源義経の一行が頼朝から逃れるために平泉へと向かう道中、立ち寄ったこの地で温泉を発見したのが瀬見温泉の始まり。いくつかの義経伝説と旧跡が残されている瀬見温泉はなかなかの・・・でした。
瀬見温泉
先に申し上げておきますが、はっきり言って鄙び…いや寂れた温泉街ですよ。まずは案内図にて義経伝説とゆかりのある場所を確認。
義経大橋
なんてことのないただの橋ですが義経の名を冠し、義経の銅像がたっています。近くの国道47号線には弁慶大橋もありますが、弁慶の像はないようです。
弁慶の硯石
弁慶が墨をするための硯として使ったという石。でかい、でかすぎる、さすが規格外の男・弁慶。伝説という言葉は便利なものですね。
喜至楼
山形県内に現存する最古の旅館建築物、この本館は明治期の建築らしい。THE・レトロ!館内や温泉もレトロさ爆発らしく、そっち系のファンには垂涎ものの旅館なんだとか。湯船は8つあり、日帰り入浴も可能で500円とリーズナブル。
建物はかなり大きくこちらは別館。宿泊者専用の出入り口となります。
メインストリート
メインも何も一本道しかないのですが、ご覧の通りの人通りです。
共同浴場 せみの湯
改築されて新しい共同浴場で入口前には無料の足湯、中には内湯・露天風呂・蒸気で温まる「ふかし湯」の3つの湯船。入浴料は400円。
薬研の湯
なんと川辺に野湯があるじゃないですか!
しかもここが瀬見温泉発祥の地!?
義経の妻「北の方」がこの地で産気づいたため、弁慶が産湯を探して沢へと下り、湯煙立ちのぼる川辺の大岩をなぎなたで砕くと温泉が噴き出た!という伝説の地がこちらです。
もちろん入りますとも!♨
と意気込んで服を脱いで足を入れるも…熱すぎて入れない!草津温泉の48℃を超えるお湯に浸かれた僕でも耐えられない!
加水したくても水道はありません。川の水を入れたくてもバケツや桶は持ち合わせておりません。少しずつ場所をずらしながら何度もチャレンジするも、やっぱり熱くて足すら入れてられない!
敗北
説明書きの看板を読み直すとここのお湯は50℃あるそうです。それは無理だわ…。入りたい方はバケツ持参必須です。それか冬場に雪を利用するとか?
ちなみに国道や列車から丸見えなのでご注意を。
瀬見温泉 | |
住所 |
山形県最上郡最上町大堀987-1 |
料金 |
無料 |
駐車場 |
無料あり |
公式URL | http://semi-onsen.com |
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