名物グルメは数枚の小皿に盛られて出てくる皿そば。と聞けばどこのことかピンとくる方も多いはず。兵庫県の日本海側、城下町であり重要伝統的建造物群保存地区である出石の街を観光しよう!
まずはどこを起点に散策しようか?良い場所があるのです。そこはお土産が買えて、皿そばが食べられて、カフェもあって、陶芸見学や体験もできて、史料館もある。なにより無料駐車場として利用していいという太っ腹施設なのです!
いずし堂 本店
2020年にリニューアルしたばかりで綺麗な建物が並ぶいずし堂本店。元々はドライブインだったそうで駐車場も広く用意されています。
城下町から徒歩5分と少しだけ外れた場所にある「いずし堂」ですが、なんと駐車場に車を置いたまま散策OKと公認しているのです。公式サイトにも「観光の拠点にご利用ください」と記載されています。
城下町エリアではほぼ有料駐車場ですが、いずし堂なら買い物の有無を問わず駐車無料。ね、太っ腹でしょう?買い物も食事も体験もできるので拠点としてピッタリ!
駐車無料とは言え、何か良い物があれば購入してお店とwin-winになりたいのが人の情ってやつですよね。というわけで、まずは城下町へ向かう前にいずし堂の中をチェック!
お土産処
お菓子、ご飯のお供、地酒など、出石の特産品が豊富に揃うショップ。城下町散策の最後にここでまとめてお土産買うのにも十分なほど色々揃っています。店内のそば処で提供している自家製の生そばもここで購入することができます。
出石の皿そばに欠かせない出石焼きは隣接の製陶所で作られたもの。
そば処
90席もある広々そば処では出石皿そばをはじめ、但馬牛などもいただけちゃいます。
甘味処
お、そば蒸し饅頭が蒸したてで美味しそう。
そば茶ソフトも中々良さげで惹かれるところ。そば茶プリンもあるかー。いや、ソフトとプリンが合体した…そば茶プリンパフェ?しかもソフト350円+プリン300円なのにプリンパフェは450円。これはパフェに誘導されてしまうぅ~。
そば茶プリンパフェ
カッププリンそのままにソフトを盛ったなんともシンプルな融合。添えられているのは黒蜜・そばの実あられ・そばぼうろです。
ソフトのベースはバニラではなくミルク、そこに蕎麦の香りがしっかりきいています。口溶けはなめらかでソフトクリームとしてレベルが高い、これは美味しい!そこにそばの実あられがポリポリっと香ばしくて良いアクセント。
そばぼうろは軽くて美味しいけれど思ったよりも蕎麦の香りがしない。そば茶プリンも味は悪くないけれどそば感が…あまりしないのですよねぇ。ソフトとプリンを一緒に食べるとソフトが圧勝するほどです。
結論として、そば茶ソフトだけでも良い。けれど+100円でプリンも食べられるのならばパフェにするのもあり。そば茶ソフトは自分的リピートあり認定!
いずし堂 本店 | |
住所 |
兵庫県豊岡市出石町小人135-1 |
営業時間 |
10:00~16:00 |
定休日 |
年中無休 |
駐車場 |
無料 |
公式URL | http://www.asita.co.jp/izushi |
城下町観光へ
それではいずし堂に車を置かせて頂いたまま、駐車場脇の遊歩道から歩いて城下町散策へ出発!
道なりに3分で市営の有料駐車場(1回400円)、そこから2分ほどで出石城とあっという間に到着。この日は11月23日の祝日でお城に近い駐車場は満車で駐車待ちの車が混雑。これなら少し歩くほうを選んで正解だったと確信。
出石城
出石が城下町と発展したのは出石城があったからこそ。ですが現在残るのは石垣と本丸跡に復元された2つの隅櫓のみ。入口から階段までがクライマックスで、お城観光としては物足りないというのが正直なところ。
しかしここの紅葉は色とりどりで美しく映える!晩秋は必見です。
さらにお城の最上部へと向かう鳥居の階段もフォトスポット。
最上部にあるのは有子山稲荷神社。お狐様に鳥居と小さな社殿があるだけ。
ここからは出石の城下町を一望~、良きかな良きかな。
街なか散策
出石の城下町は想像以上にコンパクト。メインエリアを歩いて回るだけなら30分もかからないかもしれません。それでもいずし観光センターではEVカーが1台30分1650円~でレンタルできる!足腰の弱い方向けなのでしょうかね?
辰鼓楼
本体は木造4層で高さ13メートル・その下の石垣は5メートルの出石のシンボルである時計台です。造られたのは明治時代初期なのでお城とは関係がないのですって。
信州おやき
なぜこんなところで信州おやき!?それは出石の蕎麦にも関係しているのですが、その説明は後ほど登場します。
豊岡かばん
豊岡かばんの歴史はこの柳行李から始まった!これは思わず欲しくなるかっこよさ。
豊岡市立美術館
小さな美術館でクラフトスペースなどもあるそうです。
家老屋敷
江戸後期の上級武士(家老級)の居宅で現在は大名行列の諸道具などを展示しているお屋敷。一見すると平屋建ですが、実は内部には隠し階段が仕組まれている2階建なのです。
近又では大人20皿、子供15皿以上食べると「皿そばの証」が授与されるそうです。一人前5皿で830円・追加の一人前は600円なので、20皿を食すには2630円を要する計算になりますね。
ここに出石皿そばの由来が記されています。信州上田から国替えで藩主となった仙石氏が信州式の蕎麦を広めたのが始まり。なるほどだから信州おやきもあったのか、と納得。
これらの蕎麦屋は全て辰鼓楼から半径150m以内にあるお店、しかもこれで全部ではありません。城下町というより蕎麦屋町を散策しているかもしれないと錯覚しそうなほど相当な密度です。
散策時間は約1時間半
いずし堂を出発してから、お店を見つつ城下町エリアをぐるり散策し、再びいずし堂へ戻って来るまでの所要時間は食事抜きで約1時間半。出石の城下町は本当にコンパクトな観光地でした。
となれば、なおのこと城下町の駐車場に並ぶよりいずし堂を利用するのが便利。その際はそば茶ソフトを是非ご賞味あれ!
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