うなぎの兼光｜圧倒的コスパの一色うなぎ御三家【愛知・西尾グルメ】

全国生産量のうち20％を占める一色産うなぎ。その産地である愛知県西尾市で『流石』と言いたくなるお店を堪能してきました。

うなぎの兼光 一色本店

三河一色産うなぎを養殖から販売までを一貫して行う企業の飲食部門が、一色うなぎブランド認知向上のため結成した三河一色鰻御三家。その1つ「うなぎの兼光 一色本店」にやってきました。

到着したのは13時40分。ラストオーダー20分前にも関わらず、入店待ちの先客がなんと9組。順番待ちの発券はできましたが、14時までに入店できなさそう。平日でもこの状況とは人気のほどを侮っていました。

実際に入店出来たのは14時05分。電話呼び出しにも対応してもらえるので「早めに発券して待ち時間が長ければ近場で暇つぶし」という計画でいたほうが良さそうですよ。

うなぎはもちろん一色産。土佐備長炭を使用して手焼きで仕上げています。2024年に価格改定となり以下の写真よりも1割ほど値上げとなりました。しかしそれを考慮してもリーズナブルだと思いませんか？

鰻と肝焼きがセットになった丼や、より手頃なうな玉丼も。

うな重の価格を見ても国産うなぎの相場よりもかなり割安だとおわかりでしょう。さすが生産地であり生産会社の直営店！

カウンター席の正面にはライブキッチンという絶景。うなぎの脂が炭の上に落ちて立ち上る炎と煙、そこから漂ってくる香り。すでに視覚と嗅覚は攻め落とされています。

注文から約15分でやってきました。うな丼・お吸い物・お漬物でワンセットです。

うなぎの量は並が4切れ、上が6切れ、特上が8切れ。1切れあたりが大きく、「上」なら丼を覆って余るほど十分なボリュームです。

お吸い物は+110円で肝入りに変更。

じっくり丁寧に焼き上げた身と皮の表面はパリッとカリッと。焦げ目の香ばしさと食感がすごく良い！

身はしっかりとした厚さがあり、ふっくら柔らか。とろけるように脂と旨味がじゅわーっと口の中に広がります。タレの主張が控えめなのも良く、鰻の味が前面に。でももう少し濃い味のほうが好みという方は卓上にタレがあるのでご安心を。

これはたまらない美味しさ！価格は中国産と大差ないのに、中国産にありがちな土っぽい臭さ、ゴムっぽい硬さなんてことはあるわけもなし！この価格でこのうな丼が食べられたことに驚きです。

食事処に隣接する売店では冷凍の鰻がお安く買えちゃいます。

この大きさの炭火手焼きの蒲焼鰻がこの価格で買えるの！？と驚く価格。同サイズの中国産うなぎと変わらない、いやひょっとしたら安いまであるのでは。

白焼の鰻もあります。

大感謝セール中でほぼ半額の商品も。きざみうなぎ50g×10パックの計500gが3950円のところが2000円！セールは期間限定開催ですが、開催時には公式サイトにてアナウンスされているので要チェック！

うなぎの有名な産地や盛んな地域は全国各地にありますが、一色ほどコスパが高い場所は他にないかもしれない。そう思わせるほどの流石でした。よし、残りの御三家うなぎも調査しにいこう。