2020年秋旅を見逃した!?そんな方のためにざっくりとしたダイジェストをブログにしました。詳細を書いていくとかなーーーーーーり長くなってしまうので本当にざっくりです。どんなことがあったのかという概要だけわかればいいかなーと。なにせガイド企画は明日からも続くのですから!詳細につきましては後日、一つ一つの箇所をブログにしていく予定です。
今回は秋旅メイン企画「地元の方に観光ガイドを依頼しよう」の結果についてです。企画内容の詳細についてはこちらをご確認ください。
【宮城県南部】ドミニクさん編
ゆりあげ港朝市
宮城県にてガイド役を引き受けてくださったのが若き星「ドミニクさん」。そんな彼が最初に案内してくれたのが名取市で毎週日曜日に行われる閖上港朝市。津波で流されてしまった地域ですが、市場として復興を遂げ大賑わい!
この朝市は良い!
何が良いって値段が安いし活気がある!観光客向けという感じでもなく、地元の人もたくさんいます。そして客引きがほとんどない、あっても軽く会話する程度です。輪○朝市のような買っていってよとしつこく粘られることはないので、押しに弱い方も安心!控えめに言ってここはテーマパーク。
ここで食したのは名取の名産せりを使ったせり鍋、子持ち鮎焼き、郷土料理はらこ飯+ほたて飯などなど。なんと子持ち鮎は300円ですよ、安い。
一般人が参加するセリにも参加。朝市にて1400円で売られているブドウを700円でゲット!
かわまちてらす閖上
川に面したテラスでこちらも津波で流された地域に新しく建てられたもの。そんなに特別なものがあるかと言えばないのですが、雰囲気もよく地元のお客さんがとにかく多い!
ここで非常に気を惹かれたのが海鮮丼のお店が販売するマグロとノドグロの丼。これがなんと550円というのはなかなかお得な代物。
秋保温泉
初めての秋保温泉にやってきました。秋保温泉のポイントは峡谷と滝。
そしておはぎ!小さいスーパーで売られているおはぎですが、客の7割以上がこれを買いに来ているだろうと思われるほどおはぎに並ぶ人々。正直おはぎに並ぶって驚きの光景ですが、たしかにうまい。
定義山(定義とうふ店)
定義山にやってきましたがお目当てはお寺の参拝ではなく、油揚げ。
名物の油揚げは表面がカリッと揚げられ香りが非常に良い!普段食べている油揚げはなんなのだ?というくらい違います。これが1枚130円だなんて素晴らしい。
最後は仙台駅前のビルの展望台から街を見下ろし、ドミちゃんとの別れ。宮城ガイドありがとうございました。
【宮城県北部】つけもんさん編
仙台から進路を西に、そしてすこし北に新庄市にやってきました。この日のガイドはとんかつは衣で喉を傷つけるから食べないという「つけもんさん」です。
瀬見温泉
まず最初にやってきたのは義経弁慶伝説が残る瀬見温泉。
明治に建てられたものが未だに温泉宿として活躍する喜至楼。良く言えば風情がある、悪く言えば明治からの傷が…。
そんなところに野湯を発見!入浴していると国道や鉄道からガンガン見えますが気にせず入浴・・・できないほどに湯が熱い!草津で熱湯の入り方を心得た自分でもこれは無理!
瀬見温泉から少し上流に登ったところには鮎を捕まえるヤナと言う罠が。産卵のために川をくだる鮎の習性を利用した罠ですが、捕まえていたのは葉っぱのみ。そりゃそうだ、季節外れですもん。
堺田駅(分水嶺)
ここを持って西に流れれば日本海、東に流れれば太平洋!兄弟生き別れの瞬間です。分水嶺が簡単に見れる場所というのは珍しいのだとか。
大石田で蕎麦
山形の蕎麦街道「大石田地区」でそばランチです。1軒目は板そば+きじ汁。合わせて1000円程度というお得さです。
二軒目はざる、そば以外に小皿がついてくるのが山形の特徴らしいです。きくらげや天ぷらもついて750円くらい。
スイーツタイム
人気の団子屋さんは一つ一つがでかい!餡が多い!
