伊東市から南下して河津町へと向かうその手前、伊豆稲取の港では朝市をやっているという情報をゲット!何か朝食になるものはないかな?
伊豆半島ジオパーク旅2022、シリーズ第6弾は『稲取港で朝食を』です。なおこのシリーズはちょっと無駄にテンション高めでお送りしております。
稲取港の朝市
GoogleMapのナビに従い『目的地に到着しました』と言われましたが、港にテントも出ていないし、朝市の雰囲気も漂っていません。グーグル先生、ここは場所が違うのではないですか?
しかし先生は正しかった。そこにはしっかりと朝市の看板があったではないですか。
毎週「土日祝限定」で開催される稲取港の朝市会場は立体駐車場の中だったのです!港の朝市という先入観に自分はやられていたのだ。
お店の内容は干物を中心とした海産物、農産物、お花などの生鮮品。
そして地域の加工品だったり、惣菜やパンなどの物販店がほとんど。こちらは『天下の悪税消費税ナシ』の個性が光っています。
その中で唯一朝食の匂いを放っていたのが今回の主役、きんめ鯛釜めしだったのです!
さらにキンメ鯛と真あじの炭火焼きも。これはもう最高の朝食じゃないですか!
きんめ鯛釜めし
アジが大好きです。でもこの後はわさび飯の予定が…。吾唯足るを知る、大人の自制心で釜めしだけにしておきます!支払いを済ませてカウンターかテーブルのお好きな空席へ。
ほどなく運ばれて来た釜めしは固形燃料の火が消えたら食べ頃サイン。カップが2つ付いていますが、ひとつは釜めし用、もうひとつは味噌汁用です。
味噌汁はセルフでどーぞ。おかわりも自由ですよ。
しかもこの味噌汁は釜めしを注文していない人でも飲んでいいサービス品ですって!?ただし新型コロナ対策で使い捨てカップ&箸代30円だけを協力金としてお願いします。
釜飯の火が消えるまでは味噌汁を飲んで胃の準備運動。中に金目鯛は~、目玉が入っていました!けれど可食部はほとんどなく、出汁感や脂分はさほど感じません。それよりも白菜の甘みがしっかり出ていて朝の胃にしみる~。
そうこうしている間に火も消えたので炊きあがり。それではいただきまーす!
金目鯛は上に大きめなのが1切れだけ。貴重な1切れなので少し崩して味を確認。おー、旨味が濃くて美味しい。でも混ぜて食べるにはやはり量が少ない。『もっと身を!』なんて贅沢は700円なので言えません。
お米は釜炊きだけあって粒がしっかり立っています。控えめな味付けでTHE朝ごはん。そう考えると脂の出る金目鯛はこれくらいの量で良いのかもしれません。やっぱり真あじ焼と合わせると最高だったかも!?
『お味噌汁に磯のりどうぞ~』とお店のお母さんからサービスをいただきました。おぉ~香りが断然よくなった!これで汁の主役は完全に金目鯛ではなく海苔と白菜です。
700円のプチ贅沢で大満足の朝ごはん。夜型人間の我ながら『これは模範的な良い朝を過ごしてしまった』と自負しております。
こらっしぇ
余談ですが、朝市が開催していなくても稲取港で買物ができます。そう、朝市会場の向かい側にある直売所「こらっしぇ」ならね!
ミニスーパーのような感じで品揃えは豊富。家庭用の食材からお土産向きの商品まで。海産物だけじゃなく農作物も販売しています。
目玉商品はこれかも?活き伊勢海老の量り売り!この5日前に千葉県外房の伊勢海老直売所で見た価格は100gあたり1100円。比べると稲取はかなり割安!
朝市は休日限定開催の割にはそこまでお客が多いというわけでもなく、ひょっとたら穴場なのかも?声掛けされることもあまりなく、比較的自由に見やすい朝市でした。こういうゆるめの朝市は大好きです!
稲取港の朝市 | |
住所 |
静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3354 |
営業時間 |
8:00~12:00 |
営業日 |
土曜・日曜・祝日 |
駐車場 |
無料 |
公式URL | https://minatonoasaichi.wixsite.com/inatori |
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