2019年5月、函館のホテル激戦区に新しく「センチュリーマリーナ函館」というホテルがオープンしました。その特徴は…
・朝食が豪華
・ベイエリアに開業
・屋上に温泉大浴場
なにやらラビスタ函館ベイと似たような方向性を感じますよ?よし、宿泊してみよう!
センチュリーマリーナ函館
場所は函館駅から徒歩約5分、観光客が多く集まるベイエリア。函館朝市もすぐ目の前、セブンイレブン隣接とかなり便利な立地のホテルです。
宿泊料
基本
部屋はシングルルームの設定がなく、1人でもダブルベッドルーム以上です。1泊朝食付きで1名1室利用だと9500円~、2名1室利用だと1人8500円~(2019年10月現在)
特別プラン
さらに部屋おまかせ(ツイン以上は確約)プランでの予約ならば2名一室朝食付きで1人約6000円という超破格も(2020年7月宿泊)。楽天トラベルのクーポンを利用すればここからさらに割引になります。
過去の宿泊価格
自分が過去2度宿泊した時の価格は
- 2019年6月にプレミアダブルルーム1人利用が500円クーポン利用で1泊朝食付き約8000円
- 2020年7月に部屋おまかせプランでツインルームが2名1室朝食付きで12000円から1500円クーポン利用で10500円(1人5250円)
どちらも楽天トラベルからクーポンを利用しての予約です。5250円は間違いなく破格!
【楽天トラベル】センチュリーマリーナ函館
駐車場
ホテルの横が平面駐車場で約110台の収容台数があるのでほぼ確実に駐められます。料金は1泊1000円で車の出し入れは自由。12:00から翌12:00まで駐車可能なのでチェックイン前に駐車して観光へという利用もできます。
1階エントランス&ロビー
思ったよりも広さはないですがモダンチックなオシャレ感はあります。船の旅をイメージしたホテルらしいですが、それはあまり感じられず。
ウェルカムドリンク
ロビーには烏龍茶・デトックスウォーター・オレンジジュース・コーヒーが用意されているので自由に頂けます。嬉しいサービスですが提供時間は17時くらいまでと短すぎるのが残念。
2階
枕バー
色々な枕を選べるというデリケートな方には嬉しいサービス。部屋にも2種類の枕があるのでそれを確認してからでもいいと思います。
アロマバー
20~30種類のアロマの中から好きなものをアロマストーンにして部屋に持っていけるサービスです。ベッドに置くとほのかな香りに包まれて眠れるというもの。柑橘系を選びましたが、香りがほのか過ぎてあまりよくわからなかったのはここだけの話。
ショップ
オリジナルスイーツや工芸品などから地元野菜まで各種お土産が購入できます。ビールなどの販売もありますよ。
部屋へ
部屋に上がります。エレベーターはカードキー認証が必要になるタイプ。
プレミアダブルルーム
3階から12階が客室フロアで、今回の部屋は上層階の「プレミアダブル」です。窓からの景色は北向きなのでフェリーターミナルや朝市が見えます。
室内は白木を使った落ち着いた和モダン的な感じでオシャレ。
枕は2種類×2個の4つが用意されています。
ヘッドの枕元にはライトとコンセント付小物置きスペースが左右それぞれに。1人で泊まるなら片方でもいいですけど、ダブルなんで!
窓際+テレビ前にもテーブルがあって広々で、机の下には冷蔵庫や空気清浄機。
化粧台の鏡の中に照明が組み込まれているだとっ!
ティーバッグ、コーヒー、ミネラルウォーター、ポット、食器類。
コーヒーはカートリッジ式で2種類のフレーバー×2個。
エアコンは各部屋個別に温度設定できるタイプでよかった!風量調整だけの一括管理の空調って合わないと寝づらくて寝づらくて。
アイロン一式まで用意されているとは。
トイレとシャワーは同室内ですが個別式。湯船はありませんが、温泉大浴場があるので大丈夫!
洗面台はトイレ室とは別に設置されています。2人で宿泊する際はこれが地味に便利!
自販機と製氷機
各フロアに設置されているので便利。自販機は電子マネー対応型でお酒も販売しています。コカコーラがあるっていうのがわかっていますね。
温泉大浴場
大浴場は15階の屋上露天風呂と14階の屋内大浴場という2階構造。男女ともにサウナも完備。屋上露天風呂では寝ながら入浴できるようになっています。函館山を行き交うロープウェイを見ながらゆったりと♨。
でも屋根がないから雨や雪をダイレクトに受けますねこれ。半分くらい屋根をつけたほうがよかったんじゃ…。
浴場内は撮影できませんので画像は楽天トラベルからの引用です。
湯上がりはラウンジで一休み。
22時まではビールやソフトクリーム、軽食も販売しています。
種類豊富な朝食
今回の記事のメインとなる朝食にいきます。朝食はビュッフェ制でこのホテルが一番の売りにしているポイントかも知れません。札幌のセンチュリーロイヤルホテルと同じ監修だそうです。かなり種類が多いので割愛しつつ紹介します。
ドリンク
さっそく種類豊富で悩むほど。朝からスパークリングワイン!?もちろん自由に注いで飲んでOK!
