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鳥取県に入れました【じっくり山陰を発掘する旅行その8】

 

山陰旅行の残りもわずかとなってしまった10月21日。

まだ鳥取入りが出来てないという。

島根県で4日間費やすも発掘するにはまだ全然時間が足りず。

東西に長すぎるよ島根!

 

けれどもう鳥取に行かねばなりません。

なんと言ってもこの日は今回最大のイベント鳥取県の投入堂に登る日なのですから!

投入堂は険しい道を登るために2人以上でなければ入山できないという制約があるのです。

その制約を打ち破るためにパートナーとして協力してくれたのが山陰旅行ブログその0でも登場した「ダジャレおじさん」。

 

 

というわけで早速鳥取県に入りました。

朝7時に松江を出発し、寄り道もせずにやってきたのが島根と鳥取の県境にかかる江島大橋。

通称「べた踏み坂」です。

 

 


 

橋の一番高い部分の高さが38メートル、ビルにするとだいたい12~13階の高さということになります。

橋の下を大型船が通行できるようにこの高さにしたようです。

べた踏み坂の由来はアクセルをべた踏みするからということですが、実際はべた踏みしなくても・・・。

現代の自動車は性能がいいですからね!

それでも結構な急勾配ではありますよ!

ただ急勾配を感じるには島根から鳥取へと向かう坂を上る必要があるので進行方向にご注意を!

 

 

 

ここで一本問い合わせの電話をかけます。

問い合わせ先は投入堂、雨天だと滑落の危険が高まるので入山禁止になってしまうのです!

この日はまだ雨が降っていませんが前日までの降雨でどうなのかと。

 

 

投入堂を中心としたスケジュールを組んだというのに。

投入堂のために広島からわざわざダジャレおじさんを招聘したというのに。

「現時点で入山不可、おそらく今日は厳しい」

それが返ってきた答えでした。

 

 

まぁこうなるだろうことは天気予報をみてうすうす気づいていました。

なので切り替えて別なところに行きましょう!

とりあえずダジャレおじさんとの待ち合わせの時間まで少しあるので米子鬼太郎空港を見学していきます。

 

 

空港連絡バスもしっかり鬼太郎ラッピングです。

さらには交番も鬼太郎。

 

 

ターミナルの入り口前には鬼太郎モニュメント。

出入り口自動ドアのガラスには各種妖怪が。

なかなかがっつり鬼太郎してますね。

 

 

ターミナル内も鬼太郎。

熊本県内のくまもん以上に鬼太郎鬼太郎しています。

鬼太郎と記念撮影スポットと塗り壁の顔出しパネルまで。

 

 

 

案内の絵も鬼太郎仕様。

ベビー休憩室の絵が子泣きじじいとか天才だと思います。

鬼太郎というテーマが徹底されていてこれはなかなかすごい空港ですよ。

地方の小さな空港ならではの強みなのかもしれません。

 

 

 

ガラス面に施された大きな妖怪ステンドグラス。

色鮮やかで素晴らしい出来です。

 

 

 

スーパーボールガチャガチャ(1回200円)を発見してしまいました。

目玉のおやじが欲しい・・・・・。

 

 

まぁやりますよね!

1回だけだから!!

 

200円ちゃりーん・・・・お~い、鬼太郎どーーーん。一反もめん・・・・。

 

ば、倍プッシュだ!

 

もう200円ちゃりーん・・・・ぬりかべ~~。

 

 

ふぅ小銭も尽きたしここまでです。

白熱して喉が乾いてしまったのですぐ横には売店でコーラを購入。

500mlペットボトルのコーラを1本をレジに、183円です。

1000円札で支払ってお釣りをもらう、よしこれで小銭ができたぜ!!!

再びガチャガチャの前へ。

 

 

って待てよ?

 

183円って高くないですか???

自販機ですら160円ですよ?

山の上とか遊園地とか以外でこんな高い金額を払ったのは初めてですよ。

どうやら170円+消費税で183円だったらしいのですが定価って税込160円ではなかったのか・・・?

それとも鳥取税??

 

 

まぁいいやとガチャガチャ再挑戦!!

頼む!父さん出てきてくれ!!!

 

 

 

 

コーラは高くつきましたが3回目で目玉のおやじが出たのでよしとしましょう!

ぬりかべと一反もめんのスーパーボールは写真を撮らずにあげちゃいました。失敗した!!

