樽前工房｜キャンプやBBQに最適！食肉加工場の直売店【北海道グルメ】

独自の加工で美味しいこだわりの肉！

70種類以上の豊富な商品！

工場直売価格なのでもちろん安い！

これはキャンプやバーベキューの時にピッタリではありませんか？そんなお肉が揃うのは苫小牧にある樽前工房の工場直売店です。さらに札幌にも直売店が2店舗進出し、肉の自動販売機も設置予定というのだからこれは使い勝手がいい！

というわけで今回は苫小牧と札幌の両直売店へ行き、実際に商品を食べてみたお話です。BBQ用のお肉だけでなく、工場直売所限定の若鶏半身揚げもウマウマですよ。

樽前工房 工場直売所

樽前工房の工場直売所は苫小牧市西端の錦岡地区、北洋大学（旧駒沢大学）のすぐそばにあります。毎週金土日は店内で試食のサービスもやっているようですが、この日は平日なので残念！種類が豊富すぎるので試食ができると助かりそう。

商品一例

ほとんどの商品が540円か1080円のお得にわかりやすい価格設定。

例えば北海道産豚ホルモンが500～600gで540円とかなりお安い。北海道のスーパーで売っている味付きホルモンは「半分の量・外国産豚」で同じ値段くらいですからね。

北海道産の牛さがり500gやカットステーキ600gが1080円！一部アメリカ産もありますが、産地はしっかりと記載されているので安心。

牛ホルモンも540円、鶏せせりなども540円、540円コーナーだけでもかなりの商品数です。北海道産牛を使用したビーフハンバーグ140g×4個も540円とお買い得！

1番人気の厚切りやわからジンギスカンは750gで1080円～。

基本的にどの商品も内容量が多いパッケージとなっています。肉も300g以上が当たり前ですし、ハンバーグも4個から。その点がひとりバーベキューには少々ネックとなる部分ではありますね。できれば色々な種類を食べたい！

しかし逆に考えると、人数が多くなれば種類の豊富と量の多さを最大限活かすことができる！冷凍商品なので賞味期限も長く、保存もききます。より詳しい商品情報については下記公式サイトから確認することもできますよ。

樽前工房 札幌店

2020年に新たに札幌市中央区に札幌店がオープンしました。70種類の商品が苫小牧の工場直売店とほとんど同じ価格で購入できます。駐車場は店舗左側から奥に進んだ裏手です。

札幌店では各種クレジットカードの他に交通系ICカード、各種ペイ（QRコード決済）などが使えて支払いが便利。

店内には冷凍庫が並んでいるのでフタを開けて中を確認し、好きなものを取るだけ。わからないことは店員さんに尋ねると親切に教えていただけます。

種類は豊富ながら本店よりも冷凍庫のスペースが小さいために売り切れの商品も。この日もザンギやホルモンなどの一部が完売に。

樽前工房 五天山店

2021年7月に札幌市西区に札幌２店舗目となる五天山店がオープン。ただし営業は土日祝のみで、札幌店と比べてお店は小さめです。販売するのは540円と1080円の２プライス商品のみと種類も控えめ。

ただし五天山店には肉の自動販売機があるので24時間購入できる！

この2021年8月時点での自販機ラインナップは以下の通りです。

• ラムステーキ150g×3枚 1080円
• 馬刺し200g 1500円
• ビーフハンバーグ140g×4個
• 豚ホルモン500g 540円
• つくね串8本 540円

実食

それでは実際に購入して食べてみた商品の感想をお伝えします。 

若鶏半身揚げ（工場限定）

樽前工房の看板商品の１つだというのが若鶏半身揚げ（税込750円）です。事前に電話予約しておくと指定時刻にアツアツを用意してもらえます。予約なしの店頭注文も可能ですが、揚がり待ちに20分ほどの要するため電話予約がスムーズ。作り置きはなし！

深さのある箱に入り切らない半身揚げは手に取るとずっしり重い。

ビッグサーイズ！

その大きさは横に約18cmのビッグサーイズ！

ビッグボリューム！

持ち上げると自らの重さでモモ肉がちぎれそうになるくらい。

アツアツなので手に持つのが大変というジレンマと戦いながら手づかみで頂きます。手につく油なんて気にしていられない！

まさにイメージ通りの「皮はパリパリ・中はジュワ～と溢れる汁の海」です。味付けは塩ベースに少しだけ香辛料が効いている感じでシンプルなのが良い！これにビールやコーラなどの仲間がいれば無敵になれる瞬間です。

