10月17日は朝から相変わらずの雨模様。
初日からして予定が遅れ気味なのでこの日の行動開始は朝7時前。
山陰発掘隊はやる気に満ち溢れています。
今日はなんとか浜田まで観光を終えたい!!そんな強い心意気で出発です。
朝も早いので山口市で見たい施設も開館前。
山口市の観光はまた今度じっくりすることにして見たい建物をざっくりと外観だけ見て先を急ぎます。
まずは山口県立美術館へ。
想像以上にこじんまりとしていました。
県立美術館だからもう少し期待したのに残念。
ついでなのでザビエル記念聖堂もさっと見。
空の色がいまいちですが白く綺麗な建物です。
市街地から少し離れたところに巨大パラボラアンテナの群れがあるという話を聞いたので寄ってみます。
ここはKDDIの施設で、科学館のような感じで衛星通信に関する展示の見学ができるようです。
僕は開館時間前でしたので敷地周辺をぐるっと回ってアンテナを眺めるだけ。
山口県政資料館なども見学したかったのですが開館まで待っている時間がもったいない!
というわけで朝の山口市見学はここで終了し、萩市へと移動。
到着したのは9時前、今のところはいいペースです。
萩の城下町を車でさらっと走った様子は動画にて。
萩は以前にも散策したことがあるので今回は2ヶ所だけ見学して先を急ぎましょう計画。
1つめは丹下健三デザインという山口県立美術館・浦上記念館。
館内は基本的に撮影禁止ということで展示は見ないですぐに戻ってきました。
もともと箱(建物)を見にきただけですので。
後に知ったのですがこの美術館は日本三名橋のひとつ「錦帯橋」と並び、
山口県内最高ランクの2つ星の観光施設として紹介されているようです。
完成したのは1996年と20年以上前なのにかなり綺麗に保たれています。
さて次は2ヶ所目の松陰神社です。
過去2回萩には来たことがあるのですが2回とも松蔭神社をど忘れしてしまっていたのです。
と、その前に!
何やら生放送視聴者の方が旧湯川家屋敷というところですごいカニの群れを見たというのです。
しかも沢蟹じゃなくて普通の蟹だって言うんですよ。
ぐ・・・・これは検証したくなって・・・・来ちゃいました旧湯川家屋敷!
萩の観光は2ヶ所だけだなんて発言はなかった!ことにしましょう。
萩の市街地というのは2本の川に挟まれた三角州の上に形成されています。
その三角州の先端部分にあるのがこの旧湯川家屋敷。
このような三角州の上にあるために萩の町は川の増水で洪水の被害を受けてしまっていたのがその昔。
そのために川から引いた用水路が氾濫しないように水位を監視して水門の開閉で被害を食い止める治水を担当をしていたのがこの旧湯川家屋敷。
だから三角州の先端に位置しているわけですね。
水位の監視方法は「川➔用水路➔家の庭」と水を引き込んで池を作り、その池の水位を見るというもの。
そしてその引き込んだ水を利用して家の中に天然の洗い場まで作ってあるのです。
その洗い場が下の右写真、床下を水が流れておりそこに洗い場が。
その水は外の用水路へ合流するという造りです。
つまり旧湯川家屋敷は水を利用した先人の知恵を洗い場、お風呂、池などに活かして建てられたお屋敷ということです。
池の水位の話やお風呂場の話などは動画のほうがわかりやすいのでそちらをご覧ください。
このお屋敷についてのガイドさんのお話は面白かったでぜひ!
あ、ちなみに視聴者の方のカニ情報ですが・・・・沢蟹が正解でした!
松葉カニとかいるのかと思っちまったぜ・・・。
この後、桂太郎邸を見学し外の鯉と戯れ、今度こそ松陰神社へ!
すっかり寄り道をエンジョイしてしまいこの時すでに11時すぎ、時間が押し始めました。
松陰神社は吉田松陰を祭神とし、明治40年に創建された神社です。
敷地内にはかの有名な松下村塾の建物も残っていました。
はいそこっ!小さいとか言わない!!
