初めて食べた時はかつてない衝撃を受けました。青森のご当地ソフトクリームとして採用された素材はまさかのホタテ。あの時感じたあの味は今でも健在なのだろうか?それを確かめたくてもう一度…。
全国各地で実食したソフトクリームの中からオススメのもの、興味深いものをレポートにしているソフトクリーム同好会のお時間です。
JF青森漁連アスパム直販店
青森駅から徒歩8分、ソフトクリームを彷彿させる三角形の建物を目指してください。ここが青森県観光物産館アスパムです。
正面口から入ってまず鼻を利かせてください。右側からいい香りがしてくるはずです。でもそこはアップルパイのお店です。その先にある青森漁連がほたてソフトの生みの親。
初めて食べたのは10年ほど前ですがその時の記憶をお話します。イメージしてください、生ホタテのヒモをフライパンで焼いている時の独特な匂いを。そこに牛乳の匂いを足します。そんなソフトクリームはとにかく匂い、いや臭いがキツイ!
不味かった。でも逆にそれが記憶に残ります。だからこそ思い出になるソフトとして知人にもオススメしていました。それから時は流れ、ソフトクリーム同好会が発足し、もう一度あの味に触れてみたいという気持ちが膨らんできます。
そして10年経った今、再びほたてソフトと向き合う時が来たのです!
うっそーーーん!?
まさかの原材料不足で販売休止とは…。全国各地で数多の臨時休業を引き当ててきた才能をもってしてもこの展開は予想できませんでした。これが2023年春のこと。
ならば夏だ!その年のねぶた祭に合わせて再び挑戦の時がやってきました。
そんなバカな!
営業開始から2時間以上経過しているのにまだ準備中だなんて。またしても予想の上をいく事態ですが、ここで何もせず立ち去るほど10年の情熱はぬるくありません。
多少待つ覚悟で『ソフトクリームっていつ頃から販売されますか?』と尋ねてみると、『少し柔らかいかも知れませんがそれでもよければ』と用意して頂くことに成功。10年ぶりの再会を果たしたのです。
初対面の時とは違ってコーンの底が平たくなっています。10年も経てば人もソフトも変わっていて不思議ありません。でもあの頃と変わらずにもう一度『マズっ、クサっ』と言わせて欲しい…、そう願いつつ口に運びます。
甘さの中にほんのりとした塩気。ミルクの風味とともにホタテが香らない、臭くない!?かつて感じた強烈なホタテの存在感が行方不明です。味覚嗅覚の変化で納得できるレベルの差ではなく、あの頃とはまるで違うのです。
これではただの塩ソフトと大差ないじゃないか。ほたてソフトとしての矜持はどこへいったのだ。再会した同級生が10年で別人になっていたくらいの寂しさがこみ上げてきます。
なぜ変わってしまったのか。あまりにも強すぎる個性が仇となったのでしょうか。出ない杭だから抜かれたのでしょうか。美味不味を越えた尖った存在だからこそ、同好会は勝手に評価していたのに。
もっとホタテを!
これを最後の言葉として、レポートを締めさせていただきます。
JF青森漁連アスパム直販店 | |
所在地 |
青森県青森市安方1丁目1番40号 |
営業時間 |
9:30~19:00 |
定休日 |
無休 |
駐車場 |
無料 |
公式URL | https://www.aomori-kanko.or.jp/aspam/shop03.html |
>> 続きを読む
2024年 はこだてクリスマスファンタジー 開催情報|日程・巨大ツリー・花火・駐車場
>> 続きを読む
第24弾マンホールカード全37種追加と配布場所マップ更新
>> 続きを読む
【第24弾追加】地図で検索!スマホでも使えるマンホールカード配布場所マップ
>> 続きを読む
2024年 SMILE MIYAZAKI 100年祭 開催概要|日程・ディズニーパレード・スケジュール・駐車場・場所・出店
>> 続きを読む
2024年 ひがしひろしまメモリアルパレード 開催概要|日程・ディズニーパレード・イベントスケジュール・駐車場・場所・アクセス・出店
>> 続きを読む
2024年 大洗あんこう祭 開催情報|日程・駐車場・アクセス・出店メニュー・ガルパントークショー・限定グッズ
>> 続きを読む
コメントをお書きください