胸肉までもパサパサせずにしっとりと汁が溢れてくるジューシーさです。これはお酒に漬けている効果なのかもしれない。

炭火で焼く

ジンギスカンを諦めた代わりに選んだ肉２点を炭火焼きにしていきます！

豚さがり 塩味

北海道産の豚を使用し、内容量400gで税込540円。やわらか食感と記載されている通り、本当に柔らかい。

豚ホルモンミックス 塩味

こちらは国内産豚の小腸とガツのミックスで、内容量500gで税込み540円。ガツのコリコリ食感がクセになる、部位が2種なのも良い。

2つ合わせて900g、ひとりで一度に食べるにはこれが限界量です。本当はもっと多種類食べてみたかったのですが、そこはボッチゆえに仕方がありません。

炭で網焼きじゃーー！

900gという量の多さを考慮し、肉だけ焼く作戦でましたがこれが裏目に…。味付けが濃い目で塩気も強いため、肉だけ食べ続けていると喉が乾くのです。米や野菜と一緒に食べるのに丁度いい味付けだったなと反省の弁をここに述べさせていただきます。

公式サイトにも濃い味にしている記載があったので商品全体的にそうなのでしょうね。その点は留意したほうがいいですね。味の濃さを活かして肉とタレで焼きうどんを作ってみましたが、これも美味しかったです！

ホットプレートで焼く

家庭用ホットプレートやフライパンで焼いていきます！

ビーフハンバーグ

北海道産牛のやわらかジューシーなハンバーグ140gが4個で540円。

1個が結構大きい上に道産牛で本当にこの価格？と思って原材料を確認すると牛肉（北海道産）となっており、外国産肉と混ぜられてもいない北海道ビーフハンバーグでした。

焼いてみると確かに肉汁がジュワジュワ出てきて柔らかい。けれど柔らかすぎるというか肉感をあまり感じません。例えるならレトルトハンバーグ的肉感というか、シュウマイ的肉感というか。火をしっかりと通しても粘りが残る食感も少し気になるところ。

味はしっかりついているのでソースなくても大丈夫。かけるならポン酢が合いますね。北海道牛ですごく美味しいかって言うとそこまでではありますが、このボリュームでこの価格なら試してみる価値ありです。

豚さがり（旨辛味噌）

400gで540円。炭焼きで食べた塩味とは違い、少し筋がある感じで固め。でも噛み切れないことはありません。よく見ると辛味噌にはやわらか食感とは書かれていなかった！

辛さは豆板醤でかなりしっかりとした味付け。これはご飯や飲み物がめちゃくちゃ進むやつ！味噌が焦げ付きやすいため、ホットプレートより網焼き向きかも。

厚切りラム肉ジンギスカン

内容量300gでラムはオーストラリア産。北海道民は羊をよく食べるから道産羊と思いました？ノンノン、一般的なスーパーに流通しているのはほぼ輸入羊。道産羊なんてほとんど流通していません、なぜなら高すぎるんですもん。

肉と肉が脂の筋でつながっているものもあるので、焼く前にハサミで食べやすいようカットするといい感じになります。

肉は確かに厚めですが柔らかくもあり、脂分もあって羊肉の旨味・満足感もある。脂はあるけれど羊特有の臭いもあまり感じず、羊が得意でない方もこれなら食べられるのでは？これはスーパーで売っている冷凍の有名ジンギスカンをよりも美味しい、なるほど納得の１番人気です。

ここでワンポイント！

モヤシやキャベツの上にジンギスカンをおいて蒸し焼きにするとより柔らかく仕上がります。羊肉は固くなりやすいので、柔らかく食べたい方は一度お試しを。さらにタレと野菜を混ぜても焼いても美味い！

BBQの強い味方で間違いなし！

量が多くて安い！種類が豊富！美味しい味付きで便利！となればみんなでBBQするのにもってこいです。何より札幌に出店されたのも便利で今後利用者も一気に増えるのでは？全体的に味は濃いので野菜などの準備もお忘れなく！