ここもまた日本三大稲荷候補の1つ!?
岐阜県海津市にある千代保稲荷神社(通称:おちょぼさん・おちょぼ稲荷)は神社の規模はそれほど大きくないものの、参拝者の数は年間で250万人とも言われる観光スポット。
同じく三大稲荷候補の豊川稲荷の年間参拝者数は132万人、数字の正確性に疑問はあるものの千代保稲荷の賑わいはスゴイということです。
さらに、毎月末には「月並祭(月次祭)」またの名を「月越参り」という縁日が開かれ、夜から翌朝までたくさんの人で賑わうのだそうです。事業をやられている方々が月締めで商売繁盛祈願に訪れるんですって。
もちろん参道のお店も営業していて、深夜でもスゴい活気っていうんだからまた深夜にも行ってみたい!という夢を抱きながら真夏の日中にやってきました。
千代保稲荷神社
駐車場
東口大鳥居の前が駐車場ですが罠に注意!向かって右側は有料で左側は無料、誘導員に従うとそこは有料なんていう落とし穴も!当然無料は混みやすいので混雑具合と相談して有料無料を使い分けましょう。有料駐車場は1回300円でした。
千代保稲荷神社を参拝
千代保稲荷神社を中心に東西に伸びる門前町がなかなかすごい。100軒以上のお店が並んで気になる気になる。
しかし誘惑ばかりの参道に耐えてまずは神社参拝から。お店は逃げない、あとでじっくり堪能しますとも!
お供え
鳥居をくぐると油揚げとローソクをセットで販売する店の波状攻撃。どこで買ってもほぼ一緒なのでお好きな店でどうぞ。え?買う店によってご利益が違うとかないですよね?
50円で二種の神器を手に入れた!
聖なるローソクの火により心の闇が振り払われた!
よく見ると三角と四角の油揚げがあるような?これって販売店による違い??
お狐様に商売繁盛のお願いを!
商売繁盛!商売繁盛!商売繁盛!新型コロナ退散!
重軽石で力試し
京都の伏見稲荷の重軽石は「軽く感じれば叶う日が近い、重ければ遠い」という具合ですがここのやり方はちょっと特殊?どっちでもいいから願いを叶えたまえ!
門前町グルメ
お待ちかね食事のお時間です。おちょぼさん最大の楽しみは食べ歩きとも言われているそうで、自分も商売繁盛祈願よりこれが目的だったんですけどね。
ナマズ!?
うな重ならぬナマ重はいかがですか?
甘味店も色々並んでいますが草餅が名物?すぐ食べる場合はきな粉をかけてくれるっていうんだから惹かれずにいられない。
でもやっぱり串カツだな!
何やら串カツ1番人気っぽい感じなのが玉家、ここは1本90円。
だがスルー!
客が多いのと妙に小綺麗すぎることに僕の直感が待ったをかけます。私、人気に流されるほど安い男じゃないの。
1番人気よりもお客の少なかった激辛串カツが面白そうかも!?とセンサーが反応。
だが泣く泣くスルー!
ただでさえ真夏で汁だく状態なのに激辛を上乗せしたら・・・激辛に怯えたのではありません、真夏じゃなければ!
串カツの店よこい
まずはここに決めたっ!理由はこの時の客が誰もいなかったから、あえてね。これならば立ち食い独占禁止法にも抵触しません。
好きな場所に立って勝手に取って食べるスタイル。並んでいる串カツと鍋の中の土手煮はどちらも1本80円、まずカツの串を!
そしてソース代わりに土手煮の鍋につっこむ!
ソースがいい人はソースもあります、もちろん二度漬け禁止!
口の中がくどくなってきたら自由に食べ放題のキャベツでリフレッシュ。少なくなってきたら補充されるので遠慮なくどうぞ。
食べ終わった串は会計時に必要なので机の上にキープしておき、満足したらお会計。食べた串の本数を数えてもらって支払いのまさにファストフードです。完全に楽しい。
おかわりっ!
京や
味比べしてみようとお向かいさんのお店へはしごです。こちらは「よこい」よりもお客も多く、ネット上での評価も高いようですがいかに。
店内でも食べられますがもちろん立食を選択、ここも1本80円で食べ方はさきほどと一緒。
好きなのものを勝手に取る!皿なんてないので1本ずつ手持ち!ソース代わりにを土手煮の鍋に突っ込んでもOK!串はそのままカウンターに直置き!
土手煮はモツを赤味噌の鍋で煮込んだもの、もちろん甘じょっぱく濃厚な味付けです。人によっては喉が焼けてきたなと感じるくらい濃い、それゆえキャベツの役割は大きい!
「京や」は「よこい」よりも少し濃厚な味付けの印象で、そこが人気が高いポイントなのかも?ここも串の本数を数えてもらってお会計。
自分には馴染みの土手煮ですが、味噌の濃さ・食べやすさが店によって結構違うものですね。良く言えば濃厚、悪く言えばくどいのが愛知周辺の赤味噌だと思いますが、自分にあったバランスの土手煮を探すのも楽しいかも。
さらにおかわりっ!
といきたかったものの暑さに負けてここでギブアップ!やはり真夏の日中は持久力的に厳しいです。これが夜中なら長時間楽しめるかも!?と考えるとやはり月末の「月並祭(月次祭)」は1度は参加しておきたいですね。
次に来る時は月末の深夜だ!
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