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静岡で14万円 クセのない春旅行 vol.9

 

こんなことって・・・こんなことって・・・・・・

 

静岡市のディーラーさんはとても丁重な対応をしてくださいました。

開店前に到着したにも関わらず、車を工場に入れてくれ僕にはアイスコーヒーとお菓子を出してくれました。

 

綺麗で涼しいショールームで待つこと30分弱、担当者の方から提示された用紙には恐ろしい数字が跋扈していたのです。

 

 

結論から言えばマフラーの腐食が凄すぎて修理不可。

全交換になってしまうのですが触媒部分も含めてなのでこの値段。

触媒ってのがすっごく高いわけなんです。

実は3年ほど前にも同じ症状でマフラーを中古品と全交換しています。

中古品と交換した際も7~8万しましたから新品だと14万でも致し方ないのでしょう。触媒め。。。

 

やはり北国は道路に撒かれる融雪剤による下回りの錆がすごいと。

過去に何台か北海道の車を診たことがあるが下回りの錆が静岡の車と比べて別格だと担当の方曰く。

 

今年の秋の車検で買い替えしようか悩んでいた車です。

さすがにこの金額を払ってまで修理する気にはなれません。

この瞬間今年の早期買い替えが決定したわけです。

何の車に変えようかなぁ・・・。

 

 

しかし今一番大切なのはそこではありません。

このマフラー不具合の車で北海道まで帰れるのだろうか!!?

どうですか?ディーラーさん・・・・・。

 

とりあえずすぐにどうこうなるような状況まではいっていないので北海道までは帰れるでしょう。

じゃないと走るのが危険な状況ならばディーラーも車をこのまま返すわけにはいかないですし。

でもできるだけ早めの買い替えをおすすめします。

 

 

さぁいこう、倍プッシュだ。

このまま当初の予定どおり旅行続行を決意。

もし途中でマフラーの結合崩壊が起きたらそれが天命だったということでしょう。

 

 

ディーラーを出発し商業施設の日陰となる駐車場に一旦車を止めます。

そこで車の状況を心配してくださった視聴者の皆さんにも報告をしようとツイートと生放送を開始します。

すると生放送開始してすぐに駐車場を見回って走る白黒の車が見えました。

嫌な予感がしたものです、なにせここは静岡県。

 

やはり僕の車の前でパトカーが止まり、2人の警官が近づいてきました。

そのことを放送で告げ、一旦音声ミュートにします。

「こんにちはー、いまこちらで何をされていますか?」

「旅行で来てるのですが次にどこ行こうか調べていたところです。」

「あ、ご旅行?札幌からですか?」

 

 

ここで解説です。

僕は以前も道の駅で寝ていたところ札幌ナンバーという理由で夜中の3時寝ているところを叩き起こされて職質を受けたことがあります夜中の3時に

ここは静岡、富士山のお膝元です。どうやら全国から失踪者が集まってくるのだとか。

ゆえに遠方のナンバーの車はチェックをされるということなんですね。

 

 

なんてったって僕は経験者ですからこの後のやりとりはこなれたもんです。

免許証の提示を求められたのでさっと見せます。

すると僕の免許証を持って1人の警官がパトカーに向かおうとします。

これはパトカーにて行方不明の届け出が出されているかを照合しに行こうとしているわけです。(失踪者対策)

しかし、この警官は何の断りもなく免許証を持っていくもんだから照合しようとしているのはわかっていた上で僕も牽制します。

 

「ちょっと、勝手に免許証持って行かないでください。」

「あ、行方不明届けの照合をパトカーでさせて頂きたいのですが・・・」

「そういうことならどうぞ」

「すぐ終わりますので」

 

そもそも警官が警察手帳を提示して自らの身分を明かすこともなくこちらに免許証提示を要求し、あげく黙って免許証を持っていこうとする。

そういう礼節ある手順をしっかり踏めないところが不信感を買う要因だとなぜ気づかないのだろうか?

とはいえ僕も喧嘩をしたいわけではないですし、牽制もかけたので照合が終わるまで警官と朗らかな会話をします。

「静岡県警ってほんと職質多いですよねー」

「え?そうなんですか!?」驚く警官。

「全国旅行してますけどダントツで静岡が多いですよ」

よくよく考えてみると、旅行中の職質なんて静岡でしかされたことがないと気づいてしまいました。

 

 

 

さてもう昼前ですが出発しましょう。

旅行続行です。

車と職質話で長くしまったので簡潔にいきます。

 

この日は4月19日、遅くなってしまいましたが久能山東照宮に徒歩で登ろうから観光スタートです。

海沿いの駐車場に車を止めますが駐車料金の不正、ダメ、絶対!

 

 

ここから山の上にある東照宮まで高さにバラツキのある石段を上がっていくわけです。

段数はこの鳥居から数えて全部で1159段、「いちいちご苦労さん」と呼ばれているとか。

 

 

暑い中、高さが微妙に不揃いの石段を弱音も吐かず、息も切らさずせっせと登っていきます。

 

 

途中の階段から海を眺めてみるとなかなかの見晴らしでかなりあがってきたことがわかります。

東照宮の中は日光と同じような感じで金とかだけではなくカラフル。

発色のいい色が多い印象でした。

 

 

 

急ぎ足で三保の松原で富士山を見ていきます。

何やらこの時期にこんなに富士山が綺麗に見えることは珍しいだとか。

 

 

 

何を隠そう静岡に来た大きな理由の一つが桜えびでした。

この時期は年2回の桜えびの漁期真っ只中。

生の桜えびが楽しめるのです!

で、食べに来たのがお気に入りのお店「ごはん屋さくら」さん。

 


 

迷うことなく桜えび定食を注文。

この店では是非桜えび定食を食べてください。

以前は880円とかだったのですが何度かの値上げで今は1130円です。

それでも十分満足できる内容だと思える定食がこちら。

 

 

生桜えび、桜えびのかき揚げ、釜揚げ桜えび、桜えびとアオサのお吸い物、桜えびの佃煮、御御御付、ごはん。

かき揚げは本当にサクフワです。

お茶はもちろん静岡茶。

ぜひご賞味あれ。

 

 

 

静岡での目的の1つも果たしたの満足した余韻で富士山展望スポットである『薩埵峠』というところに向かいます。

結構細くて急な山道を行くことになるので富士市側ではなく清水側の道を使うことをおすすめします。

僕のマフラーは唸りながらカタカタ悲鳴を上げ続けて・・・頑張ってくれ!

 

 

展望台にはライブカメラが設置されておりyoutubeライブで生中継されているようです。

そこに映り込む不審者Y。

 

 

 

このyoutubeライブを見ていた外国人にCRAZYとお褒めの言葉を頂いたので撤収しましょう。

次なる富士山スポットは吉原駅のすぐ近くの公園にあるというタワー。

視聴者情報を元に言われるがまま行ってみます。

すると公園にありました、展望タワーならぬ津波避難タワー。

しかしここからの富士山も裾野がくっきり見えてまた綺麗。

 

 

沼津港の水門「びゅうお」がライトアップされており水門の上にも上がれます。(確か200円)

そしてこの後、激しく疲労した3分クッキングを車内で決行する。

グッキングの様子は動画で御覧ください。

クッキングでかいた汗をスーパー銭湯で流し、駿河湾サービスエリアにて深夜のおじさんシンドロームを執り行い今日はもうおやすみなさい。