京都市のお土産としても超有名な阿闍梨餅(あじゃりもち)は京都大学にほど近い左京区に本店を構える京菓子屋「阿闍梨餅本舗・満月」さんの看板商品。百貨店や駅のお土産売り場などでも販売していますが、行列や売り切れ続出の大人気っぷりなのです。
(↑パンフレットを撮影)
阿闍梨餅の形状は、比叡山で修業をする高僧・阿闍梨様の網代笠を象ったもの。丹波大納言小豆のつぶあんを餅生地で包んで焼き上げた独特な薄皮モチモチ食感の半生菓子で、基本的に常温状態の物を購入することになります。
しかし!!
焼きあがって間もない、温かい阿闍梨餅を食べることが出来るのをご存知ですか?
今回はそんな焼きたて阿闍梨餅を食べに行ってみたお話となります。結論から言うとそれは満月本店で頂けるのです。
満月本店
お店に着いたのは午前10時半、開店から1時間半経過した頃です。駐車場は店舗前に5台分ほど用意されています。
お店に入りショーケースの前の店員さんに『阿闍梨餅を店内で食べたい』という旨を伝えてお会計。1つ約120円の阿闍梨餅ですが、少量でも嫌な顔ひとつされずに『あちらのテーブル席でお待ち下さい』と案内されます。
温かい阿闍梨餅
テーブル席で待つこと3分くらい、阿闍梨餅をテーブルまで運んで来て頂けました。しかもお茶付きで!!
阿闍梨餅の会計を済ませた後に土日祝に本店と金閣寺店でのみ販売の「満月」というお菓子も追加購入してみました。
それでは阿闍梨餅を頂きましょう!本当に焼き立てなのだろうか・・・・?
あ・・・・温かい!
焼き立てのアツアツというわけではありませんが温かいです。冷めたお土産用のものよりも餅生地がしっとり+少し柔らかめ。
常にこのくらいの温かさで提供されるものなのか、それとも開店直後ならばもっとアツアツなのかはわかりません。噂によるともっとアツアツなのを頂けることもあるとか。今度は開店直後に行ってその真偽を確かめてきたいと思います。
みなさんも焼きたて阿闍梨餅と温かいお茶でほっこりはいかがですか?
土日祝限定の満月
追加で購入した満月というお菓子ですが、こちらは最上級の白小豆のみを使用したこし餡を生地で包んだ焼き菓子です。白いんげんじゃなくて100%白小豆なのですね!
1つ300円ほどですが、こちらも阿闍梨餅に負けず美味しい!購入のチャンスがあれば是非とも食べてみて下さい。あっさりと上品な味で、いやむしろ阿闍梨餅より美味しかったかもしれない。
満月で販売するお菓子の種類はさほど多くありません。これはひとつひとつのお菓子にこだわりたいという考えから。そんな満月さんは宮内省御用品だったようです。
満月 本店 | |
住所 |
京都市左京区田中大堰町139 |
営業時間 |
9:00~18:00 |
定休日 |
水曜・不定休 |
駐車場 |
店前に5台程度 |
公式URL | http://www.ajyarimochi.com |
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