茨城県笠間市の特産の食べ物は…栗!秋には栗で大賑わいの「道の駅かさま」で偶然見つけたのが楽栗filo(らくりフィーロ)という超人気モンブランだったのです。果たしてそのお味はいかに?
道の駅 かさま
11月6日の日曜日。道の駅かさまは朝9時前にしてすでに空きスペースを探す車がうろうろしているほどの大盛況。さすがは新しい道の駅だけあるなーと思って売り場の方へ向かうと、なんじゃこりゃー!?
ざっくり数えて120人はゆうに超える長蛇の列。朝9時ですけどこれって何待ち?まさかまさかのモンブラン整理券待ちだったのです。
日本人ってこんなにもモンブランが好きだったのか…。驚きの一方で、行列の前で営業準備中だったキッチンカーでも似たようなモンブランを取り扱っていますが、こちらの行列具合はご覧の通り。
これだけ並びに格差が出るということは、楽栗のモンブランはダントツで美味しいということ?それだけ時間をかけて並ぶ価値があるということ?
疑問と好奇心が湧いてきましたが、流石にこんな行列には並びたくは…。代わりに何か良いものはないかと他をウロウロ探索してみるとやはりここでも栗推しがすごい。例えば、王道の栗ご飯や栗赤飯。
ここでしか買えない限定品の笠間栗アイス。
さらにはモンブラン担々麺まで。
いやいやいや!さすがに担々麺にモンブランをのせる発想は斜め上をいってるなぁ。栗の時期だからというのもあるでしょうが、とにかく道の駅全体として栗推し感がすごい。
そうこうしている間にモンブランの整理券配布は始まり、もう行列が消滅しています。『さすがにあの人数は整理券切れになるよなー』と思ったらまだ余っているではないですか!一切並ばず、労せず、係員さんから整理券をもらえちゃいました。
モンブラン食べたい欲は全然ありません。しかしこれだけの行列をなすモンブランへの知的好奇心を納得させるために食べてみよう。えぇ、大行列に踊らされていますとも!
整理券番号は188。ですが番号順に提供されるわけではなく、当日15時までならば好きなタイミングで食べられるようです。
しかしこの後予定があった自分には朝一で食べる選択肢しかない。そこに待ち受けていたのは10時の開店待ち&提供待ちの行列だったのです…。
楽栗filo(フィーロ)
楽栗というお店の看板商品が楽栗filoであり、商品自体は他にもあります。なんなら整理券不要のテイクアウト用モンブランもあるわけで、並ばずに食べられるのでは?みながイートインにこだわった理由はこのあと解き明かされる!?
整理券では並び時間0でしたが、店内ではがっつり並びーの50分。前に並んでいる人数×1分がおよその待ち時間目安かな。
50分かけて手にしたことにより期待度のハードルが上がっているモンブラン。まずビジュアル面では第一ハードルクリア!
メニュー写真にはなかった栗が添えられているのは新栗シーズンだけのサービスとか?
『栗の風味を活かすためにモンブランは甘さ控えめ。添えてある塩をつけると甘が引き立つのでお好みでお使いください』とのこと。
フォークを入れただけで形が歪んでしまう柔らかさ。中身は…生クリームですね。
それでは正直な感想を申し上げます。
モンブランは確かに甘さ控えめで塩と合う。それ自体は美味しいのですが、生クリームの存在感が強くてくどさを感じるほど…。栗の風味を活かすために甘さを控えた意味は~?生クリームも控えめにしないと栗がもったいない。
サクサクのパイ生地スティックにこのモンブランをのせ、粉砂糖と塩を降らせて食べたい。そんなことを食べながらに思ってしまう。
大行列をしてまで食べたい感覚は自分には得られませんでしたが、知的好奇心は満たされました。よし、次はモンブラン担々麺にしてみよう!それなら生クリームも邪魔しないはず。
ちなみにこのモンブランは通年で販売していて、栗のシーズンに行列ができるので整理券を配布するそうです。食べてみたいけど行列はちょっと…という方は少しシーズンを外して行かれるのが良いかと思いますよ。
道の駅笠間 楽栗 | |
住所 |
茨城県笠間市手越22番地1 |
営業時間 |
10:00~18:00 |
定休日 |
毎月第2木曜日 |
駐車場 |
無料 |
公式URL | https://m-kasama.com |
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