芝寿しのさと｜工場併設店の限定ランチと出来立ておにぎり【石川・金沢グルメ】

金沢駅でお弁当を買うなら何が良い？そう聞かれた時には金沢市に本社を置く「芝寿し」のお弁当を最有力で推したい！ご当地らしさ、種類の豊富さ、美味しさ、価格の手頃さで満足度の高い商品が揃っているのです。

そんなお弁当製造業の芝寿しが店内での飲食を提供している『唯一の店舗』がある！？という情報を知り、向かった先は…

芝寿しのさと

場所は金沢市のギリギリ端となる北陸自動車道・白山ICの目の前。もはや高速道路直結と言えるくらい自動車でのアクセスは抜群な芝寿しの工場に到着です。駐車場には従業員さん達の車がズラリと、その空きスペースにピットイン！

芝寿しは使用する食材にこだわっており、その考え方がここの畑にも。

古民家を移築して再生したという店舗は新築と言われても疑わないほど綺麗でいい感じ。次々とやってくるお客さん達は車のナンバーから察するに地元の方が大半のような、そんな平日の午前中です。

そして笹寿しにはプレミアムタイプも！その内容は天然紅鮭、国産真鯛、国産穴子、炙り鰤、能登牛しぐれの5種類で税別1050円（芝寿しのさとでは単品売りもあり）。豪華素材を使用しているのに…、1個あたり210円と価格はプレミアムではない！

その他にも北陸的な素材たっぷりなお弁当、いなりや押し寿司の弁当など、選ぶのに悩んでしまうほど良さげなものが色々並んでいます。しかもどれもお手頃価格。

価格（税抜）は海苔だけの「塩むすび」で120円、一番高価な「鮭ハラスといくらの親子」で220円。おにぎり専門店と比較するとだいぶ安価な部類でしょう。

• かまど炊きおひつごはん（おかわり自由）
• あおさとなめこの味噌汁
• チキン南蛮
• 鯖のいしる焼きと鮭ハラスの塩焼き
• 自家製つけもの
• こだわり卵の醤油漬け
• 手作り温豆腐
• じゃこと高菜の油炒め
• きのこの焼き浸し
• 自家製納豆

ごはんは契約農家さんの石川県産コシヒカリを毎日精米し、竈でふっくらと炊き上げているそうです。美味しそうな上に、もうなんか見ているだけで健康になりそうなTHE和食。ちなみに店内飲食メニューは税込価格です。

その他メニューは「おむすびご膳」が2種類、デザート、ドリンクくらいで、お弁当と違って選択肢はさほど多くないので悩む心配は必要なさそうです。

【画像出典：芝寿しのさと公式サイト】

席数は全部で25席、おそらく一度に入れるのは6～８組程度。スローフードな内容から回転率はあまり良いとは思えない上に、飲食ができるのはランチタイム（11:00～ラストオーダー13:30）の短い時間のみ。利用の際は早めの時間帯に、もしくは確実な予約をして行くのが良いでしょう。

【画像出典：芝寿しのさと公式サイト】 

さて、おひつご膳で豪華な昼食と参りましょう！と言いたかったのですがこの日は店内飲食をしているだけの時間が取れず。席は空いていただけに残念。しかし代わりにお弁当をテイクアウトしていただきまーす！

時刻は深夜0時、目の前には１つの箱が置かれていた。

カニちらしと鶏そぼろご飯が合体したハーフ＆ハーフなお弁当だ～！

やや小ぶりなサイズながらほぼご飯なので食べごたえはなかなか。深夜にこれを食す背徳感がまたたまらないスパイスとなって美味しさを加速させる。

さてこれでおいくらだったと思いますか？

社長、でもお高いんでしょ～？

なんと税込…540円、540円です！

さらに今ならなんと！とはいきませんが、手頃な価格に加えてそれ以上の美味しさがあるとなれば…、満足度の高い芝寿しを推したいと言った気持ちもおわかりいただけるはず。

芝寿しのさとならば豊富なお弁当とかまど炊きご飯の温かい食事が待っていますよ。