世界で唯一のマイカップヌードルを作ってみよう!
カップをデザインし、スープと具材を選んで、オリジナルカップヌードルとしてシュリンク包装をされ、特別パッケージにして持ち帰れる。これは記念品にもプレゼントにもバッチリ!そんな体験をカップヌードルミュージアムでしてきました。
CUPNOODLES MUSEUM 大阪池田
カップヌードルミュージアム(安藤百福発明記念館)は2か所あり、ひとつは横浜市、そしてもうひとつがここ大阪池田市です。施設としては横浜のほうが充実していますが、横浜は入館有料に対して、大阪池田は無料。阪急池田駅から徒歩約5分とアクセスも良好。
駐車場はミュージアム裏に併設で60分300円。しかし料金上限がないため長時間に及ぶ場合は近隣のコインパーキングなどを利用したほうが割安になります。
お、チキンラーメンの自販機!?と思いきや中身はコカコーラ製品でした。ちなみにチキンラーメングッズは館内のショップで購入できます。という詳細は後述します。
展示コーナー
安藤百福氏が生み出したインスタントラーメン、世界初のカップめんとなるカップヌードルに込められたいくつもの発明などが解説されています。
日清食品が夜に送り出した歴代カップめん達がズラリと並んでいます。馴染みのあるものから見たことのないレア種まで勢ぞろい。
カップヌードルドラマシアターは映像で歴史を振り返るコーナー。後に登場する安藤百福の逆転の発想などを知ることができます。
マイカップヌードルファクトリー
1階奥にあるのが今回の主題であるマイカップヌードル製造体験。個人の場合は予約不要の当日受付で、参加枠に空きがある場合に先着順で整理券が配布されます。団体予約で混雑する場合もあるので参加可能な時間帯をこちらの公式サイトにて事前確認しておくのが良いでしょう。
それではオリジナルカップヌードルの開始!まずは自販機でカップを購入します。1個500円でひとりで複数個購入することも可能。このカップ代が体験料となります。
カップを取り出すと係員さんが「これは決して自分で開けてはいけません」と蓋をしてくれます。開けたら…汚れを食べることになるかもよ!?その他、軽い説明を受けた後に席へと案内されます。
カップをデザイン
テーブルの上に用意されたペン各色を使ってカップにデコレーション。世界で唯一のオリジナルカップを作るのです!絵心がここで試される…。
絵心に自信がないのでとりあえず文字に色をつけてみる。
やはりこれだけでは寂しすぎるのでキャラクターの絵でも…描いたけれど大人の事情で見せられません!まだ余白があるなぁ…、せっかくだからシールも貼っておこう。
しかしこのシールは認められずっ…。デザインが問題だったわけではありませんよ?なにやらシール類はシュリンク包装する際の妨げになるらしいのです。シールを剥がしたあとに拙い絵を追加し…オリジナルカップは完成!
麺をセット
カップが完成したら中身を詰める作業に移ります。ここから包装するまでは自分の手元を離れて係員さんに任せ。まずは流れてくる麺の上に渡したカップを逆さまに被せています。これが安藤百福の逆転の発想。
機械作業の場合、麺を上から落としてカップの中に入れるとなかなかうまく収まらない。その問題を解決したのがカップを逆さまに被せた後に天地をひっくり返すという逆転の発想。この簡単なようで思いつかないトンチ的な発想によってオートメーション化に成功し、カップヌードルが誕生したのです。
スープ&具材選びは5460通り
続いて麺を入れたカップにスープと具材の投入です。選択肢は4種類のスープ「カップヌードル・シーフード・カレー・チリトマト」から1つ、12種類の具材「エビ・謎肉・タマゴ・ネギ・ひよこちゃんナルト・ガーリック・インゲン・チェダーチーズ・カニ風味カマボコ・コーン・キムチ・本日の特選素材(ハイプロテイン謎肉)」から4つ、その組み合わせは合計5460通り!
ここで係員さんに希望のスープと具材を伝えればOK。同じ具材をダブルとかも可能です。通常カップヌードルではお目にかかれない「ひよこちゃんナルト」は外せない!
包装して完成
中身のセット完了後は熱処理でカップにフタ、透明フィルムをシュリンク包装、これでオリジナルカップヌードルの完成です!文字通り出来立てホヤホヤで本当に温かいことにちょっとテンションが上がってしまった!
最後に持ち帰り用のパッケージングを自分で行います。事前に受け取った袋の中に完成したカップヌードルを入れ、ポンプを注入口に挿してシュコシュコ。カップの向きを微調整して袋をパンっと膨らせます。
これに紐を通せば、手持ちにも肩掛けにもなるカップヌードルバッグの完成!街中を歩けば人目を引くこと間違いなし!
これなら食べた後も飾っておくのにも使えます。パッケージの空気は注入口にストローを挿せば抜けますし、ストローから息を吹き込めば膨らみますよ。
出来上がったカップヌードル
マイカップヌードルはフタも特別バージョン。ちなみに賞味期限は製造して1ヵ月以内です。製造日記載欄がカップにあるので忘れずに書いておきましょう。
今回選ばれた具材は「ひよこちゃんナルト・インゲン・キムチ・ガーリック」でスープはシーフード。そんなラーメンがこちら!
シーフードスープがキムチとガーリックによってかなり押されていた…ことをご報告いたします。もしここにチーズが加わっていたらもう…。
ひよこちゃんナルトは8枚くらい入っていたので結構たっぷり。市販されているカップヌードルよりも具だくさんな印象を受けた一杯でした。この組み合わせよりノーマルシーフードヌードルのほうが美味しかったのはここだけの話。
チキンラーメンファクトリー
もうひとつの体験コーナーが「小麦粉をこねて麺を作るところから油で揚げて完成させるまでのチキンラーメン制作の全工程を体験できる」チキンラーメンファクトリーです。こちらもマイカップヌードル同様にオリジナルデザインに作れるそうですよ。
参加費は小学生600円・中学生以上1000円、1日4回(9:30 / 11:00 / 13:15 / 14:45)で各回48人の定員、所要時間は90分となっています。マイカップヌードルと違って前日までにインターネットまたは電話にて事前予約が必要なので注意。
ミュージアムショップ
ミュージアムを堪能した後はグッズを買って帰ります。品揃えとしてはチキンラーメン系が多め。よく考えたら日清食品ってグッズになるようなキャラクターはあまりいないですもんね。
ひよこちゃん(チキンラーメンのキャラ)は子供用品との相性が良し!小さい子に着せると可愛いだろうグッズが色々と揃っていますよ。
しかも全体的に価格が…安い!Tシャツが1200~1300円、2枚組のフェイスタオルは660円など、思わず大人買いしたくなる価格設定なのです。
ただしショップで使えるのは現金のみ。クレジットカード含めてキャッシュレス決済は対応していません。
展示見学、マイカップヌードル体験、グッズ購入という一連の流れを楽しんで所要時間は約1時間。子供も大人も楽しめるカップヌードルミュージアムでした。駅が近くて駐車場も完備というアクセスの良さもいいですね!
カップヌードルミュージアム大阪池田 | |
住所 |
大阪府池田市満寿美町8-25 |
営業時間 |
9:30〜16:30 (最終入館15:30) |
定休日 |
火曜日 (祝日の場合は翌日が休館日)・年末年始 |
所要時間 |
1時間程度 |
入場料 |
無料 |
駐車場 |
60分300円 |
公式URL | https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/osaka_ikeda |
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