京都を散策するならどの季節が??
桜の季節はすごく綺麗です。
紅葉の季節もとても綺麗です。
しかしどちらの時期も人が多すぎる!!!
夏は暑すぎて歩き回っていられない!!
そう、冬って実は観光客も少なくホテル代も安い穴場のシーズンなのです。
自然の要素が目当てじゃない京都観光ならば冬場ってもってこいなんですよ。
僕のおすすめは寒さも和らぐ2月下旬から3月頭くらいまででしょうか。
2月16日、ブログにも書いた京都のオシャレカプセルホテル(THE PRIME POD京都)に泊まった明けの午前中です。
この日は午後過ぎから神戸でレンタカーを借りる予約をしていたのですが、それまで時間が少し余る。
ならば近場を観光しようと京都の東山地区を歩いてみましょう!
今回歩いたルートマップがこちら。
所要時間はかなりとろとろ歩きながら見学して約2時間半の行程でした。
スタート地点はホテル最寄りの三条駅、まずは東へ向かいます。
インクライン
まずやってきたのは蹴上のインクライン。
蹴上インクラインは蹴上船溜りと南禅寺船溜りを結ぶ延長640メートルの傾斜鉄道です。
琵琶湖疏水の落差の大きい場所は船が運行できないので台車に船ごと載せて上下させる!というもの。
現在はその名残で線路が残っていて桜の名所の1つとなっています。
船用の線路なので一般的な鉄道の線路幅より1.5倍くらい広い。
桜が咲き始めたら人の数がすごいこの場所もこの時期はご覧の通り!!
ねじりまんぽ
蹴上インクラインの下を通る歩行者用トンネルがあります。
このレンガ造りのトンネルが通称ねじりまんぽ。
ご覧の通りトンネルの中のレンガがねじれています。
なので、ねじりまんぽと呼ばれているのです。
ねじりまんぽの入り口にはいまいち読めない4文字が??
これは「雄観奇想(ゆうかんきそう)」と書いてあり、「優れた眺めと思いもよらない考え」という意味だそうです。
琵琶湖疏水の完成を称賛した言葉だとされているみたい。
このねじりまんぽを通り抜けて行くと・・・
南禅寺・水路閣
広い敷地の南禅寺に到着です。
入り口の門を抜けると三門へと続く参道。
門 in 門、もしくは門 to 門です。
(たしか)300円で三門の上、手すりの見える部分にあがれます。
ただ・・・登って特別な景色が見えるのかと言えば・・・・うん。
1628年に建てられた三門ですから木材からも歴史を感じます。
柱はみんなに触られて一部だけ色がハゲて、いや薄くなって、いや落ちています!
僕なりの配慮ですよ。
三門を抜けるとさらにまっすぐ参道、その先が本堂です。
本堂の入り口の右下あたりに何やら張り紙が?
天井に龍を飼っているとな!?
格子戸の隙間から覗いてみましょう。
いましたドラゴン。
でも反対向きで少し見づらいので180度反転&ズームをしてみましょう。
ふぅ~くっきり。
本堂から横の方に進んでいくと水路閣があります。
これが琵琶湖疏水、つまり琵琶湖から引いた水の通り道となる水道橋です。
階段があるので水路閣の上にあがってみますよ。
ほら、現役で琵琶湖の水が流れています。
この水を辿っていけば琵琶湖に行ける!!(どこまで道があるのか知りませんが)
さて、この水路閣での正しいカップルの立ち振舞いがこちら。
橋脚部からひょっこりはんのように少し体を出した状態で記念撮影。
これがベタでベストな水路閣エンジョイカップルのあるべき姿なのだと私は思う!!
ただし私はひとりでここに来ているのである!!
南禅寺から二条通を西へ。
京都市動物園の横を歩いていくと岡崎公園、そして~。
平安神宮
平安神宮にやってきました。
大鳥居が見えるのですが神宮と反対側なので後回し!
すぐそこに見える公衆トイレに目を引く文字が!?
舞妓さんの体験ができるトイレだと!!!
これは是非体験してみないと行けない。
トイレに行きたかったし丁度いい、渡りに舞妓とはこのことです。
ん?入ってみたけど普通の公衆トイレです。
あれ?やはり女子トイレのみ舞妓体験とか???
おぃ~~~~~~~~!!!
トイレのネーミングライツってどういうことなの!
ただの名前だけ、「舞妓体験処・心」の(命名権)トイレっていうことでした。
つまりはお店の宣伝・・・見事に引っかかってしまったぜ・・・・・。
さ、神宮の中に入って参拝しましょ。
神宮の中はかなり広いスペース。
白虎楼という楼閣がカッコイイ!
ロームシアター京都
元々は京都会館という建物(建築家は前川國男)でしたが2016年にリニューアルされロームシアター京都になったようです。
外観は古さを感じるものでしたが内部は非常に綺麗。
コンクリート基調の館内で階段は木で造られているというのが僕的お気に入りポイント。
無料開放されている図書&休憩スペースや蔦屋書店とスタバの合体店舗も。
蔦屋で売っている本をスタバの席でそのまま立ち読みならぬ座り読みできるようです。
平安神宮周辺
その他、周辺のものをさらっと紹介。
- 昔の市電を利用したコンシェルジュ
- レトロモダンな府立図書館
- 平安神宮の大鳥居
- 景観配慮のセブンイレブン
- 有鄰館という中国美術を中心とした市立美術館の狛犬
和蘭豆(らんず)という蔦に覆われた喫茶店を発見。
入り口をふと見ると1979年ジョン・レノン夫妻来店ですって!
東山地区は観光スポットが固まっているので短時間散策にぴったり。
2時間半ほどでしたが結構濃厚な散歩でした。
ご覧頂いた通り、人が少しだけ多めだったのが平安神宮くらいなもんで、あとははっきり言って数えるほどの人数。
南禅寺水路閣なんて紅葉シーズンだったら結構な混みようですからね・・・。
ゆったり見てまわりたいという方には是非冬場の京都散策をおすすめします!
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