諏訪湖ぐるり諏訪大社４社参り【日本半周してた旅～第49話】

高遠城址の桜はすごかった！

感動を胸に待ち合わせの塩尻に来たものの相手との連絡がつかない…。

つかぬならつくまで待とうホトトギスで塩尻駅のそばタイム。

勝手に駅そばランキング2位に食い込んできたー！

ごちそうさまでした。

待ち合わせの相手のイケメンとの連絡も既読も未だにつかない。

そろそろ本気で事故とか心配し始めるぞ～？

とりあえず昼寝してもう少し待とう。

トゥテトゥテトゥテテン、トゥテトゥテトゥテテン♪

鳴る電話。

もしもし！無事ですか！？どこにいるんですか！？

え？高遠城址で桜を見てた？

おいぃ～！さっきまでいたのにぃ～！

でも無事だったならOKカウボーイ、それでは諏訪大社で合流しましょう。

彼はバイクで東京から長野までやってきた。

どーもーおつかれさ・・・すぎて10歳くらい老け込んでるじゃないか様！

例えるなら、全てを捨てる覚悟で念を発動した後のゴンのような。

この時ばかりは彼もイケメンからフツメンに降格していました。

疲労と空腹がゆえに…いち早いエネルギー補充が必要だ！

じゃあまずは諏訪大社参拝しますか。

パワースポットなんだからエネルギーが補充できるはず！

フツメン（イケメン）が仲間になった。

男２人で諏訪大社４社を一日で参るご利益ツアーの始まりです。

諏訪大社 下社春宮

下馬橋

下社春宮の登る参道の途中に道路を分岐させる太鼓橋が。

春宮参拝の折には殿様だろうと馬の乗るのはここまで！という歴史からのネーミング。

それでは参拝しましょう、一礼。

御柱

７年に１度行われる話題のお祭り「御柱祭」をご存知ですか？

柱にまたがって急斜面を滑降する危険な奇祭、その時の御柱が奉納されています。

というか諏訪大社に奉納するためのお祭りが御柱祭。

拝殿の左右に１本ずつそそり立つ御柱

太く、長く、つややかです。

左右片拝殿

1780年に造営されたもので屋根は片切になっている。

万治の石仏

なんでも治してくれる石仏ですと！？

って勘違いしていましたが、万治3年（1660年）にできたので万治の石仏でした。

参拝方法

1. 正面で一礼し、手を合わせて「よろずおさまりますように」と心で念じる
2. 石仏の周りを願い事を心で唱えながら時計回りに三周
3. 正面に戻り「よろずおさめました」と唱えて一礼

※観光協会と商工会議所が提唱する参拝方法です

しかし信ずるものは救われる！かも。

フリーマーケット

諏訪大社の前にパラダイスを発見してしまいました。

決してゴミなんかじゃない！オールワンコインのお宝市です。

ゴルフクラブが100円だったり…昔の雑誌が500円だったり…

値段設定の基準が全然わからん。

オールワンコインとは一体？

諏訪大社 下社秋宮

御神湯

ここは世にも珍しい・・・手水が温泉♨なんです！

しかも結構熱いので油断すると危ないぞ！

神楽殿

結婚の儀の真っ最中だと・・・これは新郎新婦の幸せに便乗するっきゃない！

ただこの神楽殿は三方切妻造りという新婚にはちょっと不吉な様式名。

左右片拝殿

参拝行列、この中にイケメンが混じっております。

完成は1781年、シックでカッコイイ。

これは間違いなく拝殿界のイケメンでしょう。

御柱

こちらも拝殿の両サイドに奉納されている御柱。

ガイドさんによる解説もあるようですよ。

諏訪大社２社から精神パワーを補充するものの元イケメンの顔はまだ冴えない。

肉体のパワーを回復してあげるから待ってろよ！

と、ご当地中華チェーンらしきお店に駆け込んで少し遅いお昼ごはんです。

全回復とまではいかないものの元イケメンから半イケメンまで復活したようです。

ありがとうアップル餃子！

それでは残り２社、上社編に突入です。

諏訪大社 上社前宮

上社前宮は４社の中で最も質素。

さらに境内の構造がちょっと変則的な感じになっています。

↑本殿　→社務所

社務所と本殿が結構離れているのはよくあるのですが、大体が神社敷地内での話。

しかし前宮本殿へは一度一般道に出て民家エリアを進む神社の飛び地スタイル。

この道をまっすぐ登っていくと

名水「水眼」の清流

案内板によりますと…要するにお清めの御神水だよってことです。

科学的にも優れた水質だと実証されているそうなので１杯いかが？

本殿

清まったので本殿参拝パンパン！

元イケメンは田村ゆ○りライブツアーが成功するように祈願していました。

御柱

前宮の御柱は本殿から少し離れて左右に１本ずつ奉納されています。

写真を撮り忘れたー！けど見つけるのは容易ですよ。

そして最後の１社、個人的には４社のなかで一番ここが好きです。

諏訪大社 上社本宮

正面からではなく横からの参拝です。

御柱１と大欅

１本目の御柱を発見、その隣には樹齢約1000年の大欅が並んでいます。

あぁ～屹立する２本からパワーがぁ～。 

回廊

この回廊の雰囲気がイイ～んです。

なんかすごく歴史を感じる絵が展示されています。

ただしどういう歴史なのかはまったくわかりません。

歴史ある太鼓

実は左にも太鼓があるのをお気づきでしょうか？

驚きの黒さ！松崎しげるどころの話じゃない！

これも歴史の重みがなせる技なのか！いや火災とか？

御柱２

正面口にはもう１本の御柱、これにて御柱全８本コンプリート！

龍の手水

龍のよだれは聖なる水、お清めしましょう。

本殿

ここは４社のなかで最も立派かつ厳重。

拝殿にすら辿り着くことが許されていません。

ただしご祈祷の方は中に入れますよ、ぐへへ。

拝殿のかっこよさは下社に分があり！

諏訪大社４社参り完了！

ここで今回の４社参りのスコアをまとめましょう。

後日その存在を知ることとなったこの特典は・・・落雁と栞！が頂けるらしいです。

自分は御朱印集めの癖はないので全然知りませんでした。

そろそろお別れの時間

彼はもう帰らないと渋滞に巻き込まれて大変だそうです。

涙を浮かべながら・・・握手を交わし・・・

わざわざ長野まで来てくれてありがとうございます！

バイクで東京へ帰る彼を見送った。

さぁ僕も草津温泉に向けて出発します！

その前にちょっとコンビニに寄ってトイレ＆買い物をっと。

あれ？奇遇ですね！？

解散したはずなのに再び出会ってしまう２人。

仕込みとかじゃないですよ！本当に偶然なんです。

でもこれも何かの縁、行っちゃいますか？

男２人でシロノワール！

別に恥ずかしくなんてないし！

食べ終わって解散する頃には彼もすっかりイケメンに復帰！

心も体も満たされた２人はこのあと闇夜へと・・・

消えてないから変な妄想をしないように注意。

特にそこの腐女子！

イケメンは東京へ、僕は草津温泉へ旅立つのです。