この他にも吉田松陰幽囚の家や記念館などもあります。
現地学習?の中学生の大群もやってきており、やはりここは地元でも重要なスポットなのだと確認。
松陰神社ではおみくじをして凶がでると記念品のようなものがもらえるんだとか。
これは面白い!凶を期待して僕もやってみましたが結果は・・・・吉。
なんとも中途半端な・・・・。
吉のおみくじは木に結びつけて参拝を終えましょう。
と帰リ道に社務所の中にこんなものを発見!
お!面白そう、1つお願いします。(300円)
傘を開くとそこにおみくじの内容が書かれているのですが、中吉・・・・またしても中途半端!
でもこれは記念として自宅にで保管してありますよー。
ってどこにやったっけ・・・・。
神社入り口にはお土産屋と御食事処もあります。
名物は松蔭だんごと夏みかんのようです。
うどんそばの横には「萩味」って書いてあります。何味なんだろう!?
松蔭だんごは自家製のゆず味噌たれをだんごに塗って炭火で焼くようですよ。
ついでなので松陰神社から歩いて5分くらいの伊藤博文別邸もちらっと見に行ってみます。
と言っても伊藤博文が昔そこに住んでいたわけではなく、東京の世田谷にあった伊藤博文の家を萩に移築したものなんですって。
さすがに時間が気になるので中には入らないでおきました。
移築だっていいますしね。
でも幕末・明治が好きな方には色々と面白いかも知れませんよ!と適当なことを言っておこう。
突然ですがここで問題です!
Q:長州ファイブとは何でしょうか!!?
戦隊物を連想した方、おしい!!
正直僕はまるで知りませんでした。
なにせ明治時代の知識は特に弱いって公言してるくらいですし!
正解はこちら↓
さて、もう萩市街地を離れて東へ向かいます!!
移動開始をしてほどなく、すれ違うバイクに乗った変な人が僕に手を振ってきます。
すぐに誰なのか察知しましたが、やはり変な人でした。
そうその変な人こそ岡山から6時間かけてお越しの「せろをさん」
わざわざ岡山からセローに乗って6時間もかけて萩市まで会いに来てくれました。
こんなん変な人と言わざるを得ないでしょ!
僕の当初の予定では鳥取からの西に向けて攻めるルートでした。
それが急遽変更になり山口から東へ向けてルートに変更したのですが、そのあおりを受けたのがせろをさん。
本当は鳥取に会いに来てくれる予定で有給を取得してくれたらしいのですが、有給日が鳥取じゃなくて萩に変更だと!!
てな具合で仕方なく萩まで片道6時間コースですって。
ほんと遠いところまでありがとうございます。
僕「せっかくだからお昼でも一緒にどうですか?」
せろをさん「いや、いいです」
おいっ!6時間もかけて来てくれたのに食事は一緒にしたくないってどういうことじゃい!!
念のためもう一度食事にお誘いしましたが頑なに拒否されました。
僕はあの時、心の傷から涙が滝のように溢れて溺死しそうでした。
せろをさんとお会いするのはこれで3回目、その全てが10分以内でお別れという淡白さ。
10分のために往復12時間ってやっぱり変態じゃない!?
そうそう、せろをさんからお土産を頂きましたのでご紹介。
- コカ・コーラ瀬戸内缶ボトル
- カバヤ(岡山の会社)のジューCと岡山白桃ハイチュウ
- 愛媛のみきゃんのぬいぐるみ(僕の母ちゃんに渡してとのことだったのでちゃんと渡したら喜んで飾っていました!!)
- スターバックスカード(僕にスタバで意識を高く磨けという口撃ですね)
あ、あとお水も頂きましたがすぐに飲んじゃいました。
せろをさんありがとうございました。
次はどこでお会いしましょうかね?北海道?
ここで速報です。
せろをさんがインスタグラムを始めたようです。
僕にもアカウント名を隠してURLも教えてくれないあたりがいやらしいですね。
せろをさんに断られたので昼食を求め阿武町の道の駅へ。
次回はここからのお話になります。
↓今回のブログの動画はこちら↓
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