これは加賀の映えるスイーツだ!
加賀パフェというものをご存知ですか?2016年3月に誕生した企画スイーツなので知名度はまださほどかもしれません。けれどこれがなかなか凝っていて面白いのです。
加賀パフェとは?
加賀市活性化の企画として市内の数店舗で提供されている加賀パフェ。
非常に詳細で長い公式ルールがこちら↓
- 正式名称は「加賀パフェ」とする
- 英語表記は「KAGA Parfait」とする
- 加賀市産の加賀九谷野菜(ブロッコリー・味平かぼちゃなど)、牛乳、お米、はちみつ、吸坂飴、献上加賀棒茶等を使用する
- パフェは5層とし、その上にトッピングをのせる
- パフェの1層目(底から数える)は「色鮮やかなゼリー」とする
- パフェの2層目は「はちみつ生クリーム」とする
- パフェの3層目は「野菜スポンジケーキ」とする
- パフェの4層目は「ポン菓子」とする
- パフェの5層目は「ブロッコリーアイス・味平かぼちゃアイス・温泉卵など」とする
- パフェのトッピングは「加賀九谷野菜など」とする
- パフェの内容は季節によって変わる場合もある(特に1層目・3層目・トッピング)
- 名物菓子「吸坂飴」を使った各店こだわりのオリジナルソースをつける
- 急須に入れた献上加賀棒茶をつける
- 協議会指定のパフェグラス、受け皿(九谷焼)、ソースカップ(九谷焼)、急須、コースター、棒茶カップ、スプーンを使用する。協議会指定のレイアウトにする
- 協議会指定のスプーン袋を使用する
- 料金は980円(税込)以下とする
【引用】加賀パフェ公式サイト
要約すると・・・「地産地消5層パフェ」ということです。ルールを読んでもイメージしづらく、読むのも途中でめんどく(以下略)
なーんて人もいると思いますので百聞は一見にしかず!実際の写真でざっくり解説していきましょう。 加賀温泉駅前の「くいもん屋ふるさと」に入店。
加賀パフェひとつお願いします!
食器も地産・加賀の伝統工芸品
パフェに先んじて運ばれてきたお盆にもこだわりが、地産地消は食材だけじゃない!
- パフェグラス皿&ソースカップ → 九谷焼
- お盆 → 山中漆器
- ティーポットコースター → 加賀手織
器を楽しみ、お茶を楽しみながらパフェを待ちます。ポットの中身は「献上加賀棒茶」が150cc。
加賀パフェ
このお店が設定したパフェのテーマは「梅と紫蘇」
解説と照らし合わせながらいただきましょう。
下から「ゼリー2種・生クリーム・スポンジケーキ・ポン菓子・その他色々」という5層。最上層はもはや層なのか?というくらい色々賑やかなのは各店共通のようです。非常に入り組んでいるというか、凝っているのは伝わってきた。
標高は約30cmとなかなかの高さですが生クリームたっぷりではないので、くどくない!食材が豊富なので味に飽きるということもないのが助かる~。
というのが加賀パフェ、ご覧頂いておわかりになりましたか?
加賀パフェは面白い
正直、美味しいかどうかは提供する店舗次第だとは思います。ただ全店に共通して言えそうなのは「加賀パフェは食材と工夫が豊富で食べる面白さがある」ということ。解説を見ずに食べてあとで答え合わせするのもいいでしょう。
ちなみに今回のパフェはこれでも加賀パフェの中では大人しいほうなんですよ。お店によってはもっとはっきりと野菜がのっていたり個性が強いものもありますから。
そこで思うのが「加賀パフェスタンプラリーを同時開催すればいいのに」と。もしくはお得な全店めぐりチケットを作るとか?せっかく毎年パフェのリニューアルをしてるわけですし。さらには新幹線開業も間近に迫っているわけですから。
という素人の提案でした。
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