回転寿司ではありますが、あまりお寿司が回っていないので実質オーダー制の寿司屋さんです。しかし価格は回転寿司価格!それでいてネタが新鮮で大きい!
生放送でオススメとして紹介したところ、詳細が知りたいという要望を頂いたので取り急ぎブログにしました。自宅から少し離れているのでまだ2回しか利用したことがありませんが、現時点で北海道の回転寿司の中ではトップクラスにオススメのお店です。
余市番屋
お店があるのは札幌市中心部から車で70分~90分ほどの余市町。店舗は少し小さめなので見逃しがちですが、ローソンの隣りを目安にしてください。国道5号線に面しているので迷うことはないかと思います。
豊富なメニューで地物も多い
小樽・余市エリアの地物、北海道各地からのネタなどなど。これらは2019年7月上旬のメニュー、ほっけの握りもあるじゃなーい!
汁物もいろいろ
まずは汁物をずずっと。えび頭から出汁たっぷりの味噌汁は130円。その他にも「トキシラズの三平汁」など北海道っぽい汁物も時期替わりで頂けます。
余市産の朝獲れ生南蛮えび240円
こんな甘えび(南蛮えび)はなかなかお目にかかれない!回転寿司で食べた甘海老の中で圧倒的1位です、いや今まで食べた中でも1位かも?輝きと色が普通の甘えびとは全然違う!
身が半透明、濁りが少なく下の皿の色が透けて見える圧倒的鮮度です。食べてみると食感も全然違うプリップリ、えびを噛んだときのドロっとした感じもありません。
小樽産の春ホッケ240円
道民でもなかなか食べる機会の少ない生ホッケの握りです。ホッケは寄生虫の関係でなかなか生食を取り扱う店がありません。スーパーの刺し身でホッケがあるところはほぼ無く、居酒屋や寿司屋でたまーに見かけるくらい。ホッケ刺しの味は絶品なのであったら迷わず食べるべし!
えりも産の桜鱒240円
これまた回転寿司ではあまり食べられない桜鱒。程よい脂のりで身の旨味が濃い。普通は桜鱒といえばお高いものですが、なんと1皿240円というお値打ち。
道東産の生真いわし240円
おそらく釧路~根室産だと思われる道東産の真いわしはツヤツヤピカピカの脂のり。青魚の嫌な臭みがないので生姜無しでも全然OK、柔らかくとろける旨さ!
活ほっき貝290円
活だけあって艶のある身がピーンとしています。ふわっと柔らかいのにコリっとした食感もあってやはり活は違う!産地は確か苫小牧~道東だったと思います。
地物4貫盛り
余市・小樽産で構成された期間限定の4貫盛り「生南蛮えび、春ホッケ、活つぶ、黒がれい」、色々食べたい観光客にはもってこいのお得セットが490円。
地物以外でも静岡のカツオや瀬戸内のしらすなども美味しいです。ただ抜群とまでは言えず…やはり地物メニューのほうが鮮度抜群でオススメです!この活つぶもコリッコリでしたよ。
いももち130円はオススメ
「いももち」とは北海道の郷土料理、というかおやつで「いもだんご」とも言います。作り方は、じゃがいもを潰してデンプンと混ぜ合わせてこねたものを揚げるか焼く、そこに砂糖醤油というのが一般的です。どうぞ揚げたてを召し上がれ!
って、砂糖がそのままかかっている!?北海道の回転寿司には「いももち」があるお店が多いのですが、このパターンは初めてです。自分で醤油をかけてから海苔で巻いてアツアツをパクリ。
これが寿司にも負けず美味しい!食感、香り、今まで食べた「いももち」の中でトップクラス、いや1位かもってくらいに気に入りました。これはまたリピートすること決定!
豆知識
本州では活つぶ、活ほたてなどの「活」を「いき」と読むかと思います。しかし北海道では「かつ」と読むのが一般的なのです。
僕はそれを知らずに静岡で「活アジ」を「かつあじ」と注文して『いきアジですか?』と聞き直されてちょっと恥ずかしかったというアオハル話で今回は〆。
余市番屋 | |
住所 |
余市町大川町4丁目71-1 |
営業時間 |
11:00~21:00 |
定休日 |
年中無休 |
駐車場 |
あり |
公式URL | https://yoichibanya.jimdofree.com |
コメントをお書きください