米子鬼太郎空港は想像以上に楽しい空港でした。

自治体ももっと空港自体をPRしたらいいのになーと思ったり。

 

 

 

さて、ダジャレおじさんとの合流のお時間です。

投入堂で合流予定でしたがキャンセルになってしまったので安来の道の駅集合に変更。

 

 

ダジャレおじさんと合流して今後の予定をどうするか作戦会議!

をしていると、やけにヘリが飛ぶ音やサイレンの音が激しく聞こえます。

音のする方向をのぞいてみるとすごい数の消防車が!

そしてヘリからの降下訓練もしている!!

どうやら大規模訓練を行っているようなのでとりあえず見学してみることに。

 

 

行われていたのは中国・四国ブロック合同の防災訓練。

見学者にエマージェンシーバッグが配られていたので頂きました。

軍手、アルミシート、懐中電灯などの防災グッズ6点セット!

太っ腹~~!!

 

 

写真をご覧の通り、訓練は想像以上に大規模でしたよ。

池を作って家を沈めて屋根の上にいる人を水陸両用車で救出したり。

車が何台もごちゃごちゃに倒れていたり。

高い足場を組んでその上に軽トラを配置したり。

同時に数ヶ所で救助訓練していますが、何をやっているかまではよくわからず。

 

 

 

なんとなく満足したので防災関連の展示ブースへ。

応急処置用のギプスセットや自衛隊の訓練食展示、災害時の食料となるアルファー米の五目ご飯試食。

 

 

その他色々試食や防災グッズのプレゼントも。

僕も色々頂きましたが、例えばこんなものが!

 

 

 

3年間という長期保存が可能なように成分調整されたカロリーメイト。

通常のカロリーメイトは約1年の保存ですがこちらは3倍ですよ!!

一般には非売品なのでレア物ゲットだぜー?

 

 

きぐるみ達もご出勤です。

 

 

左から大人気「しまねっこ」、あなたの街の「タウンページ」、安来のどじょうすくいキャラ「あらエッサくん」。

しまねっこが圧倒的人気だったのは言うまでもありません。

そしてタウンページがあまりにも・・うぅ・・・。

 

 

さて~次はどうしますか~?

ってな時に視聴者の方から米子駅前でグルメイベントやってるよという情報を頂きました!

丁度昼前ですし行ってみることに。

 

 

思った以上に出店数も多くかなり賑わっています。

もちろん鳥取グルメのお店も色々と。

 

 

鳥取牛のキャラクター「とりモー」君

彼の特技はイナバウアーらしいです(公式発表)

 

 

もちろん開きかけていたファスナーをそっと閉めてあげましたよ。

とりモー、せっかくだから君のお肉頂くよ!!

 

 

ステーキは1.5センチ角ほどに小さく切られたもも肉で熱を通し過ぎでパサパサ気味に・・・もったいない!

ホルモンは美味しかったよ、とりモー!!!

 

 

 

串でくるくる回して焼かないたこ焼き。

穴の空いた鉄板に生地を流し込んで焼いたら平面鉄板にひっくり返すだけスタイル。

冷凍食品のたこ焼きはこんな形しているけど実際に焼いているところを見たのは初めてでした。

 

 

 

米子南高校の茶道部が米子駅の構内で部活動を。

お気軽にどうぞとのことなので遠慮なくご馳走に。

二十世紀梨のお茶菓子とお抹茶を頂きましたよ、結構なお手前で。

 

 

 

 

 

さぁ、ここからどうしましょう!?

投入堂さえ入山できれば・・・。

天候は回復せずどんより曇り空、いつ雨が降ってきてもおかしくないような色をしています。

 

 

こうなると鳥取の自然を楽しめないという悲しみに襲われるわけですが仕方ない。

屋内施設を攻略しましょう。

植田正治写真美術館がよかったという情報を頂いたので行ってみます。

写真自体にはそんなに興味ないのですけれどどんなもんなのかなーって。

 

植田正治写真美術館 公式サイト

【営業時間】 9:00~17:00

【定休日】  火曜、12月~2月は冬季休業

【入場料】  900円

【駐車場】  無料・普通車100台


 

建物はコンクリート打ち抜きですっきりした作り。

安藤建築っぽいけれど安藤忠雄設計ではありませぬ。

 

 

窓枠が額縁となって絵画となるような借景の構図です。

撮影の小道具として傘とステッキも用意されています。

 

 

 

 

窓枠の向こうには本当であれば大山が正面にくるのです。

しかし曇空!!!