つけもんさんのソウルスイーツ「あじまん」。その実態はこぶりな大判焼き、つまり小判焼き。
銀山温泉
夕方から夜にかけての銀山温泉は雰囲気バツグン!しかしカップルか家族ばかり・・・
夕食と別れの儀
三元豚のとんかつ屋さんでとんかつ、と思いきやお腹が重たかったので「とんかつカレーうどん」。スイーツ含めて食べ過ぎなんだ!
つけもんさん恒例の儀式「別れ際の半袖アイス」。この時の気温は12度。本人は全く寒くないらしい。
【山形→福島】ひとり移動編
河北町児童動物園で動物と戯れる。この子の名前は「マザー」、撫でられによってくる人懐っこい子です。
昨日そばをいっぱい食べたからもういいや・・・と思っていたのにタイミングが合ってしまったからという理由で河北町名物の「冷たい肉そば」
周囲を山に囲まれた「おいしい山形空港」ですが、レストランは休業でおいしい思いは一切できず。ただ空と山とFDAの機体の色が映えるいい景色。
朝日町の棚田
常設で最大級のヤナを道の駅に発見
米沢牛の牛すじ丼、甘めの味付けだけどこいつぁうまーぜ
【福島県浪江村】のんのさん編
原発事故で立ち入り禁止地区となってしまった浪江村。一般人の出入りや居住がOKとなったので観光してみたい!浪江で生まれ育った「のんのさん」にガイドを依頼してやってきました。
浪江駅
駅の中にはポケモンフィギュアが集合。観光案内パンフレットなどもあって至って普通の田舎の駅という感じです。ここに震災の名残は一切なし。
道の駅なみえ
しかし駅前の閑散具合からは避難して戻ってこない人々の影響が見てとれます。そんな中、道の駅は2020年秋にオープンしたばかり!しかし定休日・・・
食事
お昼は市役所の隣にある屋台村のようなお店でミックスフライ定食。地元感はあまりありませんが、アジフライは肉厚で美味しかった!アジは地元産かもしれません。
昼食後に港へ。津波でほぼ壊滅した地区ですが今は港としての機能を取り戻し水揚げされています。その港にある水産加工業者の直売所で買った刺し身がうまーーーい!アジの身が立っている、今までで1番美味しかったアジはこれかも。
東日本大震災・原子力災害伝承館
震災について伝える施設です。こういうことがあったよという事実を伝えるのが主な目的の施設で原発の是非などについてはノータッチ。
しかし浪江・双葉のそこらじゅうで見かける汚染度が入った黒い物体。このおびただしい数を見ると原発事故の悲惨さがわかります。そして、これどうしょうもないな・・・って痛感しますよ。
道の駅霊山がすごいってすすめられたので帰り際に寄り道。たしかにトイレもすごい、けどなにかムズムズするかも。便器の奥に和傘が飾ってあったり。
浪江焼きそば
浪江で食べそこねた焼きそばを本宮市で頂く!正直これは焼きそばじゃない、うどんだ!
1日の締めは安達太良サービスエリア。そこでイケメンと遭遇。田村ゆかりファンだった彼も今ではすっかり別の若手声優ファンに。
【福島県会津】あかべこさん編
会津にお住まいのラーメンフリークあかべこさんに案内して頂く1日です。スタートは鶴ヶ城観光から。しかし場内はほぼ撮影禁止。
一杯目
とうていラーメン屋とは思えない外観のお店で正統派な醤油ラーメン
御薬園
薬草栽培を目的とした昔の施設ですが、主な見どころは庭。
しかしこの時は普段公開していない建物がアートイベントのために公開されていた!これは幸運。ここは皇族関係の建物なんですって。
皇族の建物だけに作りが素晴らしい。見よこの円形階段!木製ですよ?この階段だけでうん百万だそうです。畳も階段に合わせてカット。全て職人の技。
二杯目
透き通る塩ラーメン。
湯野上温泉駅
この立派な突き出た屋根が駅舎なんです。中にはお土産店、横には足湯もあってこの駅自体が観光スポット
塔のへつり
侵食によって塔のように残った「へつり(断崖)」が見られる景勝地。
岩のえぐれた線は昔使われいた道ですが、今は崩壊により通行禁止。こんなところを通ろうなんて発想がすごいぜ昔の人。
夕食
夕食もラーメンかと思いきや、ここは馬肉でどうですか?赤身刺しの定食で1000円は間違いなくオススメの一品。
温泉街にある無人のコンビニ
無人のコンビニなんて都会では当たり前だしって思いました?でもここは一味違うんです。スマホにアプリをインストールし、解錠、会計という新型コンビニ。ただし品揃えは悪い!
