岡山県の公式キャッチフレーズは次のうちどれでしょうか?
1:小京都おかやま
2:大都会おかやま
3:桃太郎おかやま
正解は・・・
「晴れの国おかやま」
※降水量1mm未満の日:276.8日で全国第1位(気象庁2010年発表)
雨が降らない=晴れ、というのも少し違う気もしますが細かいことは以下略。
そんな晴れの国で生き抜くためにもカーエアコンは必須アイテム。
前日にオートバックスが助けてくれたから岡山というこの日があったのです。
これは岡山流にのっとってお祝いをするっきゃない!
岡山の人達が晴れの日(祝い事)の時に食べるものと言えば・・・?
デミカツ!
というわけでデミカツの有名店から3月21日(木)は始まります。
祝い事で食べるというのは真に受けないでください。
岡山名物グルメ・デミカツ
入店したのは開店直後の11時3分頃。
平日なのにすでに9割位の席が埋まっているという盛況っぷり。
ここがデミカツ丼発祥のお店なんですって。
メニュー はこんな感じ
初めてなのでドミグラスと玉子とじのセットにしてみます。
サイズは孫、部位はロースで1000円也。
入口の券売機で購入した後に席へと案内されます。
割り箸がテーブルに半分ささっているのが面白い。
10分ほどでやってきました。
丼は2つで並盛りのサイズ相当、そのせいかカツも小さく厚さも薄め。
まずはドミちゃん。
白米の上に茹でキャベツ、カツ、ドミグラスソース、グリンピース。
ソースはほんのり甘いという人もいるようですが、僕にとってはしっかり甘い。
濃厚なので茹でキャベツは効果的。
感想「ピーナツバターみたいな風味がする」
実際に使っているかはわかりませんがそういう濃厚さとお見受けしたり。
玉子とじのカツ丼も甘めのタレ。
まぁだいたいみなさんがイメージする味です。
が、カツにもう少し厚みがほすぃ。
どっちが美味しかったのかといえば・・・普通のカツ丼。
まぁなんというか、勉強にはなりました。
ただ僕には人気の理由を解明することができなかったのです。
食後の散歩で美術館
デミカツのお店周辺には岡山城、後楽園、美術館などの密集地帯。
歩いて観光するにはちょうどいいエリアなんです。
まずは以前から気になりつつも行けていなかった市立オリエント美術館へ。
入館料300円の割には楽しめる。
次に県立美術館へとはしご。
県立美術館の扉の断面がデザインと安全の両立で素敵。
若冲の絵が来ていましたよ。
禁酒会館というキャッチーな建物を発見!
近くによってみると案内板がありました。
国の登録有形文化財ですって!?
1階ではカフェが営業中、内装もレトロ。
カフェの横から建物内に入ってみるとそこに表札が。
酒害相談部とか現存しているのだろうか?
上へとあがる階段があったので2階へ。
扉の向こうの部屋からチラチラとこちらの様子を伺う若者の視線が。
ほどなくして部屋から若者が出てきた。
「見に来てくれたんですか?」
???
なんのことか全くわからなかった。
ちょっと話しを聞いてみます。
禁酒会館の2階の一室を借りて何やら準備をしていた青年二人。
彼らは大学の写真部員、2人で個展を開こうとしていたのです。
彼らに客だと勘違いさせてしまった!
でもこれも何かの縁、もう少し交流していきましょうぞ。
活動のこと、将来のこと、写真のこと、景色のこと。
そして彼らは僕に対して「同年代くらいかと思いました」
さすがにそれは無理がある!
大学生らしからぬ世渡りのうまさ。
さすが個展を開くだけの実行力の持ち主は違うなと感心。
だが、そんなお世辞にはのせられないぞ!!
お小遣いいる?
「吉備津神社は良い、下津井は良い、工場夜景の良いスポットがある」
という情報を頂いて彼らとはお別れ。
広々とした無料駐車場の横にあるお店の名は桃太郎
やはり名物はきびだんごのようです。
桃型の手水
これは観光客にうけそう。
ご多分に漏れず自分も食いつく。
参道
改修工事中だった石段を登ると結構な築年数っぽい門。
吉備津宮と書かれた文字も風化で読めなくなりつつある。
門をくぐるとすぐに拝殿と本殿、ここで参拝「2礼2拍手1礼」
参道が階段を登っただけ!とかなり短い。
珍しい造りの本殿
拝殿から左手にある広場へ。
ここから本殿を見ると珍しい形をしているじゃないですか。
写真がいまいちですがどこが珍しいかわかります?
本殿の三角屋根が2つ並んでいるんです。
言われてみれば・・・ってなりますよね。
普段そこまで意識して見ていませんが、あの三角部分は1つなのが大半。
2つ屋根は数えるほどだそうです。
五角形のおみくじ処
くじの種類は5種類。
「よろこび」「子供」「花」「いにしえ」
そして「英語」
やはり神社の国際化は各所で進んでいるようです。
全長約400mの回廊
拝殿から右手に行くと真っ直ぐな回廊が。
廻ってないのに回廊なのかというのは置いといて・・・
ここは絵になる
社殿に向かって緩やかな弧を描いて登る形状がまた良い。
この回廊がいわゆるフォトジェニックポイント。
実際に歩いてみるとその長さと壮観さを実感できます。
長いので途中に休憩するベンチがあったり。
途中に分岐があって御竃殿という社殿が。
ここでは鳴釜神事という特殊神事が行われます。
何が特殊なのか?
御竃殿の中にある釜で湯を沸かした際に鳴る音で占う。
しかも!吉凶禍福の判断は音を聞いた自分自身でするとか・・・。
不思議な占いもあるものです。
より詳しくはこちら → 鳴釜神事
回廊の先端まで行くと小さな社が1つ。
特に明記はないようなのですがここはおっぱいにご利益があるようです。
というのも、おっぱいを模したものがいくつも奉納されているんですもん。
回廊を拝殿に向かって戻ります。
始めはほぼ平ら、少しずつ傾斜がついていき・・・拝殿のそばで急に角度があがる。
やっぱり弧の傾斜が美しい!
さて、夕陽の時間も迫ってきたので瀬戸大橋へと移動します。
大学生の彼らに教えてもらった下津井はまさにその場所。
瀬戸大橋で夕陽を見て、水島コンビナートの夜景を見る。
これで勝てる!!
長くなったので次回へ続きまーす。
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