島根県の10月は神無月ではなく、神在月。
全国各地から神様が出雲大社へと大会議に訪れる聖地ですからパワースポットが多くても不思議はない。
僕も老いとともに53万あったパワーが低下してきているので補充したいお年頃。
そんな折に紹介してもらったスポットが神魂神社。
神の魂と書いて「かもす」神社、名前からしてパワーが溢れています。
「力が欲しいか?」
誰かが僕の心に話しかけてきた気がする。
それくらい入口からパワーのかほりがプンプンしていますよ。
手水の柄杓がなんだかすごい、この手のタイプは初めて見たと思います。
柄杓を持った右手にパワーを感じずにはいられない。
社殿
出雲大社と同じく本殿が高くなっている様式(大社造)ですね。
念の為解説すると手前が拝殿、奥が本殿です。
この本殿はなんと現存する最古の大社造で国宝指定。
拝殿は色が薄いから再建したってことなのかな?
本殿の左側に何やら不思議な物を発見。
これって何かわかりますか?
僕も何かよくわからなかったのですが、感じますよね?
この穴はもしや・・・出入り口!?
穴からパワーの流れが見えるような気がします。
貴布祢稲荷両神社
変わった名前ですが貴布祢と稲荷の両方が合体した神社です。
稲荷神社なので狛犬ではなく、狛狐。
では問題です。
この社殿にはちょっと特殊なところがあります、それはどこでしょうか?
前面の柱と柱の間が2間あるというのは珍しいのですって。
通常は奇数で1間か3間なのにここは2社同時収容のために2間、賽銭箱が2つです。
社殿の下に何か見えるぞ?
と裏に回ってみたらお狐様が整列待機してた。
ここはなんとも空気感のある良い神社でした。
八重垣神社もしかり、松江にはやはりパワー神社が多いのですね。
それでは島根の東端にある次のパワースポットへ参ります。
美保神社はなんと全国におられる「えびす様」の総本宮。
さらに美保神社と出雲大社を1日で参拝すると縁結び効果が倍増するとかしないとか。
とは言え両神社は70kmほど離れているので無理に1日で回らなくても。
って神様なら言ってくれると思うんだ。
ここの狛犬はギョロリと眼力がすごい。
目からあふれるパワーは感じたくなくても感じてしまうレベル。
わしの目の黒いうちは~~を体現されています。
出雲大社と同じ形状のしめ縄だけど大きさはぐっと小さめ。
それでも一般的なものと比べると力強い極太サイズなんですけどね。
社殿
よくある立派な社殿という感じで特別感はさほどに見当たりません。
でも実は特殊な造りになっているんです。
すこーし横にずれたアングルだとこう、特殊ポイントわかりますか?
奥の本殿の屋根が2つあるのおわかりですか?
裏に回りましょう。
正面から見たときには気づきませんでしたが1つの拝殿に2つの本殿がくっついているのです。
本殿が2つということは祀られている神様も2人、つまり二世帯住宅ですよこれ。
裏から見て左側の左殿には三穂津姫命、右側の右殿には事代主神(えびす様)が祀られています。
祭神の男女判別
社殿に祀られている神様の性別を判断する方法ってご存知ですか?
今からお教えしますので今日はこれだけ覚えて帰ってくださいね。
注目して欲しいのは本殿の屋根から飛び出ている千木という部分。
○で囲った角みたいな部分が千木です。
この先端部が縦切りなら男神、横斬りなら女神というわけです。
これいっつもどっちがどっちか忘れるんですよね。
絵馬
えびす様と言えば「鯛と釣り竿」
となると絵馬の柄は鯛だろうなと想像に容易いわけですが、そらに上の工夫があった。
絵馬を結ぶのではなくて、釣り竿となる木に結んで穴に挿す奉納。
大物感を出すにはより竿の先端部に結びつけてしならせればいいのですね。
糸がバレる可能性もありますけど、そこはリスクとリターンのせめぎ合いでしょう!
ちなみにこちらの絵馬は1000円也。
青石畳通り
美保神社のすぐ横におそらく門前町であろう石畳の通りがありました。
ここもセットで観光するポイントらしい。
旅館や商店であっただろう建物が左右に並んでいますが今は・・・
95%はお眠りになられています。
新しく変えていこうという気配もあるにはある。
しかしながら人影はない。
奥まで進むと営業しているお店を発見!
魚屋さんと醤油屋さん、実はこの醤油店を目指していました。
醤油店に何用かと言うとアイス用です。
ここの醤油アイスを食べてと3回位推されたもんで。
ただ僕は醤油アイスというものに肯定的な立場ではない人間。
だって醤油入れないほうが美味しくないですか?しかし食べる!
味は「もろみ、しょうゆ、しょうゆごま、しょうゆ抹茶」の4種類。
醤油に抹茶!?
しかしここはノーマルかもろみを勧められたのでノーマルで。
あーはん、確かに香る醤油。
あとは皆さんのご想像におまかせしましょう。
港の常夜灯と橋が絵になるなと思って渡ってみたらこれ!
お気づきですね?この社も2間でした。
島根はやっぱり神様文化が独特なのかな?
美保関灯台
折角美保関まで来たついでに先端まで足を伸ばしみてました。
灯台があるらしい。
ビュッフェ!?
本当に今でも営業してるの?と思って調べてみると、
営業時間は9:00~17:00、休業日は木曜日とちゃんとした営業スタイル。
灯台に隣接する旧事務所を改築したらしいのですが、調べてみたら結構評判がいいらしい。
しかしビュッフェだから食べ放題かと思いきや食べ放題ではない!
レストラン喫茶という感じの場所らしいです。
灯台には入れず外から見るだけ、日御碕灯台と同じく真っ白石材ですね。
隠岐の島が見える!?
正直そんなに見どころはなかったですね。
ドライブぐらいの感覚で来るのがいいと思います。
東西に長かった島根ともお別れし、鳥取県に入りますよ。
翌々日には投入堂に登る約束が控えているのですから。
いざ鬼太郎の街、境港へ!
男女岩
という途中で何かを見つけてしまう。
夫婦岩じゃなくて男女岩??
突起に綱が結び付けられ、その手前の穴のほうに伸びている。
もしかしてそういうこと!?
この時、僕がみんなから浴びせられた言葉。
「発想が飛躍しすぎ」
「中学生レベルの下ネタ」
「穴があれば何でもいいのか」
でもやっぱりそうだったじゃねーか!
あれ?心なしかパワーが蘇った気がする。
眠れる獅子を目覚めさせてしまったようです。
男女岩は美保関に行く途中にありますので気になる方は要ちぇけら。
ご覧頂いた通り、島根は犬も歩けばパワースポットに当たる。
持て余すほどのパワーを感じてビンビンなので投入堂勝利も間違いなし!
コメントをお書きください