ぜひ晴れている日に見に行ってみてください。

 

 

ダジャレおじさんが心の雨に傘を開いて黄昏れています。

そういえばおじさん、ここまでで全然ダジャレ言ってないな・・・。

 

 

 

この美術館の主な見どころは3つ。

1つはこの窓、2つ目は写真作品の展示、3つ目はこの大山を巨大レンズで室内に取り込んで投影する部屋。

大山側から建物の外観を写した下の写真、その左側の壁に黒い穴がありますがそれが巨大レンズです。

 

 

外からズームしてさきほどの窓を見てみると女性が撮影しようと準備しています。

このままでは僕が写ってしまって邪魔なのでそうそうに横に避けます(笑)

 

 

つくづく晴れていれば・・・・青い空と大山と畑の黄色とで綺麗だったろうに。

今回の旅行の天気は僕の完敗です。

 

 

 

この日は鳥取市内にホテルを予約しているので鳥取市まで行かねばなりません。

この時点で15時前、鳥取市まで約80km。

行けてあと1ヶ所どこにするか?

倉吉で街並みと20世紀梨記念館を見てみよう!ということに。

 

 

倉吉市に到着です。

ダジャレおじさんとは各々の車で別移動・現地で合流という流れなのですが、待てどもおじさんが来ない。

簡潔に言うと、おじさんが集合場所とは違う場所をカーナビにセットしていました。

その後もおじさんがなかなか目的地までたどり着けず、結局合流したのは僕が到着してから30分後くらいという落とし穴。

時刻は16時45分、21世紀梨記念館閉館でございます!

 

 

街並みだけでもと見に行くも、すでに暗くなってきているしお店も閉まって・・・雨も降って・・・・。

 

 

 

 

雨あしも強くなってきたのでさらっとした街並み見学で終了!

あんまり倉吉に来た意味なかったなぁ。。。

 

 

この日の観光は終了!

あとは夕食を豪華に楽しむぞーーーー!!!

鳥取市のホテルにチェックインして夕食へ出発。

 

鳥取っぽいものが食べられそうな店として村上水産というお店にゴー。

席に案内され箸と皿とおしぼりを出されます。

そしてそのまま何も言わずに店員さんが行ってしまう。

あれ?メニュー表は??

 

すこし待っても持ってきてくれる気配がないので聞いてみます。

なんとタッチパネルで注文スタイルなんですって!!

いやいや説明してよ!!

タッチパネルは真っ暗なまま置かれていたし。

 

 

 

鳥取ご当地っぽいものがメニューにあまりありません。

んーーと悩みながらとりあえず刺し身など何品かを注文してみます。

状況次第ではもう少し鳥取っぽいものを求めて2軒目も行きますか~?なんてダジャレおじさんと話ながら料理を待ちます。

 

 

でてきません。

30分たってもドリンク以外なにも出てきません。

さすがにしびれを切らして店員さんに「もう30分以上待っているのですが、料理はまだですか?」と聞いてみると

 

店員さん「確認します(申し訳無さそうな気配も全くなく)」

 

この時点で追加注文はせずに2軒目に行くこと確定です。

そこからは注文済の料理が手早く出てきましたとさ。

一応料理の一部をご紹介。

刺身盛り合わせとちょっとかわいい顔したモサエビの刺し身です。

 

 

モサエビは美味しかったです!

頭は唐揚げにしてもらいましたが、それも美味しかったです!!

でも2軒目へ。

 

 

2軒目は店前に出されたメニュー表から鳥取っぽさを感じた「炉端かば」という居酒屋さんへ。

 


 

ここはメニューが豊富で鳥取的メニューも沢山、値段もお安め。

こちらはアタリです!!

 

たくさん料理を注文したのですが写真撮影忘れていました!!

時には撮影するより大切なことってありますよね??

のどぐろの炙りだけは撮影していたのでどうぞ。

 

 

 

やはりのどぐろを少し炙ったほうが脂の旨味がましていいかもですね!!

料理に満足してこの日はゆっくりとおやすみなさい。

鳥取では全然発掘できていませんが翌日が最終日です。

 

 

今回のブログの動画はこちら↓