フルーツジュース各種にハスカップカツゲンもあるじゃないですか!カツゲンは北海道のソウル乳酸菌飲料、願わくばノーマルカツゲンにして欲しかったところ。
コーヒー、お茶、牛乳はもちろんのこと、スムージー、ラッシー、さらにはデトックスウォーターなんてのもありますよ 。
シリアル
数種類のシリアルにトッピングのドライフルーツ各種。
そして、蜂の巣!
パン
10種類以上がずらりと並びます。さらにジャムやソースも種類が豊富!
玄米入りパンケーキは焼きたてで提供されるスタイル。朝から生クリームを添えていっちゃいますか?
お米
白米か玄米、陶器のおひつに入った巾着袋ごとテーブルに持っていきます。2膳分くらい入っているのでお残し注意。願わくばゆめぴりかを用意してほしかった!
刺し身
左から本マグロ、イカ、サーモン、そして奥にイクラ。
マグロが白くない?って思いました?これ思いっきり脂ののったトロなんですよ。なにせ本マグロを丸ごと買い付けていて、頭は展示されていました。
口の中に入れたらとろけますし、すごいです。しかし脂がのりすぎで自分は少しで満足してしまった。やらしい話、普通に食べたらかなり高いですよこの本マグロの刺し身。
焼きウニぎり
朝食の名物となっているのが焼きウニぎり。その名の通りウニご飯を焼きおにぎりにしています。そこに出汁をかけてお茶漬けにもできちゃうのです。
さらにイクラをのせて。おにぎりの中にはちゃんとウニの欠片がいました。
エゾシカ肉
北海道らしくエゾシカ肉を使った料理も。エゾシカ肉のポトフと肉じゃがは全然臭みもなく、美味しい。
サラダ
これまた豊富なトッピング、豊富なドレッシング。ラーメンサラダもあります。
たまご料理
朝ごはんの定番は卵料理。定番と思いきやエッグベネディクトという食べ慣れぬ存在が。
こちら定番料理のオムレツはオーダー形式。トッピング7種類にソース4種類もあってもはや定番の域を超えている!
チーズと生ハム
お好きなだけ切り分けてください。朝からブルーチーズいきますか?
チーズに合わせて本格的なパルマハム。さすが安い生ハムとは香りが違った!
その他の料理
揚げたての串揚げコーナーにはじゃがいも串という珍しい存在も。
焼き魚は鮭と鯖。
カレーも数種類あり。北海道名物スープカレーもありますね。
甘エビのスープパスタ
丸鶏スープとか点心とかの中華料理も色々と。
この他にも炙りチャーシューだったりの肉料理とか。揚げものだったり炒めものだったり色々ありましたが…これ以上は省略します!
スイーツ
最後は食後のデザートで締めましょう。スイーツは思ったよりも種類がない?いや、十分にあるのですけれど料理に比べると種類は少なめです。
とにかく種類豊富な朝食で何を食べるべきか悩みは尽きません。味も全体的に美味しく、平均点が高いと思います。ただすごく美味しかった!というのは少なかったです。
ラビスタ函館ベイとの比較
朝食
味はラビスタのほうが上。種類はセンチュリーマリーナのほうが上。全体ではややラビスタが上といった感じ。
大浴場
センチュリーマリーナのほうが良い。お湯は似たようなもので、湯船の差です。
部屋
同クラスの部屋同士で比較するとわずかにセンチュリーマリーナが上という印象です。ダブルベッドはラビスタのほうがベッドが広い。明るい部屋を好むならマリーナ、ムーディーな感じを好むならラビスタですね。
料金
センチュリーマリーナのほうが2~3割程度安い(2020年7月時点)
立地
センチュリーマリーナは朝市が目の前、ラビスタは金森倉庫ベイエリアが目の前。とはいえ両ホテル間は徒歩5分ほどなので大差はありません。
総合評価
現状の価格差を考えるとセンチュリーマリーナ函館が良いと思います。1人だと2~3千円の差がありますので、朝食がやや劣る分はその差額で別に美味しいものを食べるのが賢いかと。仮に同金額だった場合ならば、自分はラビスタを選ぶかな。といった感じです。
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