琵琶湖展望の八幡山城跡は恋人の聖地で縁結びのパワースポット？【滋賀観光スポット】

近江八幡市の八幡掘エリアは「滋賀県の観光はここへ行くべしスポット」の１つ。水郷、日牟禮八幡宮、クラブハリエ、たねや、などが集まるその観光エリアに佇む標高283ｍの八幡山（城跡）が何やら縁が結ばれる聖地だという話なのですよ。

山上から琵琶湖や近江八幡の街並みが見渡せるということならば、ちょっと登って景色を確認しに行きますか！あくまでついでにですが、結んでおきますか。

八幡山に上る

登山道

日牟禮八幡宮の裏手を登っていく八幡山縦走コースはその名の通り八幡山の尾根を進んで行くほぼ直進コース。登山とは言え遠足や中学生の部活で登る程度のハイキングコースで、所要時間は30分となっていますが下りは20分ほどで降りられました。

八幡山ロープウェイ

歩かずともロープウェイなら山上まで片道5分。15分間隔で運行しており、料金はおとな往復で890円。

ロープウェイ全般に言える利点は楽なだけではなく、途中の景色がよく見えると言う点。真下には登山コースが見えます。

登山道？ロープウェイか？

標高283ｍとはいえ麓から山頂までの比高は100ｍほど、危険も少なく迷うような道でもないので徒歩で登るのも全然ありです。待ち時間も含めると所要時間はそこまで大きく変わりませんし、真夏以外はわざわざロープウェイに乗らなくても良いかも知れません。

八幡山城跡

八幡山上部は元々城があった場所で1周約30分の散策コースです。現在は石垣の一部とお堂など残っています。そして恋人のアレも…。

ロープウェイ乗り場から少し登ったところで分岐点です。ぐるっと一周するコースなのでどちらから行っても大丈夫、今回は時計回りに西の丸へ。

西の丸

八幡山で一番展望のいい場所が西の丸で、琵琶湖も比叡山も見渡せーる。

八幡山各所で石垣を見ることができます。しかしかなり自然に飲み込まれているために城だったという感じはあまり受けません。

北の丸

城跡の北側に突き出た部分ですが見晴らせるのは主に東側です。西の湖とその奥にあるのが安土桃山城ですが、あちらも城跡なのでほぼ目視はできません。

散策コースは整備はされているものの一部未舗装で傾斜もあり、歩きにくい靴は避けたほうが無難です。

瑞龍寺

山頂となるのが瑞龍寺で参拝は無料。

ここから見える景色は南側。これでほぼ一周ぐるっと見渡せましたがかなりの田畑率。さすが江州米の産地！

本堂は建物としては特筆すべきことがありません。

しかし、本堂前の地面にあるこれはなんだろう・・・？

縁結びのパワースポット！？

ハートの上にカップルで立って祈願ときましたか。

やってみた（男二人）

あくまで友情を結んでもらっただけですし！

えんむすび瓦もあります。流石にこれをやったら友情とは言えないな…。

モテみくじ

これは否が応でも気になってしまうではありませんか！見てください、モテない者達の悲痛な心の叫びを！

僕には聞こえます、同士達の藁にもすがる願い声が。おみくじなので100円か200円くらいでしょう？それでモテるヒントが貰えるならば安いもんではありませんか。

今こそモテ男への第一歩を踏み出す時！

モテさえすれば縁は自然と結ばれるはずだ！

モテみくじをください！

300円だった…。思ったより高いけれど、もう後には退けない。ここで退いたらモテることを知らないまま人生を終えることになってしまいます。一縷の望みを託し、300円よ行ってらっしゃい！

300円と引き換えにやってきたのは巻物型のおみくじ。芯となる赤いロープを引き抜いておみくじを開いていきます。えぇ、赤いロープ以外は特に特別なことはありませんよ？

神よ、俺を祝福しろっ！

激モテキターーーー！！

しかしその中身を読んでみると・・・

貴方を武将に例えると → サイトウドウサン

まるでモテと関係ない！

おすすめのモテる髪型 → エアリー感 

そんな髪があれば苦労しない！

持っているとモテる物 → マイ箸

環境問題に関心が高いのねセクシー、とはならない！

モテる趣味→サウナ

確かにあっち系にモテそう！

この導きでは救われない！

と思ったけれど待てよ！？これは本当にモテる男になるにはおみくじなどに頼ってはいけないという暗示なのかもしれない。そう自分に言い聞かせられる心の余裕がモテには必要なのかもしれない。

恋人の聖地

縁結びのパワースポットなのに恋人の聖地はないんだなーと思っていたら少し下ったところにある展望館にありました…。さすがぬかりない。

そしてここにはどこかで見たことがあるようなLOVEモニュメントも。

背景の木々が邪魔であまりいい感じに仕上がっていないというのはご愛嬌。これを設置するならば西の丸の展望台にしたほうがよかったのでは？

以上、聖地の八幡山からお伝えいたしました。ちなみに八幡堀エリアの超絶オススメグルメは「たねやのつぶら餅」ですので是非一度ご賞味を！