このあとまさかの二夜連続の安達太良サービスエリアに連行される。そしてそこには「のんのさん」の姿が・・・あかべこさんの呼びかけに応じてくれたのんのさんありがとう。
二本松バイパスドライブイン
安達太良でヤイヤイ盛り上がったおじさんトリオはそろそろオネムの時間なので解散!会津へと戻る車中で赤べこさんが思い出す「行ってみたいドライブインがあったんだった」
ここにのんのさんがいたら爆笑なんですけどねーと冗談を言うも、いるわけもなく。寂しさを紛らわせるために夜中だけど…もつ煮食べちゃおっと。
注文して席につく瞬間にのんのさんが再登場!さすがに驚きましたよ。そこにモツ煮定食も登場、量が多くて驚きましたよ。ご飯が山盛りなうえにモツ煮もたっぷり。そしてモツ煮がうまい。ご飯おかわり自由らしいしこれは隠れ名店じゃない?
のんのさんにはすまなかったと反省してまーーーす。
【福島県会津】ラーメンマンさん編
2日連続の会津ですがこの日は会津若松ではなく、喜多方エリア。この日のゲストは喜多方にふさわしくラーメンを愛するラーメンマンさんです。では早速いただきますか。
一杯目
山塩ラーメン。端的にいうとこれは素晴らしい塩ラーメンでした、しかも500円。
二杯目
坂内食堂の店主もここで修行していたという老舗の醤油ラーメン。非常に醤油の香りが高く少し酸味がきいています。
ラーメン神社
ラーメンの神様ここに祀られり、でもその実態は・・・
醤油蔵でレトロなおもちゃと駄菓子
な、なんだここは・・・古いおもちゃが大量に並んでいるっ!おじさんたちが童心に帰れる数少ないスポットかも知れません。
ピーナッツソフト
敢えて言いましょう、これは絶対に食べるべきだと!
某女性アナウンサーの生家で酒造見学
お名前を忘れてしまいましたが、こちらの女性です。ここは「ほまれ」という銘柄を送り出している会津の酒造。
もちろん試飲もできちゃいますし、予約不要でガイド付きの工場見学ツアーもできちゃいます。そして何よりここのスタッフさんの感じがいい。すれ違う工場の人たちも挨拶してくれる、ここは半沢直樹風に言っても良い企業ですね。
お金持ちの旧宅
とにかく金があった匂いがプンプンだ!なんだこの木の螺旋階段は?素晴らしいじゃないか!風呂もトイレも大理石だ!
お金持ちの向かいにあった駄菓子屋を見に行きたい声高い人がいたので渋々いってみると・・・ほら見ろ!買わずには出られない空気になったじゃないか!そしてイメージしていた10円とかの駄菓子とは違ったと言い出す始末。そりゃこの外観だもん、昔ながらのお菓子って意味でしょうよ!
別れの一杯
二日間に渡ってお付き合い頂いたあかべこさんともこの一杯でお別れ。隠していましたがラーメンマンとはあかべこさんのことだったのです。ここは昔ながらの喜多方ラーメンタイプ、しかし思ったより油分は多め。
あかべこさん、ありがとう!僕たちずっ友だよ!
地元民観光ガイド前編はここまで!この先もガイドさんはいらっしゃってくれますよ!ガイドさんなしの観光についても色々しているわけですが、それについてはまた別のブログにしますのでよろしくおねがいします。ガイド企画は関西編へと突入!
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