長さ297.7m、川からの高さ54mもある「日本一の(生活用)吊り橋」が奈良県の十津川村にある谷瀬の吊り橋です。
日本一は三島スカイウォーク?あれは観光用なので別ジャンルです。あくまで生活用の吊り橋でのNo.1なわけで、そこまで造りが頑丈ではないがゆえにスリルがあるのです。
谷瀬の吊り橋
駐車場
車で谷瀬の吊り橋に行く場合は1回500円の町営駐車場にとめる必要があります。というのが一般的な認識ですが、実は対岸に無料の駐車場があるのです。それが下記地図の駐車場になります。
行き方を簡単に説明しましょう。
国道168号線から下に降りていく道に入り、つり橋の里キャンプ場を目指します。谷瀬つり橋オートキャンプ場と間違えないように注意!
そのまま降りていくと1台幅の細い橋にさしかかるので対向車に注意しながら渡ったら左へ進みます。
途中、つり橋の里キャンプ場へ向かう分岐がありますが、そちらへは向かわずにそのまま道なりに登っていきます。吊り橋の前を通過した100m先くらいに駐車場。
吊り橋
さすがは300m級の迫力、対岸が遠い!
谷瀬の吊り橋ポイント
- 通行無料
- 一度に渡れるのは20人まで
- 二輪車も渡ってOK(地元民のみ)
地元の人は二輪車を押して渡るどころか乗ったまま渡る人もいます。自分は原付に乗ったまま渡ってくる人を目の当たりにしました。さすが生活用と言うべきか。
左右にネットが張ってあるので危険度は低いのですが、はっきり言って揺れます。ギシギシ音もなります。高所恐怖症の人は気をつけてください。行くも地獄、戻るも地獄になる前に諦めるのも大切ですよ。
足場の幅は推定70cm前後で下を見ると股間がヒュンヒュンします。ただスマホを落としてもネットに掬われるのは親切構造です。
下流側の景色
水量の割に川原が広いのは、明治22年までそこに集落や耕地があったからだそうです。
上流側の景色
山間にあるので朝日が差し込むのがかなり遅いです。景色を綺麗に撮影したい場合は太陽が高い位置にある時間帯を狙ったほうがいいでしょう。
渡りきって国道側から
太陽の向き的に写真を撮るならこちら側からでしょう。日本一の吊り橋モニュメントもありますし。
ちなみにこの川の水害被災者達が移住してできた自治体が北海道の新十津川村なのです。って説明板に書いてありました。
ちなみに新十津川村は十津川とは打って変わっての札幌からほど近い平野部にあります。主な観光要素は・・・冬のワカサギ釣りしか思いつかない。。。
谷瀬の吊り橋 | |
住所 |
奈良県吉野郡十津川村谷瀬 |
通行時間 |
24時間 |
料金 |
無料 |
所要時間 |
20~30分 |
駐車場 |
無料 |
公式URL | http://totsukawa.info/joho/kanko |
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