熊本県美里町で冬季限定のハートが見られる恋人の聖地、二俣橋。それとセットで見ておきたいポイントが熊延鉄道の遺構である八角トンネル。廃墟や遺構好きの方にはもちろん、そうじゃない方でもフォトジェニックなスポットとして人気なのです。
八角トンネル
トンネルの手前200mほどからは車両進入禁止!この手前のスペースに車を駐めて歩いて進みます。
鬱蒼としげる草木の間をえぐるようにして通る一本道。ここは大正時代に開業した熊延鉄道の線路跡で、かつては南熊本駅(熊本市)と下益城郡砥用(美里町)の総延長28.6kmを結んでいたそうです。
そのまま線路跡を進んで行くと現れるのが、両側の岩が崩れるのを防ぐために作られた八角トンネル。綺麗な形で残っています。
八角トンネルは、その名の通り内部が八角形なのが特徴的。さらに普通のトンネルとは少し異なる点が他にも。
コンクリート塊が7基連なり、その間は空いているという特殊な構造でトンネルを形成をしているのです。これでは落石が…という不完全な形になった理由としては、建設費削減のためとする説が有力だそうです。
なぜ八角形なのかなども含め、形も構造も謎が多く残されている遺構。それが八角トンネルなのです。
これだけ?って思うかもしれませんが、実際に行ってみるとなかなか良い雰囲気なのですよこれが。このエモさを目当てに訪れる観光客が結構いるので、決してマニア向けというわけでもありません。是非ともすぐ近くの二俣橋とセットでどうぞ!
八角トンネルはややわかりずらく、細い道を通りますのでご注意を。グーグルマップで経路を調べる際は「八角トンネル駐車場」で検索すると良いですよ。
八角トンネル | |
住所 |
熊本県下益城郡美里町小筵 |
営業時間 |
24時間 |
所要時間 |
20分 |
入場料 |
無料 |
駐車場 |
無料 |
公式URL |
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