殿中でござる事件を起こして切腹に処された播磨赤穂藩第三代藩主の浅野内匠頭。その仇を討つべく吉良上野介邸を襲撃した赤穂浪士47人。忠臣蔵でおなじみとなった彼らゆかりの神社が赤穂大石神社です。
47士勢揃い
正面参道の両脇には赤穂浪士の石像が並んでいます。本当に47人もいるのかって?気になったので数えてみるときっちり47体を確認できました。
軽食処
境内の軽食処の名物メニューは赤穂の天塩うどん。赤穂は塩業で栄えた土地なので納得。
もう一つの名物が「りくぜんざい」という名の厄除けぜんざい。栗ぜんざいではなくて?
りくぜんざいとは何かを店員さんに伺ってみると『栗ぜんざいですが、大石内蔵助の奥さんの名が「りく」だったのであやかって』というダジャレネーミングでした。
さざれ石
君が代にも出てくるさざれ石を発見。さざれ石は全国各地の神社などで結構見かけますが、さざれ石って何かご存知ですか?
学術的には「石灰質角礫岩」などとよばれる。石灰岩が雨水で溶解して生じた、粘着力の強い乳状液が少しずつ小石を凝結していき、石灰質の作用によってコンクリート状に固まってできる。(wikipediaより)
君が代の歌詞は「さざれ石(小石)が固まって巌(岩石)となって苔が生える」という時の流れを表現していたのです。
勉強になりましたね!それくらい知っておけよって感じかもしれませんが学校じゃ教えてくれないですし~。
石像
十二支の石像が並んでいましたが犬だけいない!?どうやら犬は本殿前に出張しているとのこと。
狛犬はちょっと珍しいデザインで背筋がピーーーン!
2体とも口を開けていて阿吽の呼吸は成立していませんね。
出張している犬も無事発見。
本殿の裏側へ
浅野家の家紋(左)と大石家の家紋(右)を発見。
赤穂城跡前の郵便ポストに付いていた家紋はこの両家だったのですね。
足元にふと目をやると一際目立つ色合いの石が。
おやおや?これはあとづけの匂いがしませんか?さてはおぬし…、埋めたな!?
一文字流し
お悩みを水に流しましょうイベント発生!
この手のプチアトラクションには弱いものでちょっとやってみました、用紙は1枚100円です。その時の様子はこちらの動画をごらんください。
お悩みを水に流すというよりは溶かすでしたね。溶けませんでしたけど!
老との旅はこの後も続くようです。
大石神社の周辺には赤穂城跡や赤穂玩具博物館などの観光ポイントがまとまって位置しています。これらもセットで観光する時間を用意しておくと良いかも知れません。
赤穂大石神社 | |
住所 |
兵庫県赤穂市上仮屋131-7 |
料金 |
無料 |
所要時間 |
約20~30分 |
駐車場 |
観光駐車場無料 |
公式URL | http://www.ako-ooishijinjya.or.jp |
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