日本最北端の稚内市の1つ南にある豊富町に有名な石油温泉があります。その豊富温泉ふれあいセンターという温泉施設内の食堂で食べられる「えぞ鹿ジンギスカン」がオススメなんです!しかも本格的に焼くタイプでした。
豊富温泉ふれあいセンター 味彩
石油の温泉については別ブログに詳細を掲載していますので良ければそちらもご覧ください。今回は食堂のお話となります。
建物の周辺からして石油っぽい匂いが漂っており、中に入るとさらに石油の匂いがすごいんだろうなーと思いきや、入口を開けて充満しているのはジンギスカンの香ばしい匂い!発生源は目の前の食堂コーナーです。
メニュー
食堂は食券制のほぼセルフスタイル。注意書きには席が空いているかを確認してから食券を購入してとあります。
ラインナップは食堂らしく定番がずらり。そんな中で異色を放つ塩スープパスタ 470円とは!?気になる…しかしお目当ての鹿肉のためにここは我慢です。
この価格帯の中でジンギスカンだけ高めの設定だなーと思っていたら理由はすぐに判明します。 えぞ鹿ジンギスカンのライスなしをポチッ。
820円、これを覚えておいてください。
食券を奥のカウンターに提出し、カセットコンロが設置されている中からお好きな席へ。
えぞ鹿ジンギスカン
ほどなくして『えぞ鹿ジンギスカンの方~』と呼ばれたのでカウンターまで受け取りに行きます。この時、鍋と水差しも受け取って席まで自分で運び、設置と点火も自分で行います。えぇセルフの食堂ですからね。
予想外のたっぷりボリューム
お待ちかねの鹿肉ジンギスカンがこちら!
- 焼き肉屋の1人前より少し多いくらいのジンギスカン肉
- 10cmほどのソーセージが3本、これも鹿肉
- 野菜が玉ねぎ、もやし、ピーマンの3種
タレはさらさらスッキリ系の味で甘さは控えめ、コチュジャン的なものが添えられています。肉自体に味がついているのでスッキリ系のタレが合うのです。
焼いて頂きます
といきたいところですが、この鍋の形は一体。。。ドーム型でもないこの鍋は北海道民ですが初体験です。
店員さんに『サイドの溝に水を入れて焼いてください』と言われた通り、水を入れましたが初体験ゆえに水量の加減がわかりません。ちなみに鹿ジンギスカンも初体験でした。
水を入れる理由を推測するに・・・おそらく蒸し効果ですね!?そもそもジンギスカンって焼料理じゃなくて蒸し料理と言いますからね。
それにしても焼くスペースが狭い!油断するとお湯に落下、何度かソーセージともやしをボイルしました。2人でジンギスカンする場合もこれなのだろうか?と苦戦しながらも焼いていきます。
鹿肉は基本赤身で脂分が少ないのが特徴です。なので焼きすぎると固くパサパサになるので注意!
今だ、召し上がれ!
柔らかい!美味しい!!
赤肉らしい旨味があります。血臭さとかは全然なく食べやすい。肉は漬け込みの味付きなのでそのままでも十分なほど。
ソーセージは肉汁ジュワ~的なものなんてナシ!これまた赤身らしい硬めの肉感で美味しい。シャウエッセンは3本目で飽きてしまう僕ですが、これは5本いける。
正しい鍋の使い方
このように焼いて食べてきましたが、後日この鍋の正しい使い方が判明しました。正しくはこうです!
肉は中心の鉄板で焼いて野菜は再度で茹でる!こういうことです。
ピーマンは気分的に焼きました。なぜこういう使用法なのかはわかりません。肉のタレが焦げ付いて野菜にくっつくから?ちなみに鉄板の焦げ付きは差し水をかけるとある程度綺麗にすることができますよ。
動画
この特殊な鍋の使い方をマスターしたい方、肉が焼ける音を聞きたい方ははこちらをご覧ください!
鹿肉は美味しい
鹿肉は処理が悪いとかなり血臭さが出るそうです。しかしここの鹿肉はそんなことはまるでなく、ただ美味しいの一言。赤身が好きな人にとっては牛肉よりも美味しいのでは?もっとみんな鹿を食べるべきなんだ!
820円でこの味、このボリュームは大満足!
ぜひ石油の温泉とセットで味わってみてください。
豊富温泉ふれあいセンター食堂 味彩 | |
住所 |
豊富町字温泉 |
営業時間 |
月~金 / 11:00~14:00 16:00~20:00 ※温泉は8:30~21:00 |
定休日 |
年中無休 |
駐車場 |
無料あり |
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