帯広市で人気となっているお米が主役のお店「銀シャリ亭くまだ」の二号店「窯焚きごはん 銀くま」が2022年5月末に旭川市でオープンしました。銀しゃり亭くまだは以前から気になっていたものの行く機会に恵まれず。しかし旭川の銀くまに行けるチャンスが到来した!というわけで実食してきました。
窯焚きごはん 銀くま
旭川駅から車で20分弱、中心部からは少し離れた住宅も多い地区にお店はありました。新しいので店内外ともに非常に綺麗。
客席間に仕切りが多く、テーブルの間隔も広いため、ゆとりのある店内。
メニュー
メニューは銀しゃり亭も銀くまも同じのようで、この日の季節限定は秋のいくら!マスの子ではなく、ちゃんと秋鮭のいくらを使用しています。
羽釜のご飯・味噌汁・卵焼き・漬物・小鉢2品にメインのおかずがセットになった定番の御膳シリーズも色々と。魚が中心ですが、豚ロース焼きや鳥唐揚げの御膳もありますよ。
銀だらは観光庁の品評会で世界にも通用する「究極のお土産」に選定されたのだとか。
メインのおかずがない銀シャリ御膳は単品生卵を追加して鮭節昆布醤油で卵かけご飯に。
釜飯の季節限定は、梅しらす(春)、うなぎ(夏)、鮭いくら(秋)、カニ(冬)といった構成。
おにぎりもご飯の専門店と考えると結構手頃で魅力的。もちろんテイクアウト可能です。
出来上がりまで20分以上
注文を受けてからご飯を炊くために20分以上待つことになります。つまりは急いでいる時には不向きというわけで、この点はお店側からの注意書きにもなっています。
待っている間に窯焚きご飯について学びましょう。
いわし明太ご膳
選んだのは北海道では少し珍しいいわし明太、注文してからジャスト20分で登場です。羽釜の木蓋とお椀の蓋をオープン!
小鉢
切干し大根とほうれん草のおひたし、この2品はその時によって内容は変わるそうです。
だし巻き卵におつけもの。
窯焚きごはん
主役であるご飯はツヤツヤと粒が立っていて、底にはとほんのりおこげができています。特Aランクの北海道東神楽産「ななつぼし」を使用しており、量としては茶碗に軽めの2膳分(260g)ほど、0.8合弱相当になるそうです。
しっかりとした食感で、噛みながらあっさりとした甘みを感じます。他の飲食店と比べても確かにご飯が美味しい。ただ「銀シャリが売りの店としてはこんなものかな」と期待の範疇にとどまる結果に。普段自分がゆめぴりかを食べているという好みの違いもあるでしょう。
いわし明太
道東で水揚げされた脂の乗ったマイワシのお腹にたっぷりの明太子を詰め込んだものが2尾も!健康の数値が気になる人にはなかなか危険な食べ物かもしれません。
これがご飯のお供どころかご飯の先導者というくらいご飯が進むっ!脂のあるイワシは身も柔らかく、明太子とも相性バッチリ、ご飯との相性は超バッチリ。大根おろしの存在を忘れるほどのパワーで逆にご飯が足りないくらい。これは期待を超えてきました!
ご飯もさることながらおかずが美味しい。この日の主役はいわし明太だったと言っても過言ではありません。これで980円(税込1078円)は十分に満足。
留意しておくべき2点
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ご膳のご飯はサイズ選択不可
大盛りや少なめという設定がありません。ご飯が進みすぎるだけにもっとご飯が欲しい!という場合は単品で茶碗ご飯を注文するしかない現状のようです。 -
時間に余裕を持って訪問を
出来上がりまで20分以上要するというのは前述の通り。さらにお店が混雑して入店待ちとなることもしばしばあるそうです。
窯焚きごはん 銀くま | |
住所 |
北海道旭川市末広1条4丁目2-3 |
営業時間 |
11:00~15:00 (L.O.14:30) 17:00~22:00 (L.O.21:30) |
定休日 |
木曜日・12/31~1/2 |
駐車場 |
無料 |
公式URL | https://ginsharitei-kumada.com |
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