ドラゴンメイズでかなりの体力を浪費したので補給せねばなりませぬ!
わざわざ奥出雲まで来たので蕎麦を食べたいなー。
何やら生放送視聴者の方の話だと亀嵩駅の蕎麦屋さんが美味しいのだとか。
行ってみましょう。
駅舎の中に蕎麦屋さんはありました、扇屋さん。
メニューはシンプル少なめです。
満席になることもしばしばあるようですね。
三色割子そばが食べたい!!
って思っていたのですがメニューにはなし。
んー、じゃあ割子そばにしておきますか。
ねぎ、のり、カツオ節の3種類の薬味が載っているそば×3の割子そばです。
わさびは別添えの小パック、蕎麦湯は湯呑みでという感じでした。
残念なのは薬味にもみじおろしがない!!!
麺はすこし柔らかめな印象ですが美味しかったです。
がっ、評判がすごい高いっていうほどの??というのがそば素人の正直な感想。
やはり割子は3色のほうが味を変えられて好きです。
さ、昼食に蕎麦を食べられたので食後のデザートにしましょう。
奥出雲でデザートと言えばこちら!
これまた「ここのお店のそばが美味しいよ」という情報を元に昼食のハシゴしてしまいました。
やってきたのは八川駅の目の前にある八川そば。
見慣れぬこの食べ物は「釜あげそば」、僕も初体験です。
茹で上げたそばをそのまま蕎麦湯と一緒にどんぶりに盛ったそばです。
つゆも一緒に入っているので味はしっかりついています。
そしてこのお店はもみじおろしがついている!!
お店によってはつゆは自分で入れて調整するという所もあるようですよ。
見た目からも想像出来る通り、この蕎麦湯はかなり濃厚ドロリッチです。
僕はドロリッチスープの麺ってあんまり好みじゃないんですよ。
ラーメンとかにはこういうドロッとスープのお店も多いですよね、天下◯品とかも僕には刺さらないんです。
しかしこの釜あげそばは刺さりました!!
こんな蕎麦があったなんて!!僕のドロリッチ麺苦手が少し覆された瞬間。
他店の釜あげそばも色々食べてみたいと思った昼下がりそば情事。
汁まで完飲してごちそうさまでした!
デザートの蕎麦を食べたので次は食後のデザートのデザートです。
噂の生どら♥
見本写真と高さがち・・・・なんでもないです。
縦にしてもやはり高さがち・・・なんでもないです。
生どらの生は生クリームの生ですね。
僕は季節限定の栗を購入しましたよっと。
栗餡クリームの中に栗も1粒入りでした。
デザートの後は「奥出雲 たたらと刀剣館」というところへ。
簡単に言えば製鉄と刀鍛冶の資料館で、ここではもののけ姫にも出てきた「たたら」を踏めると聞いたんですよ!
資料館の入口前ではヤマタノオロチがスクリュースタイルでお出迎え。
このモニュメント・・・・・かっこいい。
入館してすぐにこの土地に伝わるヤマタノオロチ伝説についての解説があります。
簡単に言えばこのあたりを流れる斐伊川(ひいかわ)とそこを流れる製鉄によって赤く変色した水、奥出雲の山々がヤマタノオロチの姿に見えたという伝説だったようです。
こ、これはスサノオがヤマタノオロチの退治した時に体内から見つかった天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)ではないですか!
※ただし製造は平成のようです
しかし綺麗な剣でかっこいい、片刃じゃなくて両刃なのですね。
このほかにもこの地域で鍛造された刀が数本展示されていたり。
実際に鍛造する作業場もあり、特定の日には鍛造現場の見学もできるようです。
この地域で刀鍛冶が発達した要因として製鉄業が盛んだったということがあります。
その製鉄のための炉の再現が展示されています。
この炉を使う上で大切なのが空気を送り込むこと。
その空気を送り込む吹子(ふいご)という装置がこちら!!
この吹子の別名がもののけ姫にも出てきた「たたら」です。
たたらを利用した炉なのでたたら炉ですね。
こちらは両端に人が立ち、2人で踏むたたら。
「地団駄を踏む」という言葉の語源となった装置です。
「かわりばんこ」という言葉も吹子が語源らしいですよ。
もののけ姫に出ていたロープに掴まりながら踏むタタラの1人タイプのものも展示されていて、実際に体験もできるので僕も踏んできました。
そのエクササイズシーンは動画でご覧ください。
翌日には鳥取に向かいたいので島根はこの日までの予定。
となると行きたいリストに入れていた島根県立美術館に行くチャンスはこの日しかない!!
日が沈む前に到着したいのでもう奥出雲を離れて約60キロの道のりを急いで向かいます。
まずは美術館の駐車場へ、国道を渡ったJRの高架下横にあります。
3時間まで無料なのでゆったりと美術館&宍道湖の夕陽も眺められます。
ここからは地下道を歩いて美術館へ、徒歩3分くらいです。
館内に入ると一面ガラス張りで宍道湖が見えます。
本日の日没時間の案内もあって親切、この日は18時半閉館ですが3~9月は日没時刻の30分後まで開館しているのですって。
ちなみにこの美術館は1階の企画展は撮影不可ですが、2階の常設展はフラッシュを使わなければ撮影OK。
建物の綺麗さのみでなく、開かれた美術館という感じで好印象です。
さらにちなみにこの美術館の設計は菊竹清訓氏でございますよ。
中2階の踊り場スペース。
開かれた美術館だけあって高校生カップルも愛を育みます。
椅子は島根県立美術館のロゴマークを模した形をしています。
これの小型バージョンの椅子欲しい・・・・・。
この美術館には展望テラスがあるのですがそこに行くには常設展への入場が必要となります。
展望テラスから宍道湖を眺めてみたかったので入場料300円を支払いますよっと。
正直に言います!
