詰め放題はロマンであると同時に戦いである。遊びであり、遊びではない。お得を求めているのではなく、限界への挑戦心なのです。決戦の舞台は静岡県島田市、ふじのくに茶の都ミュージアム。
ふじのくに茶の都ミュージアム
そもそもここを訪れたのは純粋に博物館でお茶について学ぼうという好奇心から。さらに評判がなかなか良かったというのが理由でした。この時はここに詰め放題があるなんてことはつゆ知らずだったのです。
茶室も完備するかなり立派な庭園は入園無料。ここを散歩しにくるだけの人も結構いるのだとか。
博物館は大人300円・大学生以下は無料というなかなか太っ腹な料金設定。2階で受付を済ませ3階へ。まずは淹れたてのお茶でおもてなしを受けます。このお茶の香りがすごくて、口の中にしばらく残るいい香りに驚き!
展示内容の詳細は割愛しますが、世界のお茶に関する話と静岡のお茶の歴史についてがメイン。京都のお茶は上流階級のものだったのに対し、静岡は庶民のためのお茶として発展したとここで知る。
お茶に関する各種体験も。時間制のため入館時に空きのある時間帯に予約を入れるという形式です。
ミュージアムショップ
1階ミュージアムショップはお茶製品が豊富に揃っている実質お土産屋さん。
藤枝の有名なお茶屋「ななや」の商品も入っている!
ななやの超濃厚抹茶アイスNo.7がここでも買える!?
ななやの超濃厚抹茶ジェラートNo.7もここで食べられる!
色々な商品に目移りしている中で、目に飛び込んできたのが、挑戦心を掻き立てるこんなPOPだったのです。
茶飴詰め放題
LET'S 茶れんじ500円!
好きな茶缶を選び、その中に2種類の茶飴を詰めればいいだけ。細かいルールも制限時間もありません!はみ出てもいていいし、蓋が閉まらなくてもOK!
執拗に詰め込む自分の姿に店員さんが苦笑していたかもしれないけれど、そんなのは気にしない!悪戦苦闘の末に自分の限界に挑んだ茶飴タワーの完成です。ここまで詰められる人はなかなかいないはず!
詰めるコツ
どうやってここまで詰め上げたのかって?お教えましょう、実体験から会得したコツを!
まずは普通に缶の中にガッチリ押し込み詰め込み、さらに缶より上にもできるだけこんもりと積み上げます。土台はこれで完成。
勝負はここから!缶の蓋の中に飴を入れ、くるっと勢いよくひっくり返して蓋を土台の上に乗せるのです。仕上げにサイドの隙間から飴を蓋の中に押し込み…これでタワーの完成。蓋がいい感じの重しとなってくれるのでタワーが安定する、これが重要!
これで取れた飴の数は…53個!
この飴がいくら相当なのか、どれくらい得をしたのかは重要ではありません。限界に挑戦するという遊び心に意味があるのです。500円以上の価値はありました!この茶缶も結構いいデザインなのでお土産にするのも良さそうです。
静岡でお茶関連商品を買うならばここが一番良いかも知れないくらい充実の商品ラインナップです。ショップだけの利用ならば入館料は不要なのでお土産を買いにだけ来るというのもありですね。
ふじのくに茶の都ミュージアム | |
住所 |
静岡県島田市金谷富士見町3053-2 |
営業時間 |
9:00~17:00 |
定休日 |
火曜(祝日の場合は翌平日)・年末年始 |
所要時間 |
30分~1時間 |
入場料 |
博物館|300円(大学生以下無料) 庭園・ショップ・カフェレストラン|無料 |
駐車場 |
無料 |
公式URL | https://tea-museum.jp |
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