくるので車で行くのはあまりおすすめしません。
金峰山 | |
住所 |
熊本県熊本市西区河内町 |
所要時間 |
30分程度 |
入場料 |
無料 |
駐車場 |
無料 |
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