思いっきりベタな観光地、合掌造り集落で世界遺産登録されている白川郷にやってきました。ベタではありますが一度は見ておいて損はない場所でもあるのです。
天守閣展望台
街を知るにはまず全体像を掴むのが肝要。白川郷の荻町集落を一望できる展望台が城山天守閣展望台。白川郷に行ったらここは絶対に外せないポイントでしょう。
ガイドブックやニュースの映像などでもよく使われるのがここからの景色。合掌造りの密度がはっきりとわかる。冬季閉鎖もされないので雪景色を楽しむにもここは外せない!
天守閣展望台では食事をすることもできます。そもそもこの展望台は食事処が無料で開放しているものだったり。もちろん展望台の利用だけでもOKですし、駐車場も無料。
すぐ近くにある荻町城跡展望台とセット行くのがオススメ!白川郷の中で最も優先して行くべき場所がここだとすら思っています。
城山天守閣展望台 | |
住所 |
岐阜県大野郡白川村荻町889 |
料金 |
無料 |
所要時間 |
10分 |
駐車場 |
無料 |
合掌造りの町並み
全体像を掴んだところで今度は接近戦といきましょう。
やはり冬が一番絵になるのは間違いないですが、秋の紅葉も結構綺麗な感じですよ。真っ赤に染まる品種がチラホラと見られます。
まさに日本の原風景というものが広がっているわけですね。
和田家
築後約300年が経過した代表的茅葺き合掌造り住宅で国指定重要文化財。その伝統的な家屋の内部見学をできるのが和田家です。
1階
天井が高く囲炉裏がある空間に白川郷の生活に関する展示がされているのが1階の半分。
もう半分は普通に家!?天井の高さも一般的ですし、仏壇もありますし、ただの昔の民家と言っても過言ではありませんね。
2階
狭くて急な階段を上り、茅葺屋根の裏側に潜入です。天井は煙に燻されて真っ黒。
2階の床にはいくつもの格子戸のような隙間があります。これはおそらく通気孔、囲炉裏の煙で屋根をいぶすための装備ですね!?
なぜ屋根をいぶすのか?
それは茅葺きを煙でいぶすことによって屋根に防虫効果が備わるからだそうです。藁葺きや茅葺き屋根で行われる昔ながらの知恵ですね。
2階から見える景色は先程地上からも見た日本の原風景。
和田家 | |
住所 |
岐阜県大野郡白川村荻町山越997 |
営業時間 |
9:00~17:00 |
定休日 |
不定休 |
料金 |
大人300円 / 小人150円 |
所要時間 |
10~15分 |
駐車場 |
無料 |
食事処
おそらく白川郷で一番多いのが飲食店でしょう。メイン通りでは犬も歩けば飲食店か土産店に当たるレベルでお店が並びます。合掌造り風のお店で食事ができたりも。
そんな中、気になるものを見つけてしまいました。
賞味期限3分!?
飛騨牛寿司 3貫1000円
THE観光客な食べ物ですが・・・飛騨牛寿司、いきまーす!
左から「塩わさび・醤油にんにく・軍艦」、飛騨牛A5ランクに白川村産の米という組み合わせです。煎餅を皿として使っているのでゴミは一切出ないシステム。
ただここの味は期待していたほどでは…。高山の古い町並みで食べた飛騨牛寿司のほうがずっと美味しかったです。どこが足りないというより全体的に少しずつ足りない感じですかね。
食事より景色
白川郷には何度か訪れていますが、食事をする機会が少ないせいもあってこれがオススメの食事というものをまだ知りません。これっていう話も聞かないんですよね。
白川郷では五平餅やみたらし団子で小腹を満たすくらいで、食事は高山まで移動してしまうことがほとんど。自分としては白川郷では景色さえ見れればいい!という感じです。なのでオススメは展望台からの景色ということで!
混雑を避けるなら五箇山へ
観光シーズンの白川郷は非常に混雑しますし、駐車するだけでもかなりの時間を要します。合掌造りを見るという目的だけならば同じく世界遺産ならがも混雑の少ない富山県の五箇山へ行くという手もありますよ。
白川郷よりも規模は全然小さいものの、観光地としての整備はされています。落ち着いた雰囲気は相倉集落のほうが味わえますし、じっくり写真を撮ったりするのならば五箇山のほうが良いかも知れません。
◆五箇山相倉集落についてはこちらのブログをどうぞ◆
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