ランボルギーニをダンボールで作ったらそれは…ダンボルギーニ!宮城県の段ボール加工会社が大人の遊び心をこめて制作し、その完成度の高さで一躍話題となったダンボルギーニ。震災復興の象徴的人気を博しましたが、2022年秋に展示を終了。
だが、ダンボルギーニは再び姿を現したのです!
ダンボルギーニの展示再開
JR石巻線の終点・女川駅前に2015年オープンした復興商店街シーパルピア女川。その中の店舗で展示されていたダンボルギーニは2022年11月3日の完全閉店とともに7年間の役目を終え、今後については未定となったそうです。
撤去の情報は把握していたため、『もう見られないですもんねー』なんて話をしていたら状況は一転。なんと『今月から女川町役場で再び展示されることになった』と耳にしたのが2023年4月18日のこの日です。
詳細な情報はまだ世に出回っておらず不確かな状況でしたが、役場は駅から徒歩3分。あとは直接この目で確かめよう!
正面入口から入って1フロア上へ、側面入口からならばそのフロアを、役場のほぼ中央付近まで進むと本当にあった…。引っ越したてのダンボルギーニが!
初対面の一言目は『すげー!』。少し離れた所にその姿を見つけた瞬間、ダンボールとは思えない出来に驚きの声がこぼれたのです。
プラモデルならぬダンボールモデルは車全体のフォルムはもちろん、細部までしっかりと表現されているのでじっくり見ていきましょう。ヘッドライトは内部まで作り込み。
エンブレムはダンボルギーニ!
フロントガラスは反射する光を塗装で表現しています。
ノーズも芸が細かい。
横から見てもすごい!でも側面はガラスの壁で仕切られているため、反射で見づらいのが少し残念。
足回りもつくりが細かい!
タイヤとホイールだけではなくディスクブレーキが擦れた跡まで表現するとは…。キャリパーが下部になっているのは何か意図があるのかな?
スリックタイヤにするなんて手抜きはいたしません!
テールサイドからもどうぞ。ミラーにはちゃんと反射するパネルを使用しておりますよ。
ナンバーの3056は…、語呂合わせの女川ではないし、宮城でもないし…。調べてみたらダンボルギーニ制作会社の電話番号下4桁でした。
ウイングの断面を見ると本当にダンボールで出来ていることがはっきり確認できます。
すごさのあまり思わず手を伸ばしたくなりますが、ダンボルギーニへのお触りは禁止!
長期レンタルという形での展示で当面は安泰でしょうが、本当に引退となる前に一度は見に行くべし!女川町庁舎のエントランスは午前8時~午後9時の間で開放、自由見学となっています。
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