スーパーなどで売られているシシャモのほとんどは本物ではないとご存知ですか?それはカラフトシシャモ(カペリン)という代用魚で本ししゃもとは別物なんです。
本ししゃもは北海道太平洋沿岸の水深120mより浅い所にしかいない日本固有の種。現在は漁獲高も制限されているために広くは出回らず、一般的には代用魚であるカラフトシシャモが食べられているのです。
本物のししゃもを食べてみたくはありませんか?
カネダイ大野商店
本ししゃもを一年中手軽に食べられるのが北海道むかわ町にあるカネダイ大野商店。さらに漁が解禁となる10月~11月にはししゃも寿司も食べられます。
※むかわ町には大野商店が2つあるらしいので注意
生干しししゃも焼き
秋には店の外にししゃもすだれが出現!サイズ違い・オスメス違いなどのししゃも各種が並びます。持ち帰りも地方発送もイートインもできます。
この中からオス・メス混合を選んでイートインします。と店員さんに伝えると伝票と一緒にかごに入れてくれるので店内レジで精算します。
オス5尾+メス5尾の10尾で1050円、15~20cmほどの大きさです。
今度はトレーに載せ替えてくれるのでこれを持ってテーブル席へ。店員さんがホットプレートにクッキングシートを敷いて、ししゃもを並べてくれて準備完了。
両面に焼き色がつくまで焼けたら…
うーんいい焼き色、いただきます!
ジューシーさが全然違う!クッキングシートに流れるほどの脂のりです。
生干しの効果なのか身も柔らかい。
代用魚も美味しいけど、それとは確かに違ってもっと美味しい。
ししゃも寿司
前述したとおり10月~11月の期間限定でお寿司も食べられます。店内で寿司職人が握るちゃんとしたお寿司ですよ。ただし、期間中の土日祝は非常に混むので注意!
こちらは券売機でチケットを購入してししゃも焼きと同じテーブルで店員さんに渡せばOK。 ちゃんと注文してから握ってくれるようです。
少し待ってやってきたししゃも寿司6貫1200円(税込)がこちら!
脂がしっかりのっていてツヤッツヤ!
ししゃもの身はフワフワで柔らかく、あまり食べたことない食感です。ヒラメやタラとも全然違います。ほんのり甘くて絶品!
お寿司は時期が短く現地に行かないと食べられないので難易度は上りますが…
一度食べてみる価値は間違いなくありです!
むかわ町以外でも食べられる
ちなみにししゃもが食べられるのはむかわ町だけではありません。日高町や広尾町でも水揚げされ、お寿司屋さんにもししゃも寿司が登場しますよ。
カネダイ大野商店 | |
住所 |
むかわ町美幸2丁目42 |
営業時間 |
10:00~17:00 |
定休日 |
1~9月は日曜定休 |
アクセス |
新千歳空港から車で約45分 |
駐車場 |
無料 |
公式URL | https://kanedaioono.com |
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