展望テラスはそこまで見渡せるという感じでもなく、これだけのために300円を払うっていうのはもったいないと思います!
でも常設展の入場料でテラスも見れるのでそう考えるといいですね。
では常設の展示も見てきます。
この他にも器やらの工芸品も展示されていて、島根にゆかりある作家のものも多く展示されていますよ。
僕がこの美術館で特にいいなーって思ったのが天井。
この白天井に引かれた黒ラインの照明スペースと湾曲具合が綺麗で目を惹かれますね。
美術館の湖側出入口から湖畔に出てみます。
湖畔にも美術品が展示されていますよ。
人気なのが因幡の白兎モニュメント。
うさぎが湖の方へと向かっていく様子です。
何やら先頭から2番目のうさぎがご利益があると言われているらしく、ほら女子2人組の方々も自撮りをしていますよ。
先頭のうさぎはちょこんと天を見上げて座っていて可愛いのですが2番目のほうが圧倒的に可愛がられているようです。
見て下さい、2番目のテカリ具合を!撫でられてるから光っています。
もっと2番目の子以外にも分け隔てない愛を!!!
そしてなぜかしじみの貝殻がうさぎの前に置かれています。
そりゃあしじみは宍道湖の特産ですが・・・・お供えする・・・?
だいぶ暗くなり湖側から見た美術館も綺麗に光っています。
建物はそんなに大きなわけではありませんがこの美術館の雰囲気は気に入りました。
松江に行くことがあれば是非寄ってみて下さい。
ただ夕陽を見るにはもっと良いスポットがありますのでそれは次回のブログでお伝えしますね!!
さぁ夕飯にしましょうか!って思ったけれどまだ少し早い気もします。
先にお風呂でも入ろうかなーっていう時に困ることが松江にはあるのです。
それはスーパー銭湯がない!!
松江くらいの規模の街だと普通スーパー銭湯があるのですが松江にはない!
玉造温泉とか宍道湖温泉があるせいなのでしょうか?
と思っていたら視聴者の方からいいところを教えていただきました!
【営業時間】 10:00〜22:00(最終受付 21:20)
【定休日】 毎週水曜日
【入浴料】 大人350円
【駐車場】 130台・利用者は確か1時間半まで無料
【備考】 石鹸・シャンプーなどの設置はナシ
宍道湖温泉にある「ちどり湯」
ここは2017年5月に完成したばかりの銭湯なのです。(お湯は温泉)
湯船は2つだけで露天風呂やサウナ、ジェットバスなどはないですが、綺麗な温泉浴場で350円。
さらっと汗を流したい時にこれは便利です!!
お風呂に入ってすっきりしたのでさぁ夕食です。
これまた視聴者の方に教えて頂いたお店の中からチョイス。
地元食材を使った料理が食べられるという居酒屋さんです。
メニューにはご当地ものから定番ものまでずらり。
山陰の海産物や大山地鶏などを使った
僕が注文したものの一部をご紹介しますとー、
このお刺身は生サバの刺身、699円。
脂もしっかりのっていますが臭みは全くなし、非常に美味しかったです!
八戸のサバの駅で食べたサバと並んで美味しいサバでした。
土瓶のような器に入っているのは何かと言うと・・・松江おでんです。
松江ではおでんをよく食べる風習があるらしく、あご出汁(トビウオ出汁)ですっきりとしておりぐびぐび飲めちゃいます。
そこにゴマと小ねぎと磯のりが薬味としてバサー。
具は大山鶏つくね、里芋、レタスの3種を注文。
レタス単品だと約160円なのですが結構な量が入っていてボリューミーかつあっさりと美味しい。
このだし汁たっぷりのおでん全部で500円いかないのはかなり安いと思います。
レタスおでんはおすすめです。
だし茶漬けで食べたかった!
赤天とは魚の練り物に唐辛子を混ぜて揚げた浜田の郷土料理。
これもピリッと辛くて身は甘みもあっておいしいです。
ただお値段はすこししますね。
油揚げは極厚ということだったので新潟の栃尾の油揚げのようなものを期待していたのですが、半分にスライスされていました。
カリッと感はしっかりありますがその分ふんわり感に欠ける、残念。
半分にスライスしたら極厚油揚げの意味ないよなぁ・・・。
価格としては総合すると普通~やや高めという感じでしょうか。
でも地元食材メニューの種類も豊富なので観光客には使い勝手がいい。
醤油などの調味料にもこだわっているようで観光客にはまた嬉しい。
地元のサラリーマンも多く利用してる感じでした。
食後は夜の松江駅前を少し散歩。
飲食店中心の街並みで特にめぼしいものもなかったのでこの日の冒険は終了!
時刻は22時半、「明日は鳥取入りです」とみなさんに挨拶をしておやすみなさい。
今回の動画はこちら↓
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