昔、英国人が紅茶を飲みながらこう言いました。
「旅行と恋にトラブルはつきものよ」
しかし春の旅行がいきなりトラブルから始まるとは思いもしなかった!
本日お話するのは第0話、北海道を出る前に起こった出来事です。
宣誓!
我々は2019年春旅行ブログを、
読者の気を引くための過度な脚色を排除し、
お子さんの教育にも役立つEテレ的情報サイトとして、
事実に基づき、正々堂々と連載することをここに誓います!
~2019年3月中旬~
春の旅行は鳥取県投入堂リベンジを最大の目標に設定。
中国地方を主たる舞台として旅行することになります。
いざ大海原を抜けて西日本。
一切れのパン、ナイフ、ランプを車に詰め込んで小樽港フェリー乗り場へ。
もちろん捜索願を出されないよう根回しは済ませています。
小樽港到着まであと15分の所で一本の電話が。
車を停車し電話に出てみると、相手は新日本海フェリー小樽支店。
船の「エンジントラブル」により本日ご予約頂いていた便が欠航になりました。
明日以降も欠航となり復旧のめどは立っておりません。
えっ?
出航予定時刻まで2時間を切った状況でです。
通常なら代替案のアナウンスもあって然るべき場面ですが、全然切り出されない。
ならばこちらから対応策について伺ってみると
- 選択肢は 払い戻し か 苫小牧からの便に振り替え の2択
- ただし本日の苫小牧便は 予約済みの部屋と同等の部屋がすでに満室。
- 本日乗船する場合はさらに 上の等級の部屋を利用 することになる。
- その場合、部屋代の差額分の支払いが発生。
はぁ!?
さらに部屋の差額2000円ほどを支払えですと!?
(心の中で驚いた)
小樽手前のこの場所から苫小牧港まで約100km。
4時間後に迫る出航時刻を考慮すると高速を利用して移動しないといけない。
直前の欠航で時間も浪費し、到着も遅れて予定が大幅に狂う。
その上、望んでもいない部屋のグレードアップ料金まで払えとはさすがに納得いきません。
エンジントラブルで欠航は仕方がないとしても、その振替便に差額が必要だなんておかしくないですか?
部屋のグレードアップもこちらが希望しているわけではありません。
そちら都合の振替ならば、同等かそれ以上をそちらで用意するのが筋じゃないのですか?
電話相手は上司と相談するのでかけ直すと言い、一旦切ることに。
数分後・・・かけ直してきてもらった回答は?
差額が必要です。
はぁ!?
(心の中で驚き呆れた)
余計にかかる時間もガソリン代も高速代もこちらが負担するという譲歩をしているのに・・・
希望していない部屋の差額もさらに負担しろと!?
そちらの不備でこうなっているのに?
そちらは負担0で、全ての負担をこちらに背負えとおっしゃるわけですか?
再び上司と相談するという電話相手。
しびれを切らした僕は「なんなら直接上司の方とお話させてください」と告げる。
わかりましたと保留音が流れ、出るのは上司かと思いきや先程の担当者。
今回は特別に差額は頂きません。
あちらも折れたのでここが落とし所でしょう。
でも特別って全然特別じゃないし、嬉しくもないですから!
今回の件でこちらにいいことなんて何ひとつもない。
そこから苫小牧港に向かうけれど時間に余裕はない。
食事とお土産購入をカットしてなんとか指定された時刻までに到着。
乗船手続きをしよう・・・
欠航の影響でフェリーの定刻が45分遅れに変更となっているじゃないですかー!
空腹も我慢してせっかく急いできたのに・・・。
フェリー会社も大変だったのだろうとそこは飲み込む。
さらに乗船してみて知った事実があった。
部屋の設定上の等級は上がれど、古い船体のために質は低くなっている。
どういうことかと言うと・・・
↓本来乗る予定だった船の部屋
↓追加料金が必要だと言われた振替便の部屋
おわかりいただけたでしょうか?
名目上はグレードアップですが実質グレードダウンです。
これで追加料金まで取ろうとしていただなんて!!
こうして翌日の到着時刻は当初の予定よりも6時間以上遅れ。
フェリー側の対応に釈然としない点が多々あるものの!
このくらいのロスで新潟に上陸できたのは不幸中の幸いとするっきゃない。
不満あふれる内容になってしまいましたが事実なので仕方がない!
こういうことが起こり得るという参考になれば幸いです。
え?西日本に行くのになんのために新潟上陸にしたかって?
マンホールカードを集めるためですよ!!
新潟~長岡~松本~名古屋のラインにマンホールカードが多い。
これなら効率よく集められそうと思っての選択でした。
しかしそんな綿密計画も水泡に。
フェリー欠航の影響で初日は一切収集できずに丸つぶれ。
結局予定よりも6枚少ない収集結果で西日本へと向かうのでした。
そしてたどり着いた地は兵庫県丹波篠山市!
というのが次の第1話